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目をつぶす穴(2024年2月23日の日記)

・雑貨屋のような場所にいる。奥の会議室兼倉庫のような場所に通されて、壁の前に立たされる。そこには鍵穴くらいの小さな穴が空いていて、金属の棒を渡される。穴に棒を入れるように言われて差し込むと、ぐにゅりとした生っぽい嫌な感触がある。隣の部屋から叫び声がして、すぐそばのドアから除けば、まったく同じ容姿をした少女が10人ほど並んで座っていた。そのうちのひとりが片目をおさえてうずくまっている。

・そばに男が立っていた。わたしはこの男をよく知っている。「彼女たちは知りすぎてしまったので罰を与えます」よくある台詞だなと思う。何らかの仕事をさせていたが、期間が長くなり色々なことを知ってしまったので、殺しはしないが痛めつけるのだそうだ。わたしが棒を入れた穴はどういうわけか少女たちの片目と繋がっていて、棒を差し込むと潰すことができる。「あと9回やってください」と言われる。5人までは何とかできたが、わたし自身が強い胃の痛みを感じて床に這いつくばる。咳き込むと、口から紫色の液体が零れ落ちた。


・目を10回つぶす、というのは完全に寝る前に読んでいた「マッシュル」の影響だろう。主人公のマッシュ・バーンデッドが魔法の世界を筋肉だけで攻略していく漫画だが、序盤で友人を10回殴られたマッシュが相手を10回殴ろうとし「10回耐えるんでしょ?格の違い見てみたいな、あと8回、残ってるし」と言うシーンがあった。より陰湿さを伴って夢に現れてしまったな。

・よくオタクの間では、好きな漫画のキャラクターが夢に出てくる、ということがあるらしい。わたしはそういうことが一切無いので羨ましいなと思う。何か楽しそうじゃないですか。


もう何も信じられない

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