スーパー毛繕いタイム(2022年10月17日の日記)
・昼休みに散歩をしていた。
・こんにちは。
・前を歩いてくれる。
・車の下に戻って行ったので立ち去ろうとしたら、鈴がチリリリリリリリリと高速で鳴る音がした。
・お前かい。首輪もしているし毛並みも悪くないので飼い猫かな。
・ついてきているな。
・しっぽを足に絡めてくる。人間のナンパに慣れすぎている危険なネコチャンだ。
・近くの家に入って行ったので、帰ったのかなと思いつつ公園でおにぎりを食べていた。
・鳩が左右に蛇行しながら近づいてくる。鳩って鳥の中でも一層何を考えているのかわからない顔をしているな。
・食べ終わってぼんやりしていたら、また鈴が高速で鳴る音がする。チリリリリリリリリ。
・見つかった。
・自分はそっぽを向きつつも、しっぽでわたしの足をたしんたしんと叩いたり、絡めてきたりする。何の意志なんだ。
・鳴きながら先導をしてくれる。
・毛繕いを始めて5分が経った。
・もういいのかなと思いベンチに座ってスマホを見ていたら、背中にふわりとした感触がある。
・来たんかい。
・すごいな。この懐っこさで近所の人間は全員骨抜きなんじゃないか?背中に体を擦り付けながら行ったり来たりを繰り返される。前の職場にも近所に人懐っこいネコチャンがいて、会うたびに体を足にこすりつけてきていた。同僚に「ノミを付けられてるんじゃないか」と言われたけど、そうなの?実際どうなの?今わたし背中にノミを付けられてる?
・くつろぎ始めた。しっぽを尻にくっ付けられている。
・おうちに帰らないんですか?
・しばらく1人と1匹でぼんやりしていたが、昼休みが終わりそうだったのでお別れした。最後はスーパー毛繕いタイムに突入していて見向きもされなかった。
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