見出し画像

幻覚論法拳の使い手(2021年8月18日の日記)

・ずっと雨続きだったけど昼過ぎからゴバアッと空が割れて急に気温が上がってた。急に上げるのはやめよ~。ほどほどにして。

・というか今書き始めてから猛烈に眠くなってきてしまっている。横になりたい。う~~~。前に横になって書いたこともあったけど、タイピングの速度も思考も鈍るし肩やら何やらに負荷がかかるだけで特に良くはなかったので、その後は採用していない。ギャッと書いて早く横になろう。


・昨日も書いた取り壊し中の結婚式場を今日も見に行った。行った時は工事は止まっていて人もいなかった。何枚か外観の写真を撮ってすぐその場を去ったが、やはり趣があるな。何でもないビルとか病院とかよりも、人間の「幸」とか「陽」の気が大量に集まる場所であったせいか、現在の取り壊されている状態が相対的に深みを生み出している…気がする。庭先の凝った装飾であるとか、きれいな窓枠とかが壊され割れて、足元にきれいに敷かれていたはずのタイルがあちこちに散乱している。手間をかけられた物が重機の圧倒的な力でバッキバキに壊されていく様が好きなのかもしれない。うん。

・思い返すとわたしは重機が物を壊すところが好きだな。それはこういう特別なものでなくても、普通の民家でもそうだ。屋根を砕き壁を割り柱を折り、今まで意味を持っていたものがあっという間に瓦礫になっていくのがよい。災害で壊れるのとは全然違う。まだ意味や役目があったはずのものが無差別に壊されていくのは悲しい。明確に「役目を終えたもの」であれば、それを壊すことはその意味や役目を葬る儀式でもあるはずだ。

・たまに家が取り壊されているところに遭遇するが、大体車なのでよく見ることが出来ない。わざわざどこかへ車を停めて見に行くのも野次馬めいている気がして嫌だし、実際野次馬なんだけど、民家でやってる葬式の前をたまたま通りかかって「葬式かあ」と思って様子を少し見るのと「あそこ葬式やってるじゃん!」と見に行くのは全然違う感じするじゃん!同じ?


・ファミチキ40%増量というイカレポンチキャンペーンの恩恵に預かりたかったのに、寄った店舗では販売予定数が終了していた。

画像1

・悲しみの普通サイズ。うまいけどね。

・ファミチキを初めて食べたのは大学生の時で、うまさにかなり驚いたな。「これ…これが200円以下で…!?」とびびり散らかした。

・「肉じゃないものでかさ増ししているんだ!」みたいな幻覚論法拳の使い手かと思ったら全然違ったし衝撃の事実。ファミチキすごいな。


・前に日記で感想を書いた「老人と海」に続いてカフカの「変身」を読んでいるのだが、虫になった主人公を見て家族と上司が発狂したところまで読んだ。要はかなり冒頭しか読んでいない。

・いや何で上司いるんだよ。虫になっちゃったことよりも、朝出勤しない主人公の家に速攻で上司が突撃してきていることの方が恐ろしかった。無断欠勤5日目とかで来るならまだ…まだ、わかる。だがおそらくまだ1日目の昼前なのだ。怖すぎる。そんな速度で上司が家凸してくる職場やめてしまえよ。

・せっかくムカデっぽくなったんだから上司に巻き付いて泡ふかしてやろうぜ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?