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尊厳を失う予習(2023年1月19日の日記)

・健康診断だった。

・10時からだと思ってたら9時半だった。問診票を忘れないように一式車に積んだままにしてたら開始時間を忘れて、車に見にいけばよかったのに確か10時だったなとそのまま寝てしまった。朝に知人から「前に9時って言ってなかった?」と言われて怖くなり車に見に行ったら「開始時間:9時半(20分前にお越しください)」。現在時刻は8時55分。完全に寝起きだったので絶望しながら10分で支度をして家を出た。急いでる時って必ず忘れ物するし、前を走ってる車は遅いし、信号には全部引っかかるし、駐車場は満車なんだよな。「急いでいる」という条件をつけた途端、芋蔓式にさまざまな邪魔が入る。別にハードモードを要求したわけじゃないんだけど。

・駐車場が満車だったのがかなりロスになってしまい、9時半ぴったりに滑り込んだ。離れた駐車場から全力疾走してぜえぜえしながら受付に行ったのに、受付の人はいたって普通だった。特に「遅いですよ」と怒ったり「急いで準備してください」と言うことも無い。普通に問診票を出して案内された。案外そこまでシビアな時間設定では無かったみたいだ。とはいえわたしみたいな人間は一定数いるだろうから、余裕を持った時間を提示しているのかも。ここで「どうせ本当の締め切り時間はまだ先なんだろ」と高を括ると、ばっちり時間厳守のものに遅刻してどうにもならなくなる。

・午前中はオプションで付けていた健診だったので、普段受けている健康診断は午後からだった。それもあり検尿は午後だろうと思ってたら一番最初に要求されてびっくりした。午前の検診は検尿後でないと受けられないらしい。家で出したばかりだったので、ひたすら水を飲み続けた。生理現象を誘発するために行動するのは変な感じだ。

・その後オプションの健診へ行ったんだけど、何されるのか調べておけばよかったな。何も知らずに行ったので「何何何何何何何!?!?!!?尊厳〜〜〜〜〜!!!!!!!」となった。尊厳。

・あんなに慌てて来たのに10時半には開放されてしまった。午後の通常健診は13時からなのでだいぶ時間があるが、採血が終わるまでは何も食べられないのでどうしようもない。一回家に帰った。

・通常の健診にいたっては書くことが何も無かったのでそのまま車検に来た!!!!!ユーザー車検!!!!!

・まず書類の出し方が全然わからずてんやわんやしたけど、センターの人はわたしのような何にもわからない人間に慣れているようで、丁寧に説明してもらい書類は提出できた。

アトラクションみたいだな

・1コースに行くと補助員が付きますよと言われたので、イキらず従うことにした。従っておいてよかった。

・このコースの最後にプレス機が待ち構えていても驚かないかもしれない。きちんと法定基準に達していることを確認したあと容赦無くプレスする。そういう破壊もいいんじゃないでしょうかね。

・検査員の人が来て「◯◯ライトつけてください」など指示をしてくれて検査するんだけど、言われていることの半分もわからなくて震えた。知らんライトの存在があったよ。

・後半の機械を使った検査は補助員の人なしでは乗り切れる自信ないな……みんな普通にやってたけど、わたしは補助員の人がいてもわたついて混乱していたし、リフトに乗せられて上昇した時が精神的盛り上がりのピークだった。エンジンは切ってるけど、「アクセル踏んだら落ちる」感が強くて怖かった。

・あと壁に「暴力や恫喝で検査に通ろうとする人がいます」という貼り紙が貼ってあった。ぼ、暴力や恫喝で……!?幸いわたしが検査レーン内にいる時はそういう人はいなかったみたいだけど、貼り紙の文章の感じだとかなり頻発しているようだ。怖いな。暴力に訴えて解決しようとする人が集まりやすい場所にいるとわかった時の独特の緊張感てあるよね。

・かなり色々あったものの再検査にはならず、無事に「向こう2年間今の車で走っていいよ証」がもらえた。有休使って再検査にならなくてよかった。

・ちょうど仕事が休みの知人がいたから拉致して一緒にきてもらったのに、検査レーンで「同乗者の方は降りてください」って言われて見学者エリアに追放したのは本当にちょっと申し訳なかったな。そっちはそっちで工場見学の説明文みたいなものがあって読んでいたらしい。

・正直めんどくせ〜や!って思ったけど、これで数万浮いてると思うと数万……数万浮くならばやむなし……と思うな。次行く時はもうちょっと予習をする必要がある。一応YouTubeで過程は見ていたんだけど、場所によってシステムに若干の違いはあるみたいだ。

寿司うめ

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