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軟骨に穴を開けられるのは耳だけ(2022年11月24日の日記)

・今日はとっても頭が不明瞭だったなあ。

生産者に合ったピント

・やはり生産者は神だから、自然とピントもそちらへ行くな。生臭かったらいやだなと思ったけどうまかった。わたしこういう風味で付いてるエビとカニの味って分けられるんだろうか。このソースも「エビでーす!」って言われたら「ふーん」と思いながら食べそう。

・大学で「エビカニクス」という幼児向けの歌を歌って踊る授業があって、普段そこまで活動的な動きをしない教授が全力で「エビ!カニ!エビ!カニ!エビカニ〜クスで踊っちゃお!」と歌いながら踊り狂っていた様をよく思い出す。人間の振れ幅って普段見えてないところにも無限に続いているんだ。ゼミが違ったからそこまで関わらなかったけど、大学附属小学校の校門の前で朝早くから立って挨拶している姿を卒業してからも目にしていた。

・耳に穴が増えました。

・数年前に両耳たぶにひとつ開けてから、何となく増やそうかな〜と思いつつも「何個も付けるの絶対に面倒だしピアスをなくすリスクも倍だろ」と考え直す日々だった。でもやっぱりね、一度は複数個開いている状態も経験しておきたい。これは穴を増やすごとに受け取れるタイプのやり込み型トロフィーがあるはずだ。それはそれとして、もういい大人だし社会人だからそれほどばちばちにピアスをつけるのも痛々しい感じになりそうだった。

・片耳にだけ軟骨に開けよう。

・軟骨に穴を開けられるのって耳だけだからな。でもやっぱり骨だから痛いらしい。痛いのは嫌だなあ。

・ものすごく気分が落ち込んでどうしようもなく自暴自棄になっちゃう日、みたいなのが月に一度くらいはあるから、その時なら何かもうどうでもよくなって勢いで開けられるんじゃないか?と思った。でも自分で判断がうまく出来ないってわかってる時に穴開けるのってただの自傷行為だな、もっと健全なメンタルの時にすべきなどという思考を数日続けていた。

・今日はすごい自暴自棄の波がきていて、この勢いなら全然開けられらあな!!!!!!と思ったけど前述のとおり、それはただの自傷行為なのでやめようとごはんを食べた。

・ごはん食べたら元気になったけど、まだ開けられそうな気がしてる!じゃあ今だな!!!!とドンキホーテに行った。適当な軟骨用ピアスを買って帰る。

・しかしよくよく見たら軟骨用とは書いてあるけど、一般的に軟骨を開ける時に推奨される太さに全然足りない。よく見ないで買うからこういうことになる。まあいいかなと思ったけど、仮にも骨に穴を開けるんだからちゃんとするか、ともう一度ドンキに行く。夜中で客は少なかったので短時間のうちにふたつもピアッサーを買いに来た客になってしまった。

・軟骨って貫通する時サコンッていうんだ。

・覚悟とは裏腹にあまりにも軽妙な音が頭蓋に響いて笑った。思ったより全然痛くなかったけど、それよりもピアッサーを狙った位置に持っていくのが鬼のように難しかった。ちょっと斜めに開いてしまったかもしれない。

・間違えて買った方は返品しようかなと思ったけど、だんだんと耳に痛みを感じ始めたので、このままもう一つ開ければ痛みが相殺されるのでは?と思いつき、こちらは耳たぶに使用した。針が細かったせいか、すでに耳が痛かったせいかわからないけど何も感じなかった。バチンという音がうるさい。

・買い間違えたせいで開ける穴が倍になったけど、軟骨に穴を開ける経験を達成できた。こんな感じなのか。

・この経験重視の生き方、なかなか危ないのかもしれないな。石垣島に旅行行った時も言われるまま滝壺に飛んだりしたし。特に後悔は無いけど、これが原因で死ぬことはありそう。

・だんだん痛くなってきた!骨だもんな!そりゃそう!

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