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声のドッペルゲンガー(2022年6月28日の日記)

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・出勤しながら食べるアイスは最高だぜ!!!


・公民館のようなところでイベントをやっている。中に入るとスタッフブースに招かれ、目の前に照明の操作卓を置かれて「お願いします」と言われる。操作しながらどのボタンで何の照明が付くのか確認していると、右隣にいた男性に「このお仕事長いんですか?」と聞かれたので「5年くらいですかね〜」と答える。左隣の男性が「自分の後輩なんですよ」と言うので、えっと思い顔を上げると、前の職場の先輩がいてかなり驚く。

・向こうを見ると少し離れたところに前の職場の他の先輩が2〜3人で手を振っている。さっきまで左にいた先輩もなぜか向こうにいる。何か小馬鹿にしたような表情をしていたので、一度親指を上に立てたあと勢いよく下に向けた。先輩たちが笑っているが、わたしも笑っている。

・という夢を見たんだ。

・寝る直前に知人と前の職場の話をしていたら見事に夢に出てしまった。しかし夢の中でくらい仲良くしてもいいものだけど、思い切り親指を下に突き立てていたな。ぶっとばすぞ!と叫んでもいた。


・最近何かで「テレビチャンピオン」という言葉を聞いて懐かし〜〜〜〜と思ったのだけど、テレビチャンピオン自体のことについて何にも思い出せなくて慄いてしまった。本当に何にも思い出せない。あれから調べてもいないので解決していない謎が目の前に横たわっている。なぜか調べるのも怖くて。

・漫画や映画でよくある「名前は知っているはずなのに、それ以外はわからず記憶に空洞が空いたような」という感じがまさにふさわしい。

「くそ、わたしは絶対にテレビチャンピオンのことを知っているはずだ……!!!なのに何で何も思い出せないんだ……!!!!!」


・特定の声優の声真似をして動画配信を行っている人々がいることを知った。

・一瞬中高生のころネット掲示板で見た「なりきりチャット」を思い出して五臓六腑が蠢くのを感じたが、Twitterでかなり評判が良かったのでおそるおそる見てみた。

・すごい似ている。

・すごい似ている。こんなに声帯が似通うことってあるのか。本人かと思って名前を二度見してしまった。すごいな。

・ここまで似ていると、いつか本家の声優さんが仕事を続けられなくなったら、2世として登用されるのではないか?そうして人知れず声の似ている人が影武者のように成り代われば、声優は永遠に生き続けることができる。

・ドラえもんやサザエさんのような長寿番組は、いずれ声優の交代が必要になり、実際に行われている。ここで「違う声の声優」を採用するのではなく「同じ声の他人」を採用すれば……。ルパン三世のような例は珍しいとばかり思っていたが、どうやらそうでもないらしい。

・声優本人からすれば声のドッペルゲンガーのような存在だ。ドッペルゲンガーは出会えば死んでしまうと言うが、わたしは自分よりもいい環境で生きているもうひとりの自分がいたら、成り代わりたいと思ってしまうのでは?嫉妬から相手を抹殺してしまう=出会えば死ぬ、ということなのではないか?と思っている。

・声優にとって声は何よりも大切なアイデンティティだ。所詮自分の真似をしているだけの他人など相手にもならないのかもしれないが、少なくとも誰よりも自身に成り代われる可能性を持って肉薄していることは確かだ。

・人知れず好きな声優が別人に代わっていた時、わたしたちは気付けるのだろうか。

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・仕事終わりに食べるアイスは最高だぜ!!!

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