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さくらの幻影2024(2024年2月18日の日記)

・今日は午前中に髪を切って近くのスタバで桜のやつを飲む優雅な滑り出し。

・フラペチーノを飲もうとしたら餅が入ってたのでやめた。餅はあまり好きではない。咀嚼しても細かくならないので飲みこむタイミングがわからないのだ。飲み物に入っている程度ならすでに細かくなっていると思うから、わたしが餅に感じる嫌な感じは無いかもしれないけど、それを差し引いても餅にそこまで魅力を感じない。見た目は3色だんごみたいでかわいかったな。

・あたたかい方の桜は普通のラテでおいしかった。ただ上に乗っていたパリパリの桜の欠片で開幕むせた。

・年々桜味が好きになっている。前は「概念を食わされている」と思っていた。日記にも書いた気がする。今でもそう思っているけど、概念を食えるなんて逆に貴重だ。色んな人が考えた「桜味」は一生懸命桜の外周をなぞっている。おそらくこの味たちが桜の本質となることは無いけど、たくさんの人がよりおいしくて桜感のある味を求めて頑張ってるんだな~と感じられる。

・この日に書いていた。

・「さくら味」についてもよくわかっていないな。知人数名に聞いてみたら、結構この「さくら味」への好き嫌いの印象は割れていた。わたしはスターバックスでさくら味の飲み物が出れば買うし、コンビニで見ればシーズン中一度は飲んで「これがさくらか~」と思う。思いながらも、「本当か?」と疑ってはいる。さくらって普段食べたりしないからな。塩漬けになったりもするけど、食べる機会としてはかなり限定的だ。そのへんで咲いている桜をもいで食べたらこの味がするのかと言えば多分違うと思う。風味程度はするんだろうかな。実際の桜の味をベースにしながらも「こうだったらいいのにな」という幻想を多分に含んだ味な気がしている。桜の花びらは我々の期待と幻想の膜に覆われていて、我々は桜の幻影をなぞっている。

さくらの幻影(2023年3月12日の日記)|職場を爆破するbot (note.com)

・桜の花びらを集めて洗って煮出したら、自分で作れたりするだろうか。今年やってみようかな。


・演奏会が近いのでプログラムノートを書いた。プログラムに載せる曲の説明文だ。大体楽譜の出版サイトに書いてある説明やwikiに書いてあることをパッチワークし、ちょっとだけ自分の言葉を混ぜるのだが、いかんせん何曲もあるので、特に何も考えないで書いていると「この曲は~~~お聴きください」のテンプレートで埋まっている時があってあわててばらけさす。ずっと同じだと気持ち悪いからな。


・髪を切る時はもう何年も「前回も同じで」と繰り返している。前回はちょっとだけ髪の色を明るくしていた。思った以上に色が抜けたけど、今回も同じでいいかなと思って「前回と同じで」と言ったけど、これは前々回の色じゃないか?結構暗い色だ。抜けちゃったから忘れてるだけで前回も最初はこうだったっけ?よくわからなかったしこれ以上美容室で時間を取るのも嫌だったのでそのまま帰った。まあ別にどちらの色でもよかったのだ。会社やめてまたインナーカラーを金髪にしたいなあ。


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