ピアノとベッドの反復横跳び(2024年5月29日の日記)
・部屋に埃が溜まっていくが、溜まっていくなあと思うのみ。
・先日何となくでチケット交換したペーパーマリオ、ほどほどに脳死の状態でプレイできるからちょうどいい。考えることが多いゲームが今は出来ずロイヤルマッチで知らん王様の居住地をどんどん豪華にすることばかりやっているが、そろそろこのゲームに費やしている時間を考えては自己嫌悪していたのでちょうどよかった。ゲームをしているという点では何も変わらないんだけどね。
・今週末に連続でピアノを弾く本番があって、ピアノとベッドを往復しながら数少ない活動時間を何とか引き延ばしに延ばして練習をしている。一応休み休み練習は出来るものの、しばらくやっていると動悸がしてきてしまうので、果たしてこれが本番でどうなるのかまるでわからない。元気な時でさえそれなりに緊張して動悸がするのに、今の病気の状態で挑んでどうなるのだろう。案外普通にこなせたならそれでいいが、完全に何が起こるかわからないブラックボックスなのが怖い。予行練習が出来ない。本番のその瞬間はその時のみであり、完全な再現は不可能なのだ。取り返しのつかない本番のスポットライトを浴びた瞬間に全部の答えがわかる。つくづく何でこんな向いていないことをしているんだろうな。メンタル弱者には生きにくすぎる業界である。でももう走り出しているから止まることはできないのだ。
・本番の時間を逆算して抗不安薬を飲むべきなんだろうけど、この薬には精神安定の他に筋弛緩剤も含まれているので、その効果が張り切りすぎてしまうと弾けなくなりそうで怖い。あと精神安定とはいえ頭がぼんやりすることになるので、判断力が低下するのだ。ほとんど酒を飲んだ時と同じような条件できちんと責務を全うできるのか?わたし一人だけが損をするならいいが、人の本番なので迷惑をかける可能性を含めながら実験をするのは気が引けるが、この件に関してはもう本番を迎えてみないとわからないので何とも言えない。今はただただ体力と気力のある限りピアノとベッドを往復する。
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