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納税をいただき、ありがとうございます。(2021年6月29日の日記)


・久しぶりにポストを開けたところ、これが来ていたよ。

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・まだ払っていないのに「納税をいただき、ありがとうございます。」と書いてある前のめりの姿勢、嫌いではない。ただ「払ったんだっけ?」と思ってしまい紛らわしい。

・コンビニのトイレに書いてある「いつもきれいに使っていただき、ありがとうございます。」に近いニュアンスだ。以前あの表記に強迫めいたものを感じる、という投稿を見て、そんな風に感じる人もいるのかと驚いた。しかしこれが「納税」の封筒に書いてあると、なるほどそんな気もしてくる。まあ税金は払わねばいけないものと社会が決めているので、強迫も何もないのだが。


・まあしかし話はこれだけでは終わらない。

・これもポストに入っていたからだ。

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・出ました。

・つまりわたしはポストを長期間放置する悪癖により、またしてもこういうやらかしを生み出したのだ。知らないうちに納税の通知が来ており、知らないうちに延滞していた。はがきの圧着されているところをビャーと剥がすやつの勢いをつけすぎてしまい、真ん中の「切らないでください」と書いてあるところを半分くらい切ってしまった。ごめんなさい。切ってしまいました。

・また、この督促状も18日に発布されているようなので、投函されてから一週間以上はゆうに過ぎ去っている。まだこの督促状に書いてある納付期限を過ぎていないことが唯一の救いだ。月末と書いてある。

・いや、明日だ。もう日は変わっているので言ったら今日である。全然救いとかじゃなかった。もう鞄に入れとこうね。


・上で「税金は払わねばいけないものと社会が決めている」と書いたが、それにしたってさ、とはどうしても思ってしまう。税金の品目多すぎるんですよね。そのうち「酸素税」とか出そうで怖い。

・しかしわたしには世の中を変える力は無いし、仮にこの税金を無くすことが出来たとて、そこで失われた財源をどこで補填するかなどわかるはずもない。おとなしく納税をするしかないのだ。

・これを仕事中に見てしまい歓喜の声をあげてしまった。その直前にロリコンの先輩に、中学生の性行為同意年齢引き上げについて反対する議員の記事のリンクを送り「百億万回読めや!」と凄んでいたので「情緒が不安定すぎる」と怖がられた。うるせえあなたはその記事を百億万回読んで海馬に刻みこんでおけ。

・この見事な口がすばらしいですね。見事な口がすばらしいって何か頭痛が痛いみたいだな。正直生まれたてはハダカデバネズミと7割いっしょだけど、口がね…。10割人間側の幻想ではあるもののうっすらとほほ笑むような幸福に満ちた表情。赤ちゃんながらクマ科らしいしっかりとした手足。ほわほわの産毛。こういう圧倒的な「よいもの」に触れると、この世にはまだ救いがあるのではと思ってしまう。人類はパンダに救われている。


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・道に落ちているねこ。



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