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ついに出禁に(2022年8月29日の日記)

・頭の中でずっと逆転裁判の裁判中で核心に迫った時のBGMが流れている。テンテンテン テンテンテン テンテンテン……。

・Twitterでフォローしている絵描きさんたちが次々に「自分の絵をAIの学習に使用することを禁じます」と言い始めている。これからは無断転載以外にもそういう対策が必要になるのか。

・たしかに不特定多数の膨大な情報として吸われて、生成する時の有象無象の礎になるならまだしも、「個人」の情報として学習されてその絵柄に似た絵を出力するのは絵描きにとっても話が違う気もする。そもそもこの特定の人間の絵柄を吸って特徴を捉えた絵を出力するのって何向けのサービスなんだ?ぱっと見は「自分の絵柄を学習させて手軽に絵を生成」って感じだけど、自分の絵柄で描かせるくらいなら自分で描くんじゃないか?楽はできるだろうけど……そこから新しい構図を考える余地として出すならわかるが、自分の絵だけを学習させても自分のアイデア以上のものは出てこない気がする。

・それこそ自分以外の絵描きのランダムな情報をたくさん吸ったAIに何通りも構図のパターンを出させて、その後の制作の参考にする、っていうのが絵を描く人のAIの使い方なんだと思っていた。

・他人が勝手に絵を学習させて「◯◯さんの絵柄に寄せて作りました!」みたいな発表をされるとかなり面倒だ。きちんと誰の絵を参考に生成したと言ったとしても、その後その絵はずっとネットの海を漂うわけだし、「AIで作らせた他人の絵柄に似た絵」をさらに模写やトレースして自作発言なんかをした時の著作権の置き場ってどこになるんだろうとか、色んなややこしい問題が起きそうな気がする。今でさえ生身の他人が描いた絵をさらっと自作発言したり、トレースしちゃったりの問題はそこかしこで起きているんだから、AIを挟んだことでより複雑になっていく気がするな。


・頼まれていたイベントのチラシがようやくできた。今回はわたしの伸ばし癖も含めて長めに期間を設定してもらっていたにも関わらず、やはりぎりぎりまで伸ばしてしまった。余裕があればそれだけ伸ばしてしまうのはかなりどうしようもない。どうにかしたいけど、結局最後は間に合っちゃうから「まあ次気を付けよう」となってまた繰り返すんだよな。


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・なんで途中でやめなかったんだろうな。

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・ついに?

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