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足の裏を伝わって拒絶反応(2023年2月20日の日記)

・い~い天気ですね。ちょっと暖かいし、こうして少しずつ春が近づいていくんだな。春は基本的には好きなんだけど、春に向かっていく空気に時々気持ち悪さがこみ上げる時がある。いや、春自体はすごく好きだ。なんだろうな。というかこの話前に書いた気がする。やはりエネルギーなのだろうか。春は植物が生えたり動物が冬眠から目覚めたり、虫が卵から孵ったり、そういう命のエネルギーが強い季節だ。人間も年度変わりで一番環境が変化しやすい時期であり、何となく浮ついている気がする。そういう目に見えないエネルギーの流れが大地から足の裏を伝わって、わたしの精神性と拒絶反応を起こす。拒絶反応を起こすまでは完全に谷川俊太郎の「春に」だ。この気持ちはなんだろう。

・でもそういうわたしも去年の今頃は、転職先が決まってずっとメンタルを圧迫していた不安から解放され浮足立っていた。

・「春に」の詩ってすごいな。「声にならない叫びとなってこみあげる この気持ちはなんだろう」それだ。この気持ち悪さにかなり近い気がする。何か胃の底から出てきそう。合唱コンクールのイメージがあるけど、詩として良いよな。全体的に谷川俊太郎が好きなのかも。

・とはいえ春は好きだ。花見してえ~~~~~~。

・ランチ営業をしている個人店に行った。1,000円のからあげ定食を食べながら、ふと、例えばこのランチが昼の3時間で30食売れたとして、売り上げは30,000円。そこから材料費、ランニングコスト、アルバイトの時給を賄うことになるわけで、残る利益はどのくらいなんだろう。小さい店なら人件費は抑えられるけど、その分回転は遅くなるし、席数の問題もあるから来店する客にも限度がある。わたしはそういう経営の知識とか飲食店の仕組みはよく知らないから、損しないように計算はしているんだろうけど、どうも労力に対しての対価が少ないように思う。どうなんだろうな。自分の好きなように働けていいなと一瞬頭をよぎるけど、それらを遥かに凌駕する責任と、全部を自分でどうにかしないといけないプレッシャーがある。わたしはそれに耐えられないだろうな。

・インクのついた指でマスクを触ってしまい、会う人会う人に出血と間違われてシュシュシュ……と申し訳なくなっていた。聞いてくれれば「インクなんですよ~へっへっへ」と言えるけど、そうでないと普通に血のついたマスクで平気な顔をしている不衛生な人間として認識される。やはり一枚は替えのマスクを持っておいた方がいいのかもな。マスク生活になって数年が経つのに今更過ぎる気づきだ。

・インクパッドが苦手で、使うたびどこかしらにインクが付いてしまう。なのでシャチハタはとてもいい文明だ。あれで手が汚れることはほぼ無い。ほぼ、なので100%ではない。手元がおぼつかなすぎる。

・ワンタンメンの麺なしワンタン400%増量があった。

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