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「BLOOOM!知らナイト!#02」を開催しました!

 こんにちは!BLOOOM!編集部のぱるです。
 11月11日、ポッキーの日に「BLOOOM! 知らナイト! 第二夜』を開催しました。今回はその様子をお伝えします!7月の開催に続き、2回目の知らナイトは、ソーシャルバーPORTO品川店にて、PORTO代表の嶋田匠さんを公開インタビュー!嶋田さんがPORTOでの活動を始めるまでのお話しを深掘りしました。さらに、その場でBLOOOM! の記事の特徴の一つでもある図解をライブドローイングという形で参加者の皆さんと作り上げました。

 BLOOOM! は、自分の「好き」や「やりたい」という熱量でまわりまで楽しくさせてしまう「ハナサカさん」を取材し、どうしてできたのかを伝えていくことで、未来のハナサカさんの背中を押せると考えています。
しかしながら、私たちはWEBメディアなので、肌で熱い想いを感じたり、読者の皆さんの顔を見ることができません。そこで、定期的なリアルイベントとして知らナイトを実施し、読者の皆さんと熱量を共有できる場をつくっています。

BLOOOM! について詳しくはこちら:https://blooomrs.com/se/whats-blooom/

こちらが今回のバナーです。当日のプログラムはこんな感じ。

18:00- 深掘りインタビュー!
18:45- 歓談・ディスカッション/ごはん紹介
19:30- 図解ライブドローイング!
19:55- 立食タイム/おみやげ紹介
20:30ーお知らせ/中締め

まずはソーシャルバーPORTO代表の嶋田匠さんを深堀インタビュー!
 今どんな活動をされているのかを伺いつつ、嶋田さんの活動の原点、どうして活動を始めることができたのかを聞いていきます。

今回のハナサカ 嶋田匠さん

<今回のハナサカ 嶋田匠さん>
 東京都出身。新卒でリクルートに入社。5年半前に日替わり店長のバー「ソーシャルバーPORTO」の活動を始め、現在では、日替わり店長の数はおよそ30名に上り、最初の有楽町店(ビルの改修に伴い閉店)と日本橋店、品川店と3店舗を構える。最近、長野に姉妹店も誕生した。また、自分と繋がったサイズの自然な営みを「コアキナイ」と呼び、お互いのコアキナイ作りをサポートし合うコミュニティづくり、その拠点としてのシェアハウス運営なども行なっている。

「現在の活動について教えてください」
 日替わり店長のバー「ソーシャルバーPORTO」と自分と繋がったサイズの自然な営み作りをサポートし合う「コアキナイ」というプロジェクトをしています。PORTOとコアキナイに共通しているのは、「みんなが居場所を感じられる」というのはどういう状態なのかという問いです。自分が居場所を感じられた時を振り返ると「よりどころ」と「役どころ」がある時に居場所を感じられている。「よりどころ」は、「 あなたがいてくれて嬉しい」と存在価値が認められている関係性で「役どころ」は「 これができるから居ていい」という状態。よりどころしかないと、 私っていていいんだっけ っていう状態になってしまうし役どころだけだと「これができなくなったらいられない」という不安を抱えてしまう。
 また、PORTOはマーケットからの期待に応えてやっているのではなく、「自分はこんな世界があったらいいと思うんだけど、みんなはどう思う?」みたいなコミュニケーションから動いています。パーソナリティアウトって言葉を使うんですけど、それは自分が自分である限り揺るがない活動だと思います。

 そう語る嶋田さんは、だからこそBLOOOM!のビジョンにも共感すると話していました。ここで、読者の背中を押すことを目指すBLOOOM! にとってキーとなる質問が編集長から投げかけられました。

公開インタビュー!

嶋田さん自身が、花開いたなと感じた最初のプロジェクトは?
 これはやっぱりPORTO。「よりどころ」をみんなが自然に感じられる場所を作りたくて始めたのがPORTOという場所でした。今はよりどころの感じ方として、フィードを確認し合うとかSNSがあり、関係性がSNS上で保存されているというのが僕ら世代の特徴かなと思うんですけど、生々しくよりどころを確かめるということが逆にしづらいなと思っていて。特に、フルタイムで仕事をしていると、浅子さんのみに行きませんか?みたいなのも忙しいかなと思ってあんまりできない。その結果、SNS上で保存されているだけの大学時代のよっ友みたいな感じになってしまう寂しさがあったんです。それが月に一回、この日に行けば会えるみたいなのがあれば、約束とかなく、ふらっと訪れて、生々しく、自分のよりどころを確かめることができるかなと思って。みんなが場を持てるっていうことを考えて、「ちょっと僕バー借りるんだけど、みんなで一緒に月に一回バーに立たない?」と始めたのがPORTOですね。

「幼少期や若い時、なにが好きでしたか?」
 幼少期は人とかかわることが苦手で、本を読んだりとか図書館に行ったりとかしていました。あとは虫が好きで、小学生の一時期は友達と仲良くするみたいなことがうまくできなくて、セミしか友達がいないという時期もありました。思い返すと本当に関係作りが苦手で、その場のリーダーになれば人の輪の中にはいれるということを思うようになって、なんとか委員長とか「長」がつくものは全部やっていましたね。

「自分の何か花開くプロジェクトの前に、何かやっている人が多いんですが、そういう足掻いたプロジェクトみたいなのはありましたか?」
 PORTOの前身となるようなものがあって、「場を持つ」ということが、「よりどころを感じる」ということに繋がると思ったのが、学生の時に原宿のキャットストリートでやっていた「無料相談屋」の活動です。「無料相談屋」と書いたボードを持って、キャットストリートの花壇前に毎週日曜日に立ち、通る人にこんにちはって声かけて、相談に乗るということをしていました。

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