命をどこに運ぶのか

不規則な生活だったり
ちょっとした不摂生だったり
心の方向より社会的信用を優先させたり

敢えてそうする というか
実験的にやってみた部分もあり

そんなこんなで絶不調の真っ只中
今週 ついにぶっ倒れた。

そして 完全無防備だったせいもあり
サイキックアタックと思しきものを受ける。

目で感じ 皮膚で感じる。
耳から入るノイズも加わり 体勢を保つのもきつい。

眩暈 吐気 頭痛 倦怠感 冷感
そんなものが一気に襲って来た。

だから 休憩時間は人気のない部屋に避難していたのだが
ひとりの同僚が 心配して追いかけて来てくれた。

自己主張も 存在さえ押しつけず
横にいて ただただ話を聴いてくれた。

こんな体調の時に 会話はできない。
過不足のない 見事なまでの優しさが沁みる。

わたしも いつか誰かに
こんなことをしてあげられるだろうか。

自分の不甲斐なさに
彼女の優しさに
時間の温かさに
魂が揺さぶられる。

またひとつ 命の運び先が見つかった。

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