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Cayendo

春から初夏にかけて残してきた言葉の捉え直しと、そこから続いてきた今までについて。

いつか報われて救われる、という気持ちの厄介さ。自分の中のそういった気持ちを見つけて自己嫌悪に陥ること、何度も繰り返している。

生きていると嫌なことがたくさんある。クソみたいな人や出来事に出会ったり、嫉妬や劣等感で心を満ちたり。だけどそれを人に向けたり、なりふり構わずぶちまけるような人たちには辟易している。どこもかしこも汚い。みんな頑張ってるんだろうなって思ってるけど、実はあまり分かっていない。何してんの?出来るだけ希望と好奇心と愛を持って未来を見ていたい。煌びやかさの中の酩酊、死にたくならないように。

正義ではいられなかったな。カフェやクラブに行くことは誰かの正しさに反していて、今でも徹底して自粛をする友達がいるのに、俺は街の中と外を行き来しながら息をしている。

精神的な逡巡を誇って自分の人生を厚みのある物語と捉えられている皆さん、すごいです。喪失と獲得を繰り返す日々。いつくしい日々。何を得たのか分からなくて、並べてみたら何もないことに気づく。らっきょうの皮。主観の押し付けがしたいわけじゃないけれど、普通じゃないという感覚がすでに普通な2021年、に生きている私たちは息がしづらい。どうにかしている。

どうしてこんなにも熱狂に乗れないのだろう。ずっとくたびれている。この世はもっと素敵なはずって強がってでも口にしてしまうのは、今の世界がみんなにとって素敵だとしてもnot for meと感じているからだと思う。新型の一眼レフも、カルティエのピアスも、エアフォースも欲しいけど、本当に大事なのはそんなものなのか?

くだらない共創意識に、くだらない選民意識。みんな俺のことは気にしていない、でも気にしている。どうでもいいよ。みんな俺のことが中途半端に好きだよね。色んなことをやいのやいの言って、企みかけて、消えていく。うんざりだ。対話の困難さがある。我執のないコミュニケーションは円滑なのだろうけど、その先に幸福が待つのだろうか。リアリティや身体性と呼ばれる言葉たちについて思いを巡らせる。

友達が「どこに生きているの?」ってsnsに書いていた。俺はどこに生きているんだ?いったい何をしているんだ?何がしたいんだ?全てわからない。かつて好きだった人が俺にはたくさんいます。それは俺の慢心や望まない変化のせいかもしれないし、相手とのすれ違いなのかもしれない。きっと二人とも悪くなくて、二人とも悪い。快感には後処理が必要だと尾崎世界観の言葉。寒いと孤独を感じるから冬が嫌いだ。

どうにも、あとしまつができない。花火は一瞬でも、肉体は、死にもせず、ぶざまにいつまでも残っているからね。美しい極光を見た刹那に、肉体も、ともに燃えてあとかたもなく焼失してしまえば、たすかるのだが、そうもいかない。」
「意気地がないのね。」
「ああ、もう、言葉は、いやだ。なんとでも言える。刹那のことは、刹那主義者に問え、だ。手をとって教えてくれる。みんな自分の料理法のご自慢だ。人生への味附けだ。思い出に生きるか、いまのこの刹那に身をゆだねるか、それとも、――将来の希望とやらに生きるか、案外、そんなところから人間の馬鹿と悧巧のちがいが、できて来るのかも知れない。」

作為的な優しさを許せない。言わなくて良いことを言ってしまう。毎日は続いていく。何らかの確かさを持って続いていく。自分でコントロールできることは手で掴めることくらい、つまりほんのわずかだ。ボイスメッセージが女の子からLINEで届く人生にならないかなぁ。

死ぬまで満たされないのかな〜、嫌だな〜、寂しいね!でも俺たち孤独なだけでいられないでしょ。だから孤独を寄せ合って"孤独な人たち"になってるんでしょ。地獄の中にも天国はあるらしい。信じたい。

どうしても、死ななければならぬわけがあるのなら、打ち明けておくれ、私には、何もできないだろうけれど、二人で語ろう。一日に、一語ずつでもよい。ひとつきかかっても、ふたつきかかってもよい。私と一緒に、遊んでいておくれ。それでも、なお生きてゆくあてがつかなかったときには、いいえ、そのときになっても、君ひとりで死んではいけない。そのときには、私たち、みんな一緒に死のう。残されたものが、可哀そうです。君よ、知るや、あきらめの民の愛情の深さを。

もう自分の気持ちもよくわからないんだ。結局、自分のことなんて全然分からない。構造や文脈を頼りに分析を試みるけれど、そうやって強がりのために身につけたものを全て引き剥がした時、自分は一体どんな形なのだろう、なんて思う。涙が流れない。歌がない曲。喪失は全て"喪失の獲得"であるとラジオからの言葉。暴動。

You cut your hair but you used to live a blonded (≒blinded) life.

気付きたくないことに気がついてしまったり、現実での失望が夢の中でハッピーエンドで再演されたり、何も誰にも伝わらなかったり、伝えることを諦めてしまったり、どうしようもない夜が弾けたり、飽和したり、いなくなったり、する。

連絡すれば出てくれる?

世界は僕を待ってないと知る。覚えたての煙草で!

セカイ系の衰退の理由は、世界を変えるのではなく自己を変革するという考えがオカルトに接近した結果、社会を壊すカルトへと変貌する危険性が実際に顕れたからだという論述を読んだ。魂の解放なんて本当に胡散臭い言葉だけど、私がやりたいことはきっとそういう言葉に形容される。

入り口と出口。1973年から48年経った。当たり前のことを口にしたくなかった。過ぎ去ったものたちで自分は構成されている。未来への手がかりは過去にしかなくて、だから私たちは他者と完璧に分かり合うことはできない。寂しいね😢 大丈夫さ、ちょっと待ってね。

DON'T SAY GOODBYE しかない。「あなたを愛してる 愛してる いまさら謝らないで」と小袋成彬。あなたから隠れて黙って戦っていたこと。

本当に祈れる?
愛梨を本当に尊敬している。

みんな最高でいてくれ。そして教えてください。ぼんやりと流れているceroのNemesis。なんだか音の主張が強すぎて耐えきれなくて、フランク・オーシャンのSelf Controlに切り替えてしまった。流れ出すピッチの高いPoolside convo




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