9/6 日記

これまでずっと自分はファム・ファタールの到来を待っていると思っていたけれど、いざ現れると暴力性に驚いてるうちに全てが終わっていた。またしても対岸の火事をただ眺めていた。夏の終わりは訪れたけれど、意思によって覆せるはずだ。

おかしなことばかりだし、悪役にも悪役なりの都がある。だからみんなの都合をちゃんと理解してやるせなさの中で誠実に生きようとしていた時期もあったけど、やめた。それなのに今回に至っては悪役まで自分のもとに相談に来ていて、混乱している。全てのナイーブを引き受けた先でおれが死んで、みんなに嫌な顔させてやろうかと思う。

はぐらかしながらも、全ての言動に一貫性があるようにいたいなと思っていて、実際それはなかなか成功していると思う。思うけれども心労は果てしない。この社会の良いところは役割が流動的なところだよと自分が投げかけた言葉が跳ね返ってくる。胎内回帰したすぎるよー。

本当に疲れた。オレにとってどうでもいいことばかりがある。ダルい。結構全てがダルい。タバコを吸ったらお腹が痛くなるようになってきたし、救いみたいなものもしょうもなく感じてきた。優しすぎるな、おれはと思う。少なからずの人間がそれに助けられてるのだろうが、おれのことをチャンスはくれても助けてくれないのがダルい。

一緒にいる時には元気な顔していたいなと思う、せめて強がってお兄ちゃんをしたい友人たちもいる。ここに疲れたくはない、もしくはここくらいではいつか疲れた顔を出来るようになりたいよなって思う。(自分のために生きるのが下手になってる、やはり自己肯定感みたいなのが低いなあと思う またここ最近は自分のマジメさがつまらなくて絶望している)誰に言われたのかもはや思い出せないけど、今年のいつかに「あなたの負担になってない?」と不安げな目で言われたことがあって、それがずっと胸に残ってる。なっててもいいんだよ!って思ったはず。はず。。

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