フロの武器性能について
オーバーフロッシャー研究 1日目
タイトルに記事内容を書かないと分かり辛いと感じたので、以後このスタイルで行きます。
フロという武器性能についてですが、射程やダメージなどは試し打ちで分かりますし、ネットで調べればいくらでも出てくる情報です。
私が発信したいのはフロ使いが実際に使い続けて感じた情報なので、基本的な数字などについては割愛させていただきます。
また、私個人のフロに対する見解ですので他の方が感じているフロ像とは異なる可能性があることを承知の上で読み進めてください。
今回の記事では以下の点について記述したいと思います。
・フロの強みは何か
・フロの弱みは何か
・長所は伸ばして短所は補え
・フロの強みは何か
私は友人に「何故フロを持ち武器にしているのか」と尋ねられた時には決まってこう答えています。
『射程がジェットスイーパー並みで、1確武器で、スロッシャー特有のステージ構造を無視して攻撃できる。さらに、インクが反射するというオリジナリティがある。弱いわけがない。』
・・・嘘はついていません。実際、この武器でしか出来ない立ち回りが多く存在し、それが相手の思考の外から襲い掛かるので決して弱い武器とは感じていません。
特に反射というフロにのみ許された攻撃手段は多くのステージで役立ちます。
加えて使い手が少なく、フロの対処に慣れているプレイヤーが少ないというのも後押ししていると思います。
しかし、先ほどの説明には(※ただし・・・)というマイナス部分が隠されているのも事実です。
ガチマや対抗戦で勝率を上げたいのであれば、そのマイナス部分を立ち回りでどう補うかが重要であると考えています。
・フロの弱みは何か
強みを挙げたところで、次はフロの弱みについてです。
それでは、フロの弱い点を挙げていきます。
塗りが強いとは言えない・弾速が遅い・キル速度が遅い・味方の視界にちらちら映る・映える動画か撮れない・ガチマでブロックされやすい・なんならTwitterでもブロックされる・etc…
後半に進むにつれて冗談具合が増していますが、前半については私が現在でも悩んでいる弱点といえます。
リザルトを見るとフロの塗りポイントが2000を超えていたり、なんなら2500を超えているので塗りが強いと勘違いされる方もいるかもしれません。
しかしながら、単純にわかばやシャープマーカー、ZAPなどと塗り合いをすると塗り負けます。
フロのインクの特徴として、射程の手前部分はしっかり線として塗ることができますが、先端に近づくにつれて点状になっていきます。
線の部分でも十分な塗りとは言えず、ガチエリアを確保したい時や盤面を塗り広げたい時などは他の代表的な塗り武器に劣ると言えます。
次に、弾速が遅いことによる弊害として、目標にインクが着弾するまでに時間がかかるため敵が反応しやすい、動く敵に当て辛い、味方のカバーに遅れる、などが挙げられます。
射程を生かしたいのに射程を取り過ぎるとインクが当たらない、という状況は試合中に少なくありません。
これらの弱みは今のデュアル・竹・チャージャー・傘が蔓延る環境では致命的としか言いようがありません。
じゃあどうするか・・・立ち回りで補えばいいのです。
というか、それしかできません。
・長所は伸ばして短所は補え
フロの長所は先ほど説明した通り、長い射程・1確・ステージ構造を無視した攻撃・反射などが存在します。
まずは簡単に出来る立ち回りとして、相手に射程を押し付けましょう。
そして、相手が近付けないようにインクの弾幕を張りましょう。
簡単です、敵がいそうな所や向かいそうな所、来られたら嫌な所目掛けてZRを連打するだけです。
弾速が遅いため少しばかりの慣れが必要ですが、これが出来れば初心者フロ使い卒業です。
次に、敵がインクの弾幕を搔い潜って、または自分の気付かぬうちに接近してきた時はまず距離が取れるかを考えましょう。
風呂が1確武器とはいえ、やはり接近戦では分が悪い状況がほとんどです。
リスポーンにジャンプしてでも良いです、しぶとく生き残る道を選びましょう。
もしも、逃げることができない状況ならば仕方ありません、死なばもろともの相打ち覚悟です。
幸か不幸か、フロのキル速は遅いため敵が先にフロを倒すでしょうが、相打ちに持っていければ敵が復活短縮ギアを積んでいれば復活短縮が発動しないという利点もあります。
また、この時に一つ技術面でアドバイスがあります。
フロのインクは弾速が遅く、床で跳ねるため一定時間残ります。
私はそれを生かすために、照準を敵の体に合わせるよりも若干手前に合わせるようにしています。
敵よりキルは遅れてしまいがちですが、インクが場に残ることによって敵がそのインクに当たりやすくなると考えているからです。
他にもいろいろあるのですが、これで最後にします。
敵がフロにどれだけヘイトを向けているか、警戒しているかを感じ取りましょう。
こればかりは抽象的で理解しづらいかもしれませんが、フロという武器が活躍するためには重要なことです。
フロは前線武器のように爆発力はなく、わかばやZAPのように塗れません。
ですが、インクをばら撒くその姿は敵からすれば嫌でも目に入る腹立たしい存在です。
チャージャーなどの長射程武器、敵のインクやサブにスペシャルなど、フロを倒しに来る敵は必ずいます。
そのフロ使いが上手いか下手か、はっきり別れるのはその対処の仕方です。
敵がチャージャーなどの長射程武器なら障害物を利用しましょう。
近付いて倒しに来るなら敵の進行方向にインクをばら撒き近付けさせない。
もしも近付かれた場合は距離を取るか、倒しに来る敵はやや直線的な動きになるので動きを読んで反撃しましょう。
敵のヘイトを集め続けて味方を動きやすくする、キャンプに近しい働きかもしれません。
敵をひらりひらりと躱し、泡の圧力で敵の思考を奪うのは非常に心地良いですよ。
最後に
記事を書いていてまだまだ頭の中に伝えたいことがあるのですが、長くなりすぎるのも読み辛いとおもうので今回はここで区切らせていただきます。
コメントやTwitterのDMで感想や意見、質問等を受け付けております、気兼ねなくご連絡ください。
フロという武器は研究が進んでいないマイナー武器ですが、それ故の面白さがあります。
どうか皆様にもこの面白さが伝わりますように。
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