USUMエアプのエルテラ22考察(1万字)

はじめに

 エルテラ2on2とはサイマルさん主催で開かれている謎の大会。考察が楽しくて筆を執ると止まらなくなり、紆余曲折を経てめざ毒テラキオンに辿り着いてしまったので記事に仕上げた。

アンコールの重要な仕様

・相手が先制技選択時、先にいたずらアンコが通った場合
 
そのターンのみアンコで出させる技が先制技の優先度で使われる

・相手を選択できる単体技Aを選択し、次のターンにアンコされる場合
 
①単体技Aと対象を選択→選択した対象に技が通る
 
②単体技Bと対象を選択→Aの技が向かう対象はランダム
 ③A以外の技を選択→ランダム
  ※対象を選択できない単体技とはてだすけ等味方1体が対象の技のこと
   つぼをつくは自分と味方が対象

・アンコールにアンコールは失敗する
・Z技にアンコールは失敗する
・アンコール状態でもZ技は使える(アンコール状態は残る)
・アンコールはみがわり貫通

 アンコ時の対象正直に言うと知らなかったので一応試行回数少ないがorasで試した。味方殴るの忘れた…以前はてだすけでも対象が選択できるルールがあったらしいな。基本中央でてだすけはしないがそれはさておき…

 いわなだれを選択し次のターンにせっかしながらアンコした場合、優先度1でいわなだれを放つインファの次のターンにせっか選択し、いたずらアンコされた場合優先度1でインファを放つがせっかで選んだ対象に攻撃するわけではなくあくまでランダム。優先度1で攻撃されるのを知らない場合、アンコールしたらせっか打たれないし上からインファして勝ち!と思ってたら負けることも。攻撃技をアンコする時は注意。

 恐らく最近はテテフやガエンがエルフーンの出番奪って馴染みないとは思うが、元々はブシンきあP→マッパアンコで話題になってた気がしないでもない。おさきにどうぞ+きあいパンチの劣化扱いで。後はメガサナのハイボ後せっかかげうちを先制アンコしてハイボ通せるのではみたいな話。今回初めて気付いたとしても車輪の再発明と言えるほど認知度はなく、うまく活用できるかは環境あっての物種。エルテラ22は先制技といたずらアンコが同時に採用され易い貴重な機会だ。ふぶきやハイボとエルフーンを組み合わせると弱点が被って歪になってしまう。

 インファ後のターン、ヨプ・あまえる・まもる・みがわり等で相手のテラキがせっかやしぜんのちから圏外(せっかならHP17、しぜんのちからトライアタックはHP22以上)の時、せっか選びながら味方にアンコールで相手のテラキの上からインファで殴るのが勝ち筋になる場合がある。単に50%の時はくさぶえの方が強い。

 1ターン目にインファめざ毒、相手はまもる襷おいかぜで相手のエルフーンがせっか圏外インファ圏内だったとする。この時2ターン目にせっかアンコすれば攻撃技の先にテラキかエルフーンを倒すことができる。これで勝ちになっているかは持ち物と配分次第なのと初手めざ毒がこのルールでマッチしているかは別の話。現実的かは怪しいが、インファを打った後の状況でこちらが2体とも雪崩やマジシャ圏内、相手が追い風下でせっか圏外インファ圏内1体の時、せっかアンコで勝ちになる。相手からすると2体残っているのにせっかで処理が結果的に正解だよと言われても選べるものではない。

 選んだ通りの対象に先制インファできるなら勝ち筋が色々増えるのだがそうは問屋が卸さない。トリル下では、最遅エルフーンよりテラキが速いSである必要がありなかなか実現しない。

 せっかをアンコして出た優先度1インファをファスガで防げるかどうかは知らない。多分先制ともえなげだろうとサイコフィールドやビビッドボディ含め防がれるとは思う。ビビッドボディ味方の先制技は通るけど全体技なみのりじゃ巧く扱えないな。

めざ毒エルフーン

 1回どくづきいれた際にビアーやあまえる・コットンガード・みがわり等でHPが多く残っている場合、エルフーンがエルフーンを落とせる技は限られる。命中不安ぼうふう・アイテム依存のしぜんのめぐみ・めざめるパワー毒となると採用される技は必然的にめざパ毒。みがわりして残HP75%、これに対してC252めざ毒がHエルフーンに対し124〜148ダメージで7/8の確率で倒せる。初手インファを打ちたい場合もめざ毒が必要になる。

…めざ毒かあ

 はっきりと搭載する必要がないのはZぼうふうやすりかえどくづきで相手のエルフーンワンパンを狙いにいく型。

 めざ毒なんてさかさバトル用のジバコイルでしか育成したことないし(避雷針ドサイ意識で育成したが控えめに言って鉄クズ)めざ毒エルフーンなんて育成する奴なんておらんやろ!いるとしたらZ暴風

 自分はめんどくさくてHGSSでマンダ用のめざ飛メタモン流用してめざ毒コイル孵化したのでめざ毒メタモン持っていない。不定期NPCいるから野生乱数回避したんだ。

 しかし現実はたがやすメタや味方殴りのためにめざ毒メタモン持ってる人がいる。世の中にはエルフーンピンポのめざ毒ガルーラまでいる。めざ毒ゲッコウガは範囲と耐性両立するえらいポケモンだからダストシュート覚えない時代なら理解できる。などと書いてはいるものの、XY1期スペレで激流ゲッコウガにしてゴロンダに安定勝利とったり、カロスダブルではダブルダメ雪崩をリザYが耐える調整が流行ったのでめざ岩にする等、火力での崩しに注目してた。

 スカーフエルフーンにめざ毒は搭載しないと思っていたのだが、一応襷インファ+スカーフめざ毒はありえる。スカーフでどくづきするテラキはA特化にしないとHBエルフーンが倒せず速くても準速になり、エルフーンも準速でHD4エルフーンが確1のめざ毒打てるから。

 すりかえされた時はどくづきで落とされるので打ち分ける機会がないように見えて、てだすけムンフォでテラキ落として相手のエルフーンからすりかえされた時は一応めざ毒に変えれる。アンコされるしてだすけムンフォのままでいいやと甘えたらめざ毒急所→アンコで負けましたということが…あるかと言うと初手すりかえエルフーンは役割をテラキに任せてめざ毒搭載しないのでない(コットンで負けるが)。初手くさぶえされた際にねごとで出す技として候補に挙がるように見えて一貫性のあるムンフォねごとで完結してる。

知っておいた方がいい情報

・くさぶえはみがわりを貫通する音技で草タイプにも通る
・あまえるは6世代にノーマルタイプからフェアリータイプに変更
・ふくろだたきは手持ち分しか殴らんので22ではA2段階しか上がらない
・Z技を消費した後も持ち物として残るためすりかえが失敗する
・Zトリルは命中が上がる(恩恵はくさぶえ・ぼうふう・いばる)
・ZないしょばなしはDが一段階あがる
・ZあまえるはBが一段階あがる
・ZしんぴZすなあらしはSが一段階あがる
・Zフラッシュは回避率が一段階上がる
・ZじこあんじはHP全回複
・Zおいかぜからの確定急所はっぱカッターは弱い
・しぜんのちからはトライアタック
・チョッキすりかえはぶきようじゃないとできない
・3V固定でもめざ毒テラキは可能(一瞬馬鹿力めざ毒考えたが弱い)
・テラキオンはけたぐりを覚えない(かるいし不要…あっても威力100)

 絶対いらん情報があるが気にするな。
 チョッキエルフーンを考えようとしてたの頭夕ヌトだ…

 かるいしって相手に押し付けてフリーフォールできる体重にする以外の使い道が浮かばない。重さ操作で有用なのはライトメタルハッサムで受け出しメガ進化する時くらい。これ本当はテクニシャンをトレースさせないのが主眼では…?体重100キロ減らすボディパージガルドは体重マイナスになるのかという疑問が浮かんだが、0.1kg未満にはならないらしい。ファルシのルシがコクーンをパージしてスピアー。そういえばピカブイは体重がランダムだけど威力は固定なんだろうか?青いサイトはピカブイの重さランキングと威力は載ってるけども。ヘビーボンバーが刺さるようにならんかな。


主な素早さライン

277 エルフーン最速スカーフ
272 エルフーン無振り追い風
264 テラキオン最速スカーフ
256 テラキオン無振り追い風
252 エルフーン準速スカーフ
241 テラキオン準速スカーフ
216 エルフーン最遅追い風
204 エルフーン無振りスカーフ
202 テラキオン最遅追い風
192 テラキオン無振りスカーフ
184 エルフーン最速(テラキ抜きはS204振り)
176 テラキオン最速
168 エルフーン準速
162 エルフーン最遅スカーフ
161 テラキオン準速
136 エルフーン無振り
128 テラキオン無振り
115 テラキオンS下降補正V
109 テラキオンS下降補正個体値18~19
108 エルフーン最遅
101 テラキオン最遅
  64 テラキオン無振り鉄球パワー系

100 エルフーンLV46個体値1めざ毒
  99 エルフーンLV46最遅
※ノーマルルールなのでレベル50に統一される

S操作技:おいかぜ・トリル・わたほうし・すりかえ・なげつける・Zしんぴ
      がんせきふうじ・じならし・ロックカット・Zすなあらし

おいかぜだからと言ってS振り甘えるとスカーフに抜かれる。
おいかぜ型は若干耐久が甘い想定になる。
すりかえやはたきおとすで所持アイテムが変わる。
わたほうしは相手全体で味方には打てない。
耐久調整でSを落としていると相手のテラキオンのS判定ができないことも。


配分例

テラキオンB補正H228-A68-B196-D12
ようきインファ15/16耐え(A特化だと中乱数)
・ムンフォ+ダブルダメ雪崩確定耐え(スカーフムンフォ意識)
・まもる時C140Zムンフォ+ムンフォ確定耐え

D12テラキがまもる時
・C252Zムンフォで57〜67ダメージ
・C140Zムンフォで51〜60ダメージ

 56ダメージ以下なら次のムンフォを耐える。技スペ上テラキへの役割が被るムンフォとくさむすびの両立はめざ毒搭載しない場合しかない。C252Zで最低乱数の57ダメージを引いたとしてもC252だと9/16で落とされる。トッププレイヤーがZエルフーン使ってたらHPの目盛り見てムンフォ以外を選ぶのかもしれない。昔HPゲージ減るのクソ遅かったのは目のいいプレイヤーのためだった…?(・・・・なワケねーだろ!!)被ダメージに応じた努力値や型の判別って往年のガブ相手に磨いたはずなのに巧く活用した記憶がない。

テラキオンH228-B148…A68インファを15/16耐え
 ※まもる時A68Zインファ+せっか+C4くさむすびで落ちる
テラキオンH228-D124…てだすけムンフォ耐え

テラキオンA補正H4-A244-B252-D4-S4
・どくづきでHB特化エルフーンを13/16で落とす
・A68インファ9/16耐え(B244だと7/16になる)
・スカーフで最速エルフーンより速い

エルフーンB補正H156-B196-C140…A68どくづき13/16耐え
エルフーンH108-C140-S252…無補正めざ毒確定耐え
・Zソラビ・ムンフォで上記テラキ確定、ZぼうふうでHエルフーン確定
 ※Zソラビはまもられた時ソラビを1ターンで打てないデメリットあり
  威力はZソラビ>Zムンフォ>Zくさむすび

エルフーン無補正HB…A68どくづきZをビアー半減で確定耐え
エルフーンHB特化…A252Zどくづきをビアーで13/16耐え(A特化は3/4で4ぬ)

エルフーンD補正H236-B4-C84-D180
・ムーンフォースでH228D12テラキが確2
・Zムンフォで同テラキを7/8で落とす
・Z暴風15/16耐え・ビアーでめざ毒+A-2のA68どくづき大体耐え
・みがわりがダブルダメマジシャ・C特化しぜんのちから耐え


・HB特化エルフーンに対し帯どくづきがA60とA68で乱数が3/16変わる
・A特化Zどくづき→B特化エルフーン@ビアーは3/4で落ちる
・A特化どくづき→B特化エルフーンは13/16で落ちる

 どくづきの威力は80でZどくづきは160。ダメージ計算上の切り捨て切り上げがどこで行われるかで差が出るのだろうが、乱数一個分すりかえどくづきが優位で毒の追加効果も3割期待できる

 抜群の時のダメージは偶数になる。4倍弱点なら4の倍数になるのでカブはHPを4n+1に伸ばすのが基本だった。カプZと混乱実でトレンド変わってるかもしれないがいかんせん7世代1カ月しかやっていないエアプなので知らない。エルテラ22で計算回してると大体テラキオンへのダメージが194の次が198になっていたのでH228振りのHP195までにしてADに回すべきだと判断。ただしHを伸ばせばでんこうせっかを耐えやすくなる。ダメージが4増える部分があるのは計算式の最後に入るタイプ一致補正が関係してそう。

 ダメージ計算機に乱数幅16個分のダメージ表示できるの初めて知ったんだけどこれいつからできたの?まさか?がポップしないだけで昔からあった…?BWの計算機の時点であるじゃん…▂▅▇█▓▒░(‘ω’)░▒▓█▇▅▂うわあああああああ

 あまえるやみがわりを絡めた理想的な配分がありそうな気はするが自分にはわかっていない。調整する場合の基本方針は先にエルフーンを倒すならBに、テラキを倒すならDに厚め。

 確定耐えは火力1.2倍にすることで確定にできる。テラキのZが過剰火力になりがちで抜群をつきやすいこのルールではたつじんのおびは一目有力。耐久調整してない相手に持ち物を特定させずにすみ、耐久調整してる人から見てエルフーンに変化技されるとスカーフか打ち分けできる帯かわからない。ただしアンコに隙を見せてしまうのとあまえるで火力はずれる。

 Bに振るエルフーンが多くなると、てだすけ・眼鏡・特殊Zのエルフーンが厄介。すりぬけスカーフムンフォをテラキがてだすけするヤバいやつを除くと、簡単な対策はスカーフテラキでどくづき。

 A特化やアイテム補正を推すのはどくづきで相手のエルフーンの持ち物が割れるか倒すかに限定できるから。火力を甘えるとメンハ襷バコウラムあたりの判断がつかない。発動しなかった襷をこっそりHP満タンテラキにすりかえることは恐らくないが、メンハが残っている場合アンコが通せず負け筋が増えてしまう。エルフーンの襷はどくづきの3割追加毒で1ターン落ちするリスクがある。

 他に襷半減除いて行動保証を得るために耐える方法はないか技一覧を眺めていた。エルフーンにテラキのDをあげながら襷潰せるすなあらしはない。ひかりのかべはスカーフエルフーンがすりぬけで採用されると無駄打ち。うそなきテラキのめざ毒ではビアー貫通できないなー、どくづきコットンガード地味に刺さるかもしれんな等と思案した末、視線は技マシンの一番下、ないしょばなしに。

…こんな技あったなあ…あったっけ?

 必中でまもる貫通なんて初めて知ったぞ。おだてるみたいに対の技より性能低くつぶらなひとみとバランス取れてない奴だと勝手に思ってた。最終的にS操作持ちで動かされやすく標的になるエルフーンがまもる線までありそうだし刺さるのでは…?みがわりでどくづきやZ受けるメンハ持ちもいるでしょ。なんか変なやつ使ってみたいという衝動を無理やり正当化しようとする悪癖である。ないしょばなし+どくづきと暗中模索の旅へ。強くはないが地味に刺さるというのが自分にも刺さる。なら一杯刺さってんじゃね?笹食ってる場合じゃねえ!

C1段階下降C4くさむすびはH228D4テラキに丁度確3。気持ちいい数値だ。

持ち物候補
テラキオン
襷・スカーフ・毒格闘Z・チョッキ・メンハ・ヨプ・リンド・ロゼル・しろいハーブ・帯・ラム

エルフーン
妖草超飛行Z・メンハ・襷・スカーフ・ビアー・バコウ・レンブ・パワー鉄球・こうかくレンズ・ラム・ヨプ(すりかえ用)


想定される初手

・まもるおいかぜ→メンハZ攻撃+アンコあまえるくさぶえ
・まもるトリル
・まもるZトリル→くさぶえインファ→めざ毒
・まもるみがわり→どくづきZあまえる
・どくづき+みがわり→Zあまえるムンフォ
・(Z)格闘技+みがわり
・スカーフどくづき+妖草Zorちょうはつ
・スカーフインファ+Zぼうふうマジシャ
・スカーフどくづき+すりかえ
・スカーフインファ+おいかぜみがわり→テラキにすりかえ
・てだすけ+くさむすびムンフォぼうふう
・インファ+スカーフめざ毒
・(Z)どくづき+あまえるコットンガード
・インファorどくづき+マジシャ
・インファ+なやみのタネ
・どくづき+めざ毒
・どくづき+(Z)ないしょばなし
・どくづき+アンコ
・その他いばるくさぶえちょうはつ等

 せいなるつるぎはインファで下がった相手のBDまで無視するから気乗りしない。くすぐるでAB下げてもBダウンを無視。にらみつける聖剣でちいさくなるラッキーが思ったほど削れなくてやっちまったーという経験はある。回避無視するのは頭にあったが仮想敵のメガガルがにら聖剣では倒せないという欠陥にその時気付いたのだった。やっぱりオニオンソードじゃないとな。

 なやみのタネはエルフーンにいたずらアンコさせない。おいかぜしたエルフーンをアンコールで縛れる。先制でちょうはつするには耐久削ってS振らないといけないという欠点を補う。くさぶえ対策には使いにくい。

 トリルには最遅で乗っかればアンコールは同速勝負。さすがに鉄球やパワー系でのトリル起動は安定しないので想定しないでおく。

各種型への対策例

草妖Zをテラキが耐える方法
・まもる
・スカーフどくづきでエルフーンを先に倒す
・Zぼうふうやしぜんのめぐみヤタピで同速勝つかS調整期待
・ないしょばなしゆうわく(性別運ゲ)ひかりのかべで耐久調整
・HD特化でZムンフォ確定耐え(Zソラビは中乱数)
・襷リンドロゼルチョッキ、ミストフィールドミストシード
・いばるくさぶえ
・スカーフみがわりしてすりぬけエルフーンですりかえする(ない)
・味方にしぜんのちからタラプのみ(もっとない)
・同速上等で味方にズアやタラプなげつけてADアップやスターでガチャ
HBZトリルをごまかす方法
・A特化やアイテム補正どくづき
・最遅でどくづき+せっか
・Zどくづき
・Zぼうふう
・攻撃を重ねる
・ひるませるかいばるくさぶえ
・ファスガでいなして倒す
・ラム鉄球パワー
HBビアートリル
・ちょうはつ
・ひるませるかいばるくさぶえ
・みがわりメンハ
・Zどくづき+マジシャめざ毒等
・Zぼうふう
・最遅で乗っかる

襷トリルは最遅せっか+あまえるで大体有利。

襷おいかぜ
・最速挑発
・いばるくさぶえ
・なやみのタネ→アンコ
・後攻アンコ(最遅・おこう・こうこうのしっぽ・鉄球・パワー)
・すりかえ(おこう・こうこうのしっぽ・鉄球・パワー)
・みがわりメンハ
・エルフーン集中
・どくづきの追加毒で1ターン目に落とす
・トリル

 シンプルでいておいかぜが通ると分岐が多く分がいい。追い風型の強みはS有利に立てば上からエルフーンをアンコで行動縛ったり、アンコされてもいいあまえるを使えるところ。アンコールへのアンコールは失敗するので次のターンに技が選べる。相手のエルフーンがメンハかどうかは気にせずアンコをすることで自分はメンハでなく襷ビアーを持つことができる。まもったテラキにアンコは通したくなるがZやメンハは想定される。トリルに弱い。

ビアーおいかぜ
・ちょうはつ
・Zぼうふう
・みがわりメンハ
・A特化Zどくづき
・すりかえ+A特化どくづき
・どくづきめざ毒
・後攻アンコ(最遅・おこう・こうこうのしっぽ・鉄球・パワー)
・トリル

 初手まもるみがわりは追い風型に不利だが、みがわり自体は強い気がするので無性にすりぬけエルフーン採用したくなる。

スカーフどくづき+すりかえ
・ようきスカーフインファでテラキを先に倒す(A188振りでB252が確定)
・スカーフエルフーンでてだすけムンフォくさむすび
・あまえるコットンガードでどくづきを耐える
・みがわりですりかえを失敗させる
・襷ビアー以外のエルフーン採用しどくづきで倒してテラキを置物にする
・Z格闘技→どくづき
・ばかぢから→メンハかZどくづき
・ファスガ+ビアー(対策になってなさそう)

 最初動かしやすそうと思ったのはスカーフどくづき+すりかえだった。ミラーと先制スカーフインファ・てだすけムンフォとみがわりまもるエルフーン以外には強そう。

 すりかえで襷やビアーを奪えばA特化どくづきであまえるくすぐる(オクタン砲ヤミラミで脚光を浴びた割に実戦で見ない技)コットンガードみがわりをしないエルフーンを大体倒すことができ、かつ相手のどくづきを耐えることができるZ持ちの時はすりかえ失敗するがエルフーンをそのまま倒せるみがわりには分が悪い。

 すりかえ失敗した時に使えるアイテムの候補としてイア・マゴ・バンジの実が挙げられるが、B特化エルフーンにどくづき乱数で耐えられたあと回復されると困る。ただし、混乱実なのでうまく混乱させれる性格なら使えるかもしれない。基本はメンハで挑発、ラムでくさぶえをケア。スカーフ+Z相手はどくづきを耐えれば勝てそう。どくづき固定同士でこちらにだけエルフーンがいれば、味方のテラキにすりかえして技を選び直して勝ち。A特化すると相手のインファをこちらのテラキが耐えない。エルフーンがスカーフ持つとあまえるアンコくさむすび等の打ち分けができなくなる。

 対策する側は、H228D12振りでDが一段階下がったテラキに4振りくさむすびでも50%の確率で落ちるので、ばかぢから採用する可能性がある(あまえるが辛い)。無振りのエルフーンにはAが一段階下がったどくづきでも倒せる。Sの遅いHB特化は上からどくづきで2回殴れば勝ち。とはいえあまり考えてこなかった格闘Zがわりと丸いか。Zクリスタルは角張ってるけど。初手にZ技を放つことで2ターン目のアンコを防ぎ、耐久調整してるようなテラキは問答無用でワンパン、まもったテラキにもダメージを入れながら配分によってはくさむすび圏内。


…こうかくレンズくさぶえ+襷が雑に強そう。まもるやみがわり、火力低い相手にはくさぶえ試行回数稼げてしまう。

使ってみたいパーティ

 みがわりを採用するとき先制すりかえを防ぐために最遅にしないという考え方がある。そこで試してみたい初手は後攻アンコ。雑な案は…

エルフーンHB特化@パワーバンド
アンコール・すりかえ・めざ毒・くさむすび

 最遅エルフーンと最遅テラキの間にSを調整することはできない。すりかえして最遅スカーフになった時準速テラキ抜きでしかないのでパワー系持たせるならSは無補正。Sを下げれば最遅みがわりやあまえるも下からアンコできるがZどくづきに隙を見せる。ビアーかは悩みどころ。

 スカーフインファと補助技エルフーンが残ることがあるので打ち分けできる2ウェポン。スカーフどくづき見たらエルフーンから殴り出すのですりかえで持ち物リセットしてどくづき1回入ってからインファで落とせる。ただしパワーテラキのSは遅い。A特化どくづきは残りをBに回しても調整インファが乱数耐えになる程度にしか耐久に振れない。


テラキオン@スカーフ
いじっぱりH4-A244-B212-D4-S12
どくづき・インファ・アイヘ・ねごと

 Zトリルを許さないA特化どくづき。エルフーンのZを許さないスカーフ。
これ一見通常のトリルに対策とれていない。まもるトリルのテラキは毒Z採用しやすい。一番遅いのがパワーエルフーンなのだが、トリルにアンコしてもテラキから毒Zが飛んでくる。アイテム補正のないくさむすびではテラキを倒せない。

 そこで2ターン目に味方のテラキにすりかえして相手のテラキよりも遅くする。A特化がバレたらテラキがスカーフ想定でエルフーンに集中されるが、相手の行動順がテラキ→エルフーンなのでテラキがくさむすびでせっか圏外になればいい。Cに振っていないならせっか圏外、襷でCに振っていると耐えないので1ターン目にどくづきで毒を引くことを願う。配分をHAにする手もある。ようきスカーフ+攻撃技、てだすけスカーフムンフォ、どくづきトリル、Zどくづき、エルフーンまもるで負ける。

 これ初手スカーフどくづき+すりかえはスカーフどくづき+後攻アンコと本質は変わらないな。となると後攻アンコを活かすならスカーフどくづき以外での動き。エルフーンのZ技を受けても成立する立ち回りを考えたい。

 スカーフインファ+Zぼうふうとスカーフどくづき+草妖Zの違いは何か。
前者は相手の最速エルフーンが同速で動けてしまう。追加効果がないので襷で生存される。どくづきを意識するとA特化になりインファを耐える耐久にできない。前者のメリットはようきインファの成立しやすさになる。この両者が対峙したら前者が勝つ。みがわりエルフーンが一定数いると考えるとZぼうふうはすりぬけ。草妖Zはいたずらごころでも成立する。両者から抜群突かれる毒に対してビアーの方がバコウより多く、Zぼうふうはワンパンしやすい

 両方耐えるにはまもる・襷・HDビアー・HBチョッキ
 テラキHD弱保はインファで落ちる。となると…

テラキオン@チョッキH228-B196-D12
インファ・どくづき・せっか

 結局この配分のテラキか。耐久調整してもせっか完全圏外にはならないが、スカーフ相手は気にしなくていい。スカーフ+Zに対し両方ギリギリで耐えてどくづきでエルフーンを倒したらHP満タンのテラキオンを落とせるかの勝負。ようきスカーフインファならBD2段階下がったやつはインファでも無振りくさむすびでも倒せる。スカーフどくづきはくさむすびでワンパンできない。チョッキテラキはまもれないのでソラビZの場合はくさぶえやあまえるでテラキ生存が五分の運ゲ。C削ってるかムンフォZだと勝てる。ただしABスカーフの場合インファが中乱数でせっかでもとどかない場合がある。

 HDビアーはすりかえられたとき相手のエルフーンにどくづき耐えられてしまうが後攻アンコ入った場合は勝ち。

 スカーフどくづき+最遅エルフーンすりかえに後攻アンコ失敗した場合
・くさむすびどくづき→くさむすびorどくづき
・すりかえどくづき→インファorくさむすび
・あまえるどくづき
・アンコールどくづき→インファorくさむすび

 アンコールされたターン、技選択段階で前のターンと同じ技を選んでいた場合対象はそのままだが、違う技を選んでいた場合攻撃する方向はランダム。どくづきを選ばれていたら負けで、インファでも50%の運。どくづきをエルフーンに打ったらアンコ切れた後インファして勝ち。よってアンコールされることはない

 くさむすびとすりかえは択ゲー。くさむすび+Dダウンくさむすびは耐えない。A特化どくづき+インファも耐えない。最遅だとS勝負にすらならない。
すりかえするタイミングでインファをテラキに打ってもBブッパしてあったらA68インファで中乱数なのですりかえの方が辛い。アンコ相手に勝てる選択したくなるし。どくづき+Dダウンへのくさむすびは毒ダメ混みで耐える。

 あまえるはされた時点で負け。ビアーどくづきで半分削れてなかったら相手はHB。インファするとチョッキ持っててもどくづき+くさむすび+Dダウンくさむすびで必敗。どくづきしても毒ひかないと耐えられた後にすりかえで負け。初手すりかえするエルフーンにめざ毒はいらないのですりかえ・くさむすび確定で残りはアンコあまえるくさぶえが入ってくる。さすがに2ターン目にコットンはないだろう。

…あれ?


あ…!

…バカだ!!僕はバカだ!!スカーフにこだわるあまりどくづきに気を取られ、めざ毒の方が威力が出ることに気付けなかった…!

 
 採用した最遅のんきテラキはCに下降補正が入らない。あまえるされたどくづきよりも無振りめざ毒の方がHBには威力で上回りそこそこ有利な確率で倒せてしまうのだ。ここで倒さないと次はせっかよりも先に出たすりかえでテラキのスカーフ解除があるのでインファかせっかの択が生じる。

 ついにここに辿り着いてしまったのか…

 これじゃMP90しかなくてメテオ使えない賢者テラじゃん。
 杖でギルバートを殴りまくった魔法も使える爺じゃん。
 FF4で聖剣を求めていたら現れた奴じゃん。


というわけでね。

テラキオンのんき最遅@チョッキH228-A68-B196-C4-D12
インファ・どくづき・せっか・めざ毒

エルフーンなまいき最遅@ビアーH252-B20-D236
アンコ・あまえる・くさむすび・めざ毒
A特化どくづき+せっか耐え
Zぼうふう+せっかを耐える可能性が出るよう残りD
あまえるでせっか耐えも視野

 自分が使うとしたらこれかな。すりかえしたのにテラキはスカーフじゃありませんでしたの場合は解散。帯Zインファや攻撃重ねてくる相手は無理。本来のエルテラにも弱い。火力低いのでどくづきめざ毒がコットンガードビアーエルフーンに乱数になってしまう。

 あまえるとムーンフォースでフェアリーZを使い分ける案はZあまえるでおいかぜ相手に有利になる目途が立たず没に。初手格闘Zorどくづき+みがわりは結構強そう。


 疲れたのでおしまい。USUM買ってないので不参加でフィニッシュ。



 何の参考にもならんが毒は英語でtoxic(ポケモンではどくどく)、toxicの語源はギリシャ語のtoxikonらしい。韓ドラ時代劇観てると隙あらば毒飲まされてるが毒の発音はトクだった。たまたま同じような発音になったのか語源が同じなのかは気になっているがぐぐってもよくわからない。毒物摂取した時の反応から単語作った結果似通ったのではないかと仮説だけ立てておく。他の人が調べてこのnoteに行き着いたら申し訳ない…とはいえ言いたいことも言えないこんな世の中じゃ~POISON…

 ないしょばなしどこへ行った。

               ↓この辺にスズ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?