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物流情報マガジン 2月3日: ニュースまとめ

 BLINK株式会社の浅井です。本日のマガジンでは気になったニュースをまとめていきます。

AutoStore and Ocado 'robot war' spills into Germany

 格子状のフレームを走行して商品をピッキングするロボットの開発元であるAutostoreとその競合であるOcadoの争いがドイツでも行われているようです。このマガジンでも度々紹介していますが、世界各国でこの2社は競合の販売差し止めを求めて訴訟を起こしています。AutostoreやOcadoのような物流ロボットは導入コストが高いため、国(特に先進国)といった単位で販売ができなくなると大きな機会損失となります。そのため、このような熾烈な戦いとなってしまうのかもしれません。

ウォルマートの会員制倉庫店、床磨きロボで店頭在庫をチェック、全店導入

 このロボットは米ウォルマートの系列店である「サムズクラブ」で導入されている自動床磨きロボットに在庫スキャン用の装置を搭載することで、床を磨きながら在庫の管理ができるようになるようです。
このようなロボットを店内を走らせることで自動で在庫の管理を行うアイデア自体は様々な会社が試しており、目新しさはあまりありません。
しかし、なかなか実用化まで進んでいるという印象は無いため、今後どのようになるのか、気になるところです。

Mujinの知能ロボットをファンケル物流センターが導入 段ボールとコンテナの荷卸し、ピース品コンテナ投⼊を⾃動化

 コンテナやダンボールの荷降ろしは物流倉庫の作業の中でも大変な作業の一つです。ロボットアームを開発しているMujinは今回、「株式会社ファンケル」の物流センターにて荷降ろしやコンテナへの商品の投入作業を自動化するロボットを開発・導入したことを発表しました。
物流倉庫の作業自動化は今後も進んでいくと思われますが、重たい荷物を扱う作業についてはロボットアームの使用がスタンダード化するのかもしれません。

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