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物流関連ニュース(5月9日): 「ロジスティードがアルプス物流買収へ」、「ロンコ・ジャパン/千葉県、大阪府、京都府に物流施設を年内竣工」他

BLINK株式会社の浅井です。本日のnoteでは、物流関連の気になったニュースをまとめていきます。

KKRがアルプス物流買収へ、時価1200億円にプレミアム乗せ-関係者

アルプスアルパインは、保有するアルプス物流の全株式をKKR子会社のロジスティードに売却する方針を固めた。株式公開買い付けを通じてアルプスアルパインが保有する約47%の株式を含む全株の取得を目指す。アルプス物流の時価総額は約1220億円で、プレミアムが付く見込みである。2024年問題を受けての物流業界の構造改革が急務とされており、M&Aを通じた業務効率化と収益性の改善が期待される。

日本通運/滋賀に新倉庫稼働、半導体関連の物流網を強化

日本通運は、滋賀県湖南市に新倉庫「NX栗東湖南倉庫」を開設し、2024年5月7日から稼働を開始した。この倉庫は「1拠点で一貫して作業が行える倉庫」をコンセプトにし、付加価値の高いロジスティクスサービスを提供する。立地の優位性を活かし、大阪、名古屋、北陸の中継基地として機能することが計画されている。

山九/物流DX強化へ、ベンチャー企業支援ファンドに出資参加 - LNEWS

山九は、物流DX対応強化とロボティクス・AI技術を活用した高度な物流サービス提供を目的に、「マーキュリア・サプライチェーン投資事業有限責任組合」に出資参加すると発表した。この投資ファンドは、物流・サプライチェーン領域の課題解決を目指し、革新的な技術やビジネスモデルを有するベンチャー企業への成長支援と事業拡大支援を行う。ファンドはマーキュリアインベストメント、日本政策投資銀行、三菱倉庫と連携して組成され、山九は有限責任組合員として出資する。

ロンコ・ジャパン/千葉県、大阪府、京都府に物流施設を年内竣工 - LNEWS

ロンコ・ジャパンは、2024年内に千葉県、大阪府、京都府で物流施設3棟を竣工し、2025年に埼玉県で新たな物流施設を竣工予定であると発表した。各施設は「プロフィットマート」ブランドのもと、広大な敷地と高い建築基準で設計され、大型駐車場と空調設備を完備している。千葉県の施設は2024年9月、大阪府の施設は11月、京都府の施設は12月に竣工予定で、埼玉県の施設は2025年7月の竣工が予定されており、各施設は物流効率化とアクセスの向上を目指している。

センコーGHD/2024年問題対策へ新トレーラー導入 - LNEWS

センコーグループホールディングス(GHD)は、2024年問題対策として新しいトレーラーを導入した。このトレーラーは、傘下の東京納品代行が初めて使用し、日本トレクスと共同で開発された。新トレーラーは大量輸送が可能で、中間フレームの設計により衣料品を含む様々な積荷に対応できる。これにより、効率的な物流サービスの提供が可能となり、業務の拡張が期待される。

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