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視覚障害と晴眼者の架け橋を目指す―ビーラインドプロジェクトでの挑戦

こんにちは!
ビーラインドプロジェクト広報担当のかんたです!

インタビュー企画第1回目は、メンバーのうたにインタビューをしていきたいと思います!

自己紹介

かんた:
自己紹介をお願いします!

うた:
趣味や特技はピアノとブラインドスキーです!ビーラインドでは、ミュージカルワークショップで踊りを通して自己を解放する体験を提供しています。ミュージカルの力を借りて、視覚障害者と晴眼者が一緒に楽しめるイベントを企画し、フラットな関係を築けるよう努めています。ミュージカルを通じて、みんなで素晴らしい体験を共有できる場所を作りたいです!

かんた:
ビーラインドに入ったきっかけは何ですか?

うた:
そうですね、私は後天性の進行型の視覚障害があり、晴眼者から視覚障害者になる経験を通じて、視覚障害者と晴眼者の間にある心の障壁をなくす社会にしたいと考え、視覚障害関連の活動を始めました。そのタイミングで、大阪で開催されたビーラインドプロジェクトのボードゲーム「グラマ」の体験会で代表の浅見と出会ったんです。その時、ちょうどビーラインド内で新しくミュージカルプロジェクトを立ち上げるタイミングだったんです!元々ミュージカルが大好きだった私は、運命を感じてしまい、すぐにビーラインドプロジェクトに参加しました!

印象的だった瞬間


かんた:
ビーラインドと運命的な出会いをしたんですね!プロジェクトで特に印象的だった瞬間を教えてください。

うた:
第一回のミュージカルワークショップ終了後に、参加者から嬉しい声をたくさんいただけた瞬間が印象的でした!例えば、晴眼者の女の子が「コロナ禍で高校時代に歌って踊る機会が少なかったので、久しぶりに歌って踊ることができて楽しかった!」と言ってくれました。他にも、視覚障害者の女性が「子供と一緒に鑑賞するくらいミュージカルを見るのは元々好きだったけれど、自分が歌って踊るとは思ってもみなかったので、すごく楽しかった!」と話してくれてとても嬉しかったことを覚えています!

また、丸井グループのアクセラレーションプログラム(FAG)期間中に行った視覚障害者と晴眼者が一緒に出かけることで新しい楽しさを生むことができるかという検証も印象的でした。メンバーが全員東京にいない中で一人で検証を進めることになり、とても大変でしたが、最終的にこのプログラムでは優秀賞を取ることができました。

活動を通して起きた変化

かんた:
活動を通じて自分にどんな変化がありましたか?

うた:
ビーラインドの活動を通じて、自分自身のビジョンが明確になりました。元々、視覚障害者と晴眼者の心の壁を取り除きたいという思いはありましたが、その具体的な手段が明確ではありませんでした。しかし、活動を通じて、私自身がこれからどうしていきたいのか、どうありたいのかが明確になってきました!また、能動的に物事を推し進める力も以前より増したと思います!ビーラインドのメンバー間でお互いの良いところを学び合い、高め合える環境があることが自己成長につながっています!

今後の目標


かんた:
うたの今後の目標について教えてください!

うた:
直近の目標としては、第二回のミュージカルワークショップを成功させることです!ミュージカルはあくまで手段で、参加者がワークショップを通じて自分の殻を破り、前に進むきっかけを提供したいと考えています!そして、最終的な目標は、視覚障害者と晴眼者の架け橋となり、「見ても見なくても見えなくても楽しめる社会」を実現させる「見見見人材」になることです。この目標に向かって、今後も引き続きミュージカルの検証を続けていきたいと思います!

まとめ

晴眼者から視覚障害者になるという経験を経て、自分にできることを考え続け、行動を起こし続けるうた。その姿勢には、同じ大学生として本当に刺激を受けました!これからも彼女の活動が多くの人に感動と勇気を与え、晴眼者と視覚障害者の間の心の壁が無くなることを期待しています!

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