春の空　見上げる女の　心とは?

離婚しそうで離婚しない　離婚しないのかと思えば離婚しそうになる男女を
みて、ゲンドウくんは

「赤城リツコくん、あのふたりをみてどう思うね?」
「さあ?ロジックじゃないもの男と女は」
「フフ、科学者たる君からそんな台詞が出るとは」
「そろそろ仕事にとりかからないとまずいのではありませんか?錨司令」
「まあまあ、それより他になにかいいかたはないものか?それはそうだとは
　わかるが、あんなスバっとしたいいかただと実もふたも無い気が・・・」
「じゃ、俳句か川柳にでもしてみたらいいのかしら?」

と、いってタイトルの句を詠んだりっちゃん

「ほう・・・」
「あれ、いつの間に大佐になられたのですか?司令」
「ん?」

「ところで司令、これテレビドラマの脚本になりそうじゃないかしら?」
「それはどうかな?」
「映画にしてもいいかもしれませんわね」
「なら、タイトルは『男心と春の空』とかどうだ?」
「あら、それはどうかしら?」
「じゃあ、思い切って『俺の空』とかどうだ?」
「どっかで聞いたことあるタイトルね」
「じゃあ、『僕が見たかった青空』とかどうだ?」
「そんな名前の女性アイドルグループがいたような?」
「ん?」
「じゃあ彼女たちに主題歌を歌ってもらいますか」
「なんてタイトルにする?」
「『女心と秋の空』でいかがでしょう?」

・・・いま、春だぜ?　たぶん・・・
(季節はずれの暑さはあるが、、)