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過食嘔吐の日々〜大学生活編〜⑤

拉致られてその後

叔母さんの家は新橋にありました。

新橋の資産家にお嫁に行ったので、自社ビルの一番上の階がおばさんのおうちでした。

おじさんも居ました。

おばさんには私の6才上の息子がいますが、当時は既に成人し、別のところに住んでいました。

昔、わたしに殺虫剤を兄と一緒になってかけてきた張本人です。笑

本人は覚えていないようです。加害者あるあるですね。

私は被害者だと思っていたのですが、逆にすっごい嫌われていて。笑

おばさんの家で会った時に、

「悪いことは言わないから出て行った方がいい」と苦虫を嚙み潰したような顔でいわれました。

へ???って感じでした。

え、わたし来たくて来てねえし。

なんならほぼ拉致られてきただけだし。

ってちょっとイラっとしたのを覚えています。

酒乱たち

その後。

「悪いことは言わないから出て行った方がいい」の理由がよく分かったのでした。

まず、おばさんは良い人なんだけど、かわいがってくれるんだけど



酒乱でした。

よくおばさん・おじさんと3人で飲みに連れて行ってくれるのですが、

おばさんは飲むと人に絡み始めるタイプで、しかも次の日、何も覚えてないの。笑

すっげー説教されて、泣いたときがあったんだけど、

「泣けばいいって思ってるんじゃないよ!!」

みたいに追撃型で。

あたるまで飛んでくるやつを打たれ続ける日々。

次の日は晴れやかな感じで起こしてくれるのですが、覚えていないのですから仕方ない・・・

日々、どんどんメンタルがやられていく私・・・

おじさんはおじさんで、違うパターンの酒乱でした。

夜、酔うと木刀を持って暴れるタイプの!!

おじさんも次の日、何も覚えてません。

わたしには、直接なんの被害もありませんでした。

助けてくれたことと、いつもお土産とか、美味しいお店とかに連れてってくれたこと、

2人とも酔うまではとってもいい人で、わたしのことを大切にしてくれて、感謝しています。

酔うまでは、ね。

変態弁護士

ちょうど私は法学部を卒業したばかりのころでした。

特に就職活動もせず

法科大学院でも行こうかなとかゆるい感じで考えてました。

すべてがどうでもよくなっていました。

ちょうど、おばさんちビルのテナントに弁護士事務所が入っていたので、

わたしはそこに勉強も兼ねて、働きに出されることになりました。

どんどん流されていく私の人生・・・

働き始めて約1週間がたった時、その弁護士とおばさん、おじさん、わたし、で飲みにいくこととなりました。

新橋にある普通の焼き鳥屋さんでした。

機嫌よく飲み始める弁護士。

いつもどおり飲みまくるおじさんとおばさん。

最初のうちは楽しく飲んでいたと思います。

途中から、

弁護士の野郎がパンツの中に手突っ込んできたんだよね。

どうしたらいいか分からず、それでも、手で全力で阻止しようとしていたとき。

てめえ!!!!!

なにしてんだ!!!!!!

おじさん、ブチ切れる。

店内でおっさん2名が大声で喧嘩を始めるという地獄絵図w

もう、泣くでしょ?

まだ22才なんだ、泣いてもいいだろ?

ってゆうか被害者だよわたし?

そこで、おばさんがなぜかブチ切れ。笑

泣けばいいってもんじゃない!!!

(え?なんで私にキレてくんのこの人?やばくね?)

会話が通じないことほど怖いものはない!

と恐怖におののいたわたしは、

その店から逃げ出して、二度とおばさんの家には戻りませんでした。

当時付き合っていた男を呼び出し、夜中に車を走らせて実家まで送らせたのでした。

本当、お酒って怖い・・・

心からそう思ったエピソードでした。

(そのあと、自分がアル中になるとは露ほどにも思わず・・・)

つづく・・・

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