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給食のカレーを中止された子供たちは、善悪を学ぶことができるのだろうか?

今日は大雨の影響もあって、冬を思わせるような寒さですね。

こんな日は、からだが温まるものを食べて元気に過ごしたいものです。
おでん、鍋など思い浮かびますが、今食べるべきは「カレー」な気がします。

それは、数日前に神戸市で起きた教師暴行問題の対応策として発表された内容が、
あまりに衝撃的で脳裏にあるからでしょう。

少し時間が経ってしまいましたが、私なりに思うことをまとめてみました。

教育委員会の発表で日本に激震が走る

今回は給食のカレー中止問題は、
大なり小なりずっと私たちの身近にあった問題な気がしています。

神戸市の教師暴行事件を受けて、児童へ講じられた対応策は、
「給食のカレー中止」という日本中に激震がはりる内容でした。

おそらくこのニュースを見聞きした全員が、
「なんでだよ!?」とツッコミをいれたのではないでしょうか。
日本中から異論が殺到し、さらなる火種となってしまいました。

2019年の流行語になるのでは?という勢いで、
SNSでは「カレーは悪くない」「カレーに罪はない」というハッシュタグと共に、
カレーを擁護する投稿が相次いでいます。
カレーの有罪無罪に関しては、私も完全無罪を主張したいです。

加害者の処分には深く言及せずに、カレーに罪をなすりつけた大人たち。
こういう姿を見た子供達は、どう感じているのでしょうか。

カレーを応援!

というわけで、今日は濡れ衣をきせられたカレーを応援するために、
インドカレーの名店「SITAARA DINER(シターラダイナー)」に行ってきました!

おそらく店員さんは全員インドの方だと思うのですが、おいしいカレーと一緒に、(私の人生では)数年前のアイドルのコンサート以来の生ウインクをいただき、
大変充足した時間になりました。(笑)

今日食べたのは「スパイシーチキン」カレーで、
このお店では最高の辛さを誇る★3つ。

のどがカーッと熱くなるほどスパイスがきいています。
超辛い!!

でも、いいんです。
私が好きで選んでいるので。

そう、カレーがダメとか激辛が悪のようなことをいう人もいますけど、
自分の意思で選択する分には、趣味趣向です。(むしろ好きで選んでいます。)

好きなものを誰かにオススメすることはあっても、
嫌がる人に強要なんて、決してしてはいけないですよね。
私も、激辛カレーは好きですが、人に強要されるのは絶対イヤです!

やっぱりカレーは悪くない!
つまり、悪いのはカレーじゃない!!ということですね。

給食のカレー中止の是非よりも大事なこと

給食のカレー中止の判断については、
否定派が多いなかでも、いろいろな意見がありますが、
当事者やその学校に関係する人にしかわからないこともあると思います。

多感な子供たちが衝撃的な映像を見たことによって、
トラウマになってしまうようならば、
一時的にカレーを中止するという判断も間違っていないのではないでしょうか。

じゃあ、カレーを中止したら解決なのでしょうか?
あるいは、給食のカレーを再開したら解決なのでしょうか?

違いますよね??

個人的に、学校や教育委員会が一番対応すべきなのは、
子供たちのケアと同時に、正しい方向に導いてあげることだと思います。

どんなに素晴らしいものでも、
扱い方を間違えたら凶器にされてしまうということ。
それはモノのせいでななく、人の行為がそうさせるのだということ。

カレーを一時的に中止するとしても、
これから子供たちが誤った判断をしないように、
しっかり伝えてあげて欲しいものです。

同時に、加害者がちゃんと罰を受けるのだということも、
身近で影響を受けた子供達にこそ、伝わるといいのですが。

願い

今回の事件を受けて、教師間の暴行問題が起きたことも衝撃ですが、
なによりもその学校にかよう子供たちが、
この教訓から真実を学ぶことができるのかが心配になってしまいます。
(余計なお世話かもしれませんが。)

社会的に悪とされる事件が起きたとき、
 どうすれば避けることができたのか
 いいこと・悪いことの軸はどこにあるのか

などを教え、導いていくのが学校や教育のあるべき姿なのではないでしょうか。

この事件を教訓に、善悪の区別やことの本質がわかる大人になって欲しいと、
切に願うばかりです。

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