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こんな時期だからウイルスと闘う「はたらく細胞」をみてstayhome

※2020年4月15日 誤字訂正しました。

外出自粛や ”stayhome” が強くさけばれるなか、動画見放題や漫画読み放題のサイトが充実しているので、家の中で過ごすのに重宝します。

なかでも、健康への関心が高まっているいま、一番推したい動画は『はたらく細胞』です!

はたらく細胞とは?

『はたらく細胞』は清水 茜さんの漫画が原作の作品です。
体内ではたらく代表的な細胞たちを擬人化してしまうという斬新なアイデアですが、複雑な体内メカニズムを正確にわかりやすく教えてくれると、話題になりました。

そして、2018年にアニメ化されて瞬く間に人気が拡がり、今年2020年9月には映画化が決定しています!さらには2021年にアニメ第2期も放映されるとなり、かなり勢いがあります。

すり傷、花粉症や熱中症など身近なものから、食中毒や感染症やがんなど、できれば避けたいトラブルまで扱われていて、自分の体内でなにが起きているのか、アニメを通して理解が深まります。

そして擬人化した細胞のキャラクターたちが個性豊かに描かれていて、すごく親しみやすいし覚えやすい!キャラクターがとてもかわいらしいので、懸命にはたらく姿をみていると、だんだん愛おしくなってきます。(笑)

エンタメとしても楽しめるし、自分のからだに起こり得る題材だから勉強にもなって、一石二鳥の作品です!

ウイルスと闘う細胞たち

『はたらく細胞』のアニメ第3話では、身近なウイルスの代表・インフルエンザウイルスが体内に入ったときのメカニズム(細胞たちのはたらき)が描かれています。
今話題の新型コロナウイルスが、万が一体内にはいってきたら、同じようなメカニズムで体内の細胞たちが闘ってくれるはず…!

今回はウイルスが体内に侵入したときに活躍する細胞たちを紹介します。

①白血球(好中球)

出典:https://hataraku-saibou.com/character/?chara=leukocyte

外部から体内に細菌・ウイルスが侵入したとき、真っ先に駆除に取り掛かか先陣部隊です。普段はクールですが、敵を検知すると猟奇的に襲いかかるというギャップが魅力的。
白血球の一種で、一番多い”好中球(こうちゅうきゅう)”という部隊に属しています。

ウイルスを検知すると帽子のレセプターが、ピコンッ!と反応するのですが、愛嬌のある絶妙な仕様になっています。残念ながら在庫なしですが、商品化もされているほどの人気ぶり…!

出典:https://www.movic.jp/shop/g/g03390-00683-00001/

②キラーT細胞

出典:https://hataraku-saibou.com/character/?chara=killer_t_cell

T細胞はリンパ球の一種で、その名のとおりウイルスに感染した細胞を殺傷する超体育会系の戦闘集団。「発見次第2秒で仕留めろ!」をスローガンとするとても頼もしい細胞です。

③ナイーブT細胞 → エフェクターT細胞

出典:https://hataraku-saibou.com/character/?chara=naive_t_cell

不安げな表情のナイーブT細胞は、まだ抗原(ウイルスなどの外敵)と一度も遭遇したことのない新米くんです。アニメ第3話では、屈強な先輩細胞のキラーT細胞たちにどやされながら、はじめてのウイルス感染細胞に立ち向かおうとしますが、恐怖のあまり逃げ出してしまいます。
それでも別のリンパ球・ヘルパーT細胞に励まされて、成長する姿がちょっと感動的…!

そして、ナイーブT細胞が開花すると…

出典:https://hataraku-saibou.com/character/?chara=effector_t_cell

なんと活性化してエフェクターT細胞に進化しました…!
あんなに不安げだった表情から、凛々しい目つきに様変わりしました。前髪のそそりたち具合がいかにも活性化中という感じですが、以前とは見違える姿になってウイルスたちをなぎ倒していきます。

④マクロファージ

出典:https://hataraku-saibou.com/character/?chara=macrophage

麗しい容姿とはウラハラに「うふふふ♡」「え〜〜い♡」と微笑みながらウイルスたちを大ナタで斬りまくるという猟奇的なキャラクターです。(笑)
体内に侵入した敵(抗原)の情報を読み取ったり、やっつけたウイルスを片付けたりと多くの役割りを担っています。
華麗にウイルスを斬りまくる姿はアニメ一番の見どころでもあります!(大げさ)

⑤B細胞

出典:https://hataraku-saibou.com/character/?chara=b_cell

B細胞もリンパ球の一種ですが、武闘派の他の細胞たちとは違い、唯一飛び道具を持っています。
B細胞が抗原を認識すると「抗体」を大量生産し、ウイルスに感染した細胞を一気に攻撃できるようになります。


他にも免疫を担う細胞はたくさんいますが、からだに異物が入っても彼らが休まずはたらいてくれているおかげで健康が保たれています。
このアニメをみていると妙に細胞たちに愛着がわいてきて、あんまり無茶させないように摂生しよう!と思えてくるから不思議です。(笑)

やっぱりstayhome

常にたくさんの免疫細胞がからだを守るために働いてくれていますが、未知のウイルスに対してどれだけ闘えるかは図ることができません。
いま自分(細胞たち)のためにできることは、ウイルスを体内に入れないようにやっぱり ”stayhome” が最善だなと思います!

そして、万が一のときに細胞たちがフルパワーで闘えるように、不摂生を戒めて、規則正しく生活しようと心に決めました…!(運動不足もなんとかしなきゃ…)

アニメをみていると、いつも休みなく働いてくれている細胞たちを心から労いたくなりますよ!
長い長い家での時間は『はたらく細胞』をみて、いつも以上に健康を意識してみてはいかがでしょうか?


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