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第4の方法


曲の調べ方について、前回こんな記事を書きました。




好きな音楽(だけにとどまらず)の広げかたは人それぞれあると思います。

また別の切り口があったので紹介します。


連作や曲集で探す。


曲集の中にコンサートでよく取り上げられる曲や他の楽器に編曲されるような有名な曲あって、それ以外の曲を聴いてみる方法。

シングル(7インチ)だけでなく、アルバムで聴く感覚と思います。配信の時代になってあまり聞かなくなった表現かもしれませんが。


たとえば、以前にも取り上げた作曲家、フェデリコ・モンポウの歌と踊りは6番をギターの編曲で聴いたことがありました。(藤井眞吾さんの編曲と思います。誰の演奏だったのか覚えていませんが、習っていた先生かもしれません)


7番を聴いているとどこかで聴いたメロディーでした。
ちなみに、カタロニア民謡(跡取りのリエラ)が元になっています。


元の曲(跡取りのリエラ:リョベート編)




歌と踊り13番(元々、ギターのために書かれた作品)


踊り



歌と踊りは連作で1-15まであるそうで、全部は聴いていません。
ほちぼち聴きます。

個人的には、モンポウ本人の演奏とアリシア・デ・ラローチャの演奏が好きです。


モンポウの曲は、余韻や間、減衰する音が印象的ですが、俳句を好んでいたというエピソードもあるそうです。


そんな余韻も楽しめたらいいなと思います。


追記:歌と踊り13番の歌は同様にカタロニア民謡の鳥の歌が原曲になっています。


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