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Astrology forecast December 2022(12月の星の動き)

2022年の私たちの旅もまもなく終わろうとしていますが、2023年が近づくにつれ、未来への期待と不安が私たちの心のドアを叩きます。

12月は、楽観的な射手座のエネルギーで始まります。
海王星が約半年間の逆行を終え、水星、金星、太陽は山羊座の国へ、木星も牡羊座へ移動します。
しかしまだ、火星と天王星は逆行を続けており、土星と天王星のスクエアは解消していません。新旧の対立、価値観のせめぎ合いはまだ続きます。
天王星と北ノードのコンジャンクションも2月頃まで成立しているので、冬の間は衝撃的な出来事がいくつか発生する可能性がありそうです。

2022年12月の数秘は9。9は一桁の最後の数字であるため、成就と完成という意味があります。また、数秘術で扱う1~8までのすべての数のエネルギーを含むため、反作用として混乱も引き起こします。

12月の星の動き

12月1日~12月10日

1日)火星と金星が180度
逆行中の双子座火星と、射手座の金星がタイトなオポジション。
火星はOOBになっており、金星も2日からOOBになります。テンション高いエネルギーです。

金星は、愛情やお金がテーマ。火星とのオポジションは、火星がブースター的な働きをします。おそらく問題がでてきやすいです。
人によってどちらが現れるか、あるいは両方の場合もありますが、結果的に自分自身への愛、許し、癒しにつながりそうです。
2日~3日)太陽(射手座10度)と恒星アンタレスがコンジャンクション
4日)海王星が直行へ
6月28日に魚座25°26′で逆行を開始していた海王星が、魚座22°38′で順行に戻ります。
海王星が順行になると、頭の中の霧が晴れる感覚があるでしょう。4月12日頃に発生した海王星と木星の会合周期のテーマも、明確になりそうです。
火星と海王星のスクエアはじょじょに解消していきますが、来年1月に火星が順行に戻った後、3月頃に再びスクエアを取り始めます。
6日)天王星食(日本で観測可能)
月が天王星(牡牛座14度)を隠します。11月は月食と同時に起きたため、大変話題になりましたね。
今回は、天王星のそばに恒星アルマック(アンドロメダの靴)があります。

12月6日天王星食

7日)水星が山羊座入り
水星は2月10日まで山羊座に滞在。今回は逆行があるため、長滞在になります。射手座の楽観的思考から山羊座の現実的思考へシフトしていきます。
8日)双子座の満月、火星食
満月は、双子座16度。月は火星とコンジャンクションになり、火星を隠します。また、魚座海王星とTスクエアを形成。
落ち着きがなく、エキセントリックなエネルギーの満月です。トラブルが発生しやすく、精神状態は不安定になるかもしれません。武力衝突も起きるかも。
オリオン座リゲル(双子座17度)が近くにあります。リゲルは「オリオンの左膝」と呼ばれ、栄誉、名誉、富、幸福に関係しています。
満月の星読みは別記事にします。
10日)金星が山羊座入り
金星は、1月3に日は次の水瓶座へ移動します。1カ月足らずの山羊座滞在です。
山羊座の金星は、質実剛健になり、仕事で認められることや、社会への貢献にパワーを注ぐ傾向があり、ハードワークになりがちです。

12月8日火星食

12月11日~12月20日

12日)水星逆行のプレシャドウ
29日に逆行開始する水星のプレシャドウが始まります。本番は29日から。
16日)下弦の月
実質的に2022年の総括をする時になります。23日の新月までに、今年始めたこと、やりかけたことを纏めたり目途をつけておきましょう。
月は乙女座24度。太陽は射手座24度。魚座最後の29度の木星と海王星(22度)とで、柔軟宮のTスクエアを形成。
木星が再び魚座に戻るのは約13年後。
20日)木星が牡羊座入り
木星は、2022年5月10日から10月27日まで探索した牡羊座の国へ、再び入ります。牡羊座木星は、リーダーシップとパイオニア精神をもたらします。
太陽は射手座28度にあり、木星とスクエア。権力に対する問題、闘争に注意してください。
2023年5月17日に次の牡牛座へ移動するので、約半年間、牡羊座を活性化し、牡羊座生まれさんにベネフィックを届けることでしょう。

惑星パレード(12月20日ごろから31日ごろまで)

12月下旬、夕方の空で、水星から海王星まで全惑星を見ることができます。
25日以降は月も加わります。
タイミングは日の入りの30分後から1時間後くらいの約30分間。天王星と海王星を見るには双眼鏡が必要です。

今年6月下旬ごろに明け方の空で全惑星が見える機会があり「惑星パレード」と呼ばれ話題となったが、全惑星が見えるのはそれ以来のチャンス。
次回見やすいものは2061年。

アストロアーツ

12月21日~12月31日

22日)冬至(太陽が山羊座入り)
2022年のラストクォーター。太陽が山羊座に入ると、現実的で勤勉なエネルギーに変わります。
山羊座ステリウム(太陽、水星、金星、冥王星)は、強固なグラウンディングですが、ある意味、はっきりと境界線を引くため、他者とは疎遠になりがちかもしれません。とくに発展性のない人間関係は終了~となるかも。
冬至と山羊座新月については別記事を書きます。
23日)山羊座の新月、カイロンが逆行終了
11月24日の新月サイクルがリセットされ、新しいサイクルが始まります。
新月は山羊座1度。サビアンは「ゴシック式の教会の3つの円花窓。そのうちひとつは戦争で破損している」。現実に直面する暗示。
山羊座の新月は、将来を見据え、目標を達成するための計画を立てるように私たちを促します。
7月19日頃から逆行していたカイロンが順行に戻ります。私たちが避けてきたことや混乱していたことが、明らかになり始めるでしょう。
29日)水星が逆行開始(~2023年1月18日まで)
水星は、山羊座24°21′で逆行を開始します。
年末なので、交通機関トラブルが懸念されます。帰省や海外旅行の予定がある方は、時間に余裕を持ってスケジュールを組まれてください。
決済や出金、振り込みなども、ギリギリでなく早めにしたほうが良さそう。
逆行終了は、2023年1月18日。山羊座08°08′の時点です。
プレシャドウは12月12日頃から。アフタ―シャドウは2023年2月7日頃まで。
30日)上弦の月
23日の新月のテーマから課題が出てくる頃です。前日の水星逆行の影響もあり、考えが逡巡しそうです。
太陽は山羊座8度、月は牡羊座8度。太陽のサビアン「ハープを運ぶ天使」。月は「水晶占い師」。思考で細かく詰めた計画はうまくいかないかも。i顕在意識を休め、潜在意識に委ねましょう。

実り多き12月になることを祈って・・・

2022年の始まりは、1月3日の山羊座新月でした。2022年の終わりに再び山羊座の新月がやってきます。そして年をまたぐ水星逆行。
今月前半は、射手座太陽の楽観的なエネルギーの影響もあり、まもなく訪れるパーティーシーズン、ホリデーシーズンに心が湧きたつ感じがあります。
やるべきこと、やりたいことは今月前半にほとんどやったほうが良いでしょう。
今月後半はスピードダウンします。水星逆行は、まるで2022年に失った時間を悼むようでもあり、心と体を癒すためのように感じます。
2023年の内省的なエネルギー(数秘7)を誰もが感じ始めるでしょう。命と人生は、らせんのように上昇していきます。

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