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Typhoon No. 14 makes landfall

19日下弦の月のタイミングで、九州に台風14号ナンマドルが上陸しそうな勢いです。と、書いているうちに九州に上陸したそうです。

前回の台風11号(ヒンナムノー)で地盤が緩んでいる場所があると思いますので、台風の進路に当たっている方は、じゅうぶんにお気をつけてご安全にお過ごしください。

台風14号(ナンマドル)はどんな台風?

「数十年に一度しかないような大規模な災害」「過去に経験したことがないレベル」という前提で予報されています。「数十年に一度」という定義がふわっとした感じですね。

たとえば「平成〇〇年の○○台風」とか、「昭和の〇〇大水害」などの名前を挙げてくれたら、「あれ以上か。それは大変だ。」となると思うのですが、私だけかも知れないですがどうも実態が見えてこない。
台風の通り道の九州生まれの私には、今のところ、ニュース映像は“上の下”の台風という印象でした。
これからもっと勢力が強まる可能性は大いにあります。

昭和34年9月26日に大被害をもたらした伊勢湾台風は、死者・行方不明者の数は5,000人を超え、明治以降の日本における台風の災害史上最悪の惨事と言われています。伊勢湾台風は、中心気圧(最低気圧)が895 hPa、最大風速
は75 m/sだったそうです。

ナンマドルは、14日午前3時に小笠原沖で発生しました。ちなみにナンマドルは、ミクロネシアのポンペイ島にある「ナンマトル」という遺跡に由来するそうです。
今月初めの台風11号(ヒンナムノー)と似たような動きですが、14号の進路のほうがより日本列島を縦断するため、危険度が高いです。

このようにカクッと曲がる台風は、過去になかったわけではないです。
地球温暖化が言われるようになって、日本近海の海水温が高くなった、日本は熱帯の国になるんじゃないか?と言われ始めてから、磁石のように日本列島に吸い寄せられる台風が増えたかもしれません。

11号の進路予想図
14号の進路予想図

前回の11号ヒンナムノーが発生したのが8月28日。翌29日が新月だったので、影響が強く出るかもと思いデータを取っていましたが、半島寄りの進路だったため、韓国のほうが被害が大きかったです。

ヒンナムノーの影響(韓国)
2022年9月6日韓国

下弦図(18日)の検証

18日の下弦図を見てみますと、太陽と海王星がオポジション。霧に覆われるイメージです。霧は、正体がわからないもののメタファー。嘘や欺瞞も含みます。
天頂には恒星シリウス。シリウスは、エジプトでは洪水に関連している天体です。

下弦の月は、4ハウス山羊座冥王星とクインカンクス。クインカンクスは強制力があるアスペクトなので、場合によっては月がトリガーになる可能性があります。
しかも、この月はOOB(アウトオブバウンズ)しています。

アウト・オブ・バウンズとは、天体が赤緯・北緯の23.26度を超えた位置にある場合を言います。天体は、基本的に赤緯・北緯それぞれ23.26度以内に存在していますが、場合によっては天体がこれらの度数を超えた位置に存在することもあります。

国土の4ハウスに入っている冥王星は、太陽と海王星のオポジションをコンプロマイズ(調停)する位置にいますが、冥王星の調停は山火事を火で消すバック・ファイア(迎え火)のような感じがあります。バック・ファイアは、一つ間違えば延焼を拡大してしまいますね。

9月18日下弦図

太陽は12ハウス乙女座、海王星は6ハウス魚座にあり、9ハウス双子座の月とTスクエアを形成しています。このTスクエアは柔軟宮のTスクエアですので、落ち着かない、変動のエネルギーです。

4ハウス山羊座のカスプルーラー土星は5ハウスにあり、8ハウス牡牛座天王星とスクエア。天王星は5ハウス水瓶座のカスプルーラーです。
土星は水瓶座の副主星なので、土星と天王星はミューチュアル・レセプション。共にエネルギーが活性化しています。

また、土星と天王星はそれぞれ、12ハウス天秤座水星とセスキコードレートになっており、トールハンマーというアスペクトを形成しています。トールハンマーは災害に繋がりやすいアスペクトです。

トールハンマーは、北欧神話のトールThorという神様(ギリシャ神話のゼウスと同一)が持っていた武器の名前です。

水星は、本来は水銀(mercury)の意味だと思いますが、水の星とも書くように意外にも雨を降らす天体でもあります。
水星は、6ハウス牡羊座の木星とオポジション。ハウスのオポジションは、性質の違うサインが衝突もしますが、基本的には補助し合います。
この場合は、何でも増やす木星が災害を拡大しやすいでしょう。

水星は4ハウス冥王星とトライン。私はよく「水星と冥王星の組み合わせは、陰謀アスペクトだ」と言いますけれど、12ハウス水星はまさに陰謀と言う感じ。いやいや、台風なんだから陰謀なわけが無い(苦笑)

アストロマップと14号の進路

下弦図をアストロマップで見ると、木星(紫のライン)が九州を縦断しています。水星(緑)は愛媛、瀬戸内、広島、島根の上を通ります。
何より、木星のラインが14号の進路とほぼ重なるのが気味悪いです。これほどピッタリなのは滅多に見ない気がします。まるで、プログラミングされているかのよう。

下弦のアストロマップ

線状降水帯という用語が頻繁に用いられるようになったのは、2014年の「平成26年8月豪雨」による広島市の土砂災害以降だそうです。
線状降水帯の実体は複数の積乱雲の集合体とのこと。

日本では、集中豪雨発生時に線状の降水域がしばしばみられることが1990年代から指摘されていた。気象研究所の津口裕茂・加藤輝之は、1995年(平成7年)から2009年(平成21年)の4月 - 11月の期間を対象として、日本で起きた集中豪雨事例を客観的に抽出し、降水域の形状についての統計解析を行った。その結果、台風によるものを除き、約3分の2の事例で線状降水帯が発生していることが明らかになった。

wikiより

台風は上陸すると勢力が弱まり、案外早く温帯低気圧になるのですが、最近の台風は上陸しても、海上に出ると再び温められてパワーを取り戻すようで、なかなか厄介です。
気象庁の会見では、過去の台風を例に挙げることができないレベルらしいので、軽視しないで注意しておいたほうがいいでしょう。

太陽と海王星のオポジションで感じたこと

そういえば、エリザベス女王のご葬儀に出向かれている天皇皇后両陛下のご帰国(20日)に台風が影響するかもしれません。

陛下がご出発された17日は、太陽と海王星が同じ度数(パータイル)でオポジションになった日でした。
その日の朝の星読みでお話したことをここに転載します。本当は何を言いたかったのか、お気づきになった方もおられるでしょうか(以下自粛)。

今日、天皇皇后両陛下がエリザベス女王のご葬儀に向けてご出発されるそうです。(ご帰国は20日)
古代の占星術は、王様の運命、国の運命を知るために用いられていました。太陽は王様を意味しました。
太陽は、日本から見れば天皇陛下のことですし、イギリスから見れば、エリザベス女王、もしくは新国王チャールズ3世ということです。
今日の太陽は、魚座の海王星とオポジション(180度)ですが、これはさっきのデマとは意味が異なります。180度は対立ではなくて、補完し合います。海王星は、宇宙の愛のような優しさや思いやりを表します。(幻想的な場面も表します)
また太陽は、山羊座の冥王星とトライン(120度)ここには伝統に従う、ルールを重んじる感じがあります。国を挙げての大行事を催すイギリスの国王、ご縁があったエリザベス女王に敬意を表すために渡英される天皇陛下、どちらにもあてはまる星配置だと思います。

日本の場合は、太陽である天王陛下が国を留守にされる。
イギリスは、国王がお隠れになる。(黄泉の国へ行かれる)
というのも、太陽と海王星のオポジションが表している気がします。
ただ、太陽と土星がクインカンクス(150度)なので、注意が必要ですね。
何かスムーズにいかないところがあるかも。
日本もイギリスも、国内において気をつけたほうがいいかもしれません。
「強力な台風が来るぞ」と気象庁が煽っていますので、皆さま、お気をつけください。

最後に興味深い記事のご紹介。
気象コントロール戦争レースの行く末は… : 世界最大級の「高層電離層の攪乱システム」を建設している中国政府。そして「2025年までに気象を手にする」と宣言したアメリカ政府。「地球の気象を牛耳る」のはどちらか - In Deep

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