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マリーアントワネットのお気に入りだった二人の同じ誕生日の女性

先日、ネットニュースで
「双子が違う年に誕生。15分違いで生まれ、年も月も日にちも別々に」という記事がありました。
アメリカ・カリフォルニア州のナティビダッドティ・メディカル・センターで生まれた双子は、兄のアルフレッド・アントニオ・トルヒーリョさんが生まれたのは、2021年12月31日午後11時45分。妹のアイリン・ヨランダ・トルヒーリョさんは、それから15分後の2022年1月1日午前0時に誕生したそうです。
誕生日が異なる双子はとても珍しく、さらに生まれた年まで違うケースはかなり稀なんだそうですよ。
占星術的にも興味が湧くニュースでした。

ところで、最近ずっと私はフランス革命の時代の人の星読みをしているんですが、面白い発見をしました。
マリーアントワネットの親友と言われた二人の女性が、まったく同じ誕生日だったのです。生まれた場所は、イタリアとフランスで違うんですが。

一人は、ランバル公妃(イタリアの王女)、もうひとりはポリニャック夫人。
この二人、真逆な感じの印象を受けるのが興味深いです。出生時間がわからないのが残念。月は獅子座です。

でも、私なりに見当をつけてみました。自己流なので、正しくはないですが。

ポリニャック夫人
ポリニャック夫人

ポリニャック夫人は一目で魅了する美人という評判なのでアセンが天秤で、金星が合。或いはアセンが蠍座。朝7~8時頃に生まれていると予想。

実家は貴族でしたが貧しく、婚家も金銭的にも余裕がなく、マリーアントワネットの寵姫になるまでは、お金の苦労がありました。→2ハウス土星、冥王星

王妃付の女官となるために、マリーアントワネットが借金の清算を援助した経緯があります。
8ハウスは牡牛座、天体なし。

見た目は大人しそうに見えるけれど、カリスマ性があり取り巻きの中の主役であったため、人の好き嫌いの主張が激しく、周囲はポリニャック夫人に嫌われないように努めていたとか。
7ハウス牡羊座、ルーラーは5ハウス。

マリーアントワネットは美しいポリニャック夫人に入れ込み、二人にレズビアンの噂が立つほどだったそうです。
嫉まれることも多かったようですね。

宮殿での仕事は、ガバァネス(教育係)。
ベルサイユ宮殿内に、13部屋があるアパートメントを与えられました。
従来は4、5部屋程度。また、プチトリアノンの敷地内にもコテージを与えられました。
6ハウス魚座。

ポリニャック夫人は亡命に成功し、1793年12月にオーストリアで心臓発作で亡くなりました。

ポリニャック夫人
ランバル公妃

イタリア・トリノ生まれのランバル公妃は、イタリア王室の王女。
アセンは蟹座か獅子座。12ハウスに蟹座海王星。
日付が変わってすぐか、あるいは23時ぐらいに生まれていると予想。

ルイ14世の曾孫にあたる夫は、結婚後1年で(浮気で感染した性病が悪化し)死去。19歳で未亡人に。
王妃を亡くしたばかりのルイ15世の後妻に推薦されていたが、夫の父(舅)が許可しなかった。先に妻を亡くした舅と、夫に裏切られて失意の中にいたランバル公妃の間に恋愛感情が生まれていたようです。

4ハウス蠍座。土星、冥王星。あるいは冥王星は5ハウスかも。

ポリニャック夫人の出現によって、お気に入りの座は奪われてしまいますが、最後までマリーアントワネットに忠誠をつくしました。
2ハウス乙女座、6ハウス山羊座。

8ハウス水瓶座か、8ハウスカスプが水瓶座。亡くなった日から検証しました。
8ハウスは生と死の部屋。
亡くなった日は、ネイタル天王星に、トランシット冥王星が合。

ランバル公妃は、1792年「9月虐殺」で群衆のリンチ処刑により惨殺され、首を切断され、その首は槍に突き刺され、パリ市中を見世物のように回されました。

ランバル公妃

ざっくりとですが、レクティファイしてみました。
また気づいたことがあったら更新しますね。
お気づきの点がありましたら、教えてくださいませ。

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