7月29日獅子座新月と木星逆行*見直す新月
7月29日獅子座新月について、備忘録を兼ねて書いておきます。
時間は午前2時55分。多くの方が眠っている間に、月のサイクルがリセット&スタートします。
この日は岸田首相の誕生日だそうです。偶然とはいえ、岸田さんのソーラーリターン(ソラリタ)と、新月がタイミングを同じくするということに、何の意味もないとも思えないです。
ソラリタも新月も新しいスタート。安倍さん亡き後、岸田さんがこれまでにない手腕を発揮して、政権運営をして行かれるのでしょう。
しかし、前途揚々とはいかないかも知れません。星の配置はシビアです。
安倍さんが亡くなったタイミングで、(ウ****のマイダン革命に関わった)ヌーランド女史が来日したことも深読みしてしまいます。
新月図
この新月図(コッホシステム)では、太陽と月は1ハウスの最後、2ハウスのカスプにコンジャンクションしています。これは2ハウスに入っているとみなしていいと思います。
プラシーダスシステムでは2ハウスになっているでしょう。
度数は獅子座5度38分。
2ハウスは経済。おもに国民のお財布事情です。
経済活動に動きがあると見ますが、7ハウスの冥王星とは、緩くオポジション。10ハウスの木星とトライン。
木星はこの数時間に逆行するので状態は良くないです。また木星がいる牡羊座がインターセプトしているので、木星効果が現れにくい感じですね。
MCに海王星が重なっているのも、状況がハッキリ見えてこない、真相は霧に隠れていることを表しているように思います。
同じ2ハウスの水星は、8ハウス土星とオポジション。8ハウスは、2ハウスとセットとして考えると税金や国債です。これは岸田さんが呼びかけている「貯蓄より投資」のプランを思わせます。
そして水星は11ハウスの火星、天王星、Nノード(月の交点)とスクエアになっており、土星とで不動宮のTスクエアを形成します。またSノードを含めると不動宮のグランドクロスになります。
ゴタゴタが予想されます。11ハウスには、議会と言う意味があり、決まったことが反故になったり、政府の言うことが二転三転する可能性が高いです。
力関係で言えば、天王星は水星の親分であり、11ハウスルーラーであり、8ハウス水瓶座のルーラーであるので、このTスクエアでの天王星は絶対的に優位です。天王星の改革パワーが大いに発揮され、引っ掻き回してくれそうです。
ラスボス感のある冥王星が7ハウス(友好国、敵対国)にあり、オーブは緩いものの天王星とトラインになっているのも、薄ら恐ろしさを感じます。
2ハウス水星を景気対策とすると、10ハウスの木星がトラインで、政府は拡大を期待しているものの足並みが揃わないとか、何処かの組織が干渉、反発するとか。外国勢の関与とか。そういったことかもしれません。
貿易の状態はどうかと言うと、9ハウスにはメイン天体なし。小惑星ベスタとジュノーが入っているものの、ベスタは太陽とクインカンクス(150度)、ジュノーは太陽とセスキコードレート(135度)。
つれない感じ。ベスタには奉仕の意味があり、ジュノーは正当な権利を意味します。winwinとはいかなそうです。
5ハウス(穀物生産)も天体なし。農作物を育てる小惑星セレスは、1ハウスにあり、7ハウス冥王星とオポジションの範囲。
たとえば、異常気象により欧州の農作物の輸入が制限されるなどが思い浮かびます。
また、ジュノーと海王星がコンジャンクションになっており、海王星を優しさと見るか幻想と見るか。
いま、世間を騒がせている宗教は9ハウスの管轄であり、海王星は宗教家も意味します。政治と宗教の癒着をここは表しているように思います。
流行病のほうは、6ハウスにはメイン天体はありませんが、射手座ルーラーの木星は10ハウスで、2ハウス水星とトライン。水星は12ハウス双子座と、3ハウスのルーラーです。
11ハウスの小惑星パラス(正義)が、水星と木星とでミニトラインを形成。
政府は、「行動制限なし」で景気復活を目指します。しかし、海王星(ウイルスORワク💉)がMCにコンジャンクションし、水星とはバイクンタイル(144度)のため、感染者増加、あるいは新しい感染症の発生により、具体策が乏しく芳しい結果は望めないかも。
木星逆行
木星の逆行は、新月の約2時間半後、午5時38分。
火星天王星Nノードが天頂に来るため、水星が1ハウス、土星が7ハウスに変化します。
この約1ヵ月の間に、日本がひっくり返るような出来事が起きそうです。とくに、天王星とNノードがぴったり重なる8月1日前後は注意です。
私は昨年からずっと、根拠はなく「2022年はカルトが出てくる年」と言ってきたのですが、その傾向が強くなってきたと思います。8月1日にカルトによる事件が起きるという意味ではありませんが、日本も諸外国のようなテロが頻繁に起きる可能性がある国になっていると思います。
木星逆行チャートでは、6ハウスに冥王星が入ります。12ハウスの太陽、月とオポジション。
天体の逆行は、過去の見直しの意味合いがあります。この場合、長くタブーとされていた事柄を冥王星が取り崩すこともありそう。冥王星が180度の位置のため、すでにある程度は表面化している感じです。
また、6ハウスには医療衛生の意味がありますが、冥王星は医療崩壊を指すとは、現状では考えにくい。ですが、医療逼迫の可能性はあり得るでしょう。
6ハウスには、労働・奉仕や軍事の意味もあり、働き方の変化(週休3日制のような勤務体系の変更)を強化する政策を指してい可能性も。
軍事だとすると、改憲や徴兵制への動きと見ることも出て来るでしょうが、1ヵ月で決定できるような内容ではありませんね。
災害の懸念は、4ハウスに天体はありませんが、新月チャートでは対極のMCに海王星がコンジャンクションしているため、念のためご注意ください。
水星海王星トラインで、水害の可能性はあるかもしれません。
また水星は天王星とスクエアなので、システム障害、サーバーダウンも考えられます。
個人に与える影響
そのほかのアスペクトは、火星・天王星が強力なパワーを発している牡牛座のルーラー金星が新月図では1ハウス蟹座にあり、天王星とはセキスタイルで調和してます。
蟹座金星の大切な人を守ろうとする力や、人を思いやる心配りを積極的に発揮すると運気が開けるように思います。
今回の新月が私たちの実生活に与える影響は、起きてくる事柄は人それぞれ違いますが、「見直し」をさせられるということでしょう。
新月なので新しいことを始めたいところですが、希望的観測ではいけない。もっと具体的に考えるべきと注意されている気がします。
この見直し期間は、私たち個人個人に、自分の人生を上向かせるために与えられたギフトとして、めんどくさがらずに向き合ったほうが良さそうですね。
以上、29日獅子座新月の星読みでした。最後までお読みくださりありがとうございます。
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