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Winter Solstice 2022(冬至)

solstice(至) という言葉は、ラテン語の語源sol (太陽)+ sistere (静止) に由来しています。
2022年の冬至は、日本は12月22日です。

冬至は冬の始まりを意味しますが、それは太陽の力が最も弱まり、転じて、この日からまた日光が戻ってくることも意味します。
西欧では、クリスマスの行事が導入される前は、キリスト教以前のサートゥルナーリア祭 ユール祭で冬至を祝っていました。

日本でも冬至祭がありますね。かぼちゃを食べ、ゆず湯に入る。日本の習慣には情緒があって好きです。

占星術では、冬至は山羊座の季節の始まりでもあります。
占星術で言う山羊は、海の山羊Sea Goatのことで、牧神パンにちなんでいます。パンは「すべて」という意味。
山羊座のエネルギーは、真剣さをもたらし、長期的な計画を立てるのに役立ちます。

2022年冬至の数秘

2022年12月22日の数秘は4、一桁にする前は13。13はカルマナンバーと呼ばれ、特別なエネルギーを持っています。
タロットカードで表すと13は「死神」。破壊と、その後の再生を意味しています。

先日、ローマ教皇が以下のようなメッセージを出されました。
写真の記事は12月13日の英紙の報道ですが、12月8日の聖母の無原罪の御宿りのミサで、教皇はウ***ナの人々を思い言葉を詰まらせ、涙を流されたとのことでした。

教皇は、人類にとってさらに暗い時代の兆候を見たと言って、未来の悲惨なビジョンを提供しました。
バチカンでのミサで、教皇は「さらに大きな破壊と荒廃の前兆」を伴う世界に対する悲惨なビジョンを持っていると述べました。

その日のミサは、1531年12月9日にメキシコシティに聖母マリアが現れたことを記念した内容だったそうです。グアダルーペの聖母

ローマ教皇が幻視をご覧になったのかは記事からはわかりませんでしたが、私が思い出したのは死神のカードに描かれた司祭の姿です。

司祭は、両手を揃えて死を受け入れるポーズをしています。傍らの少女は、自ら首を差し出しています。
死神は、神の使いであることを象徴する白い馬に乗っており、旗には聖母を象徴する白い薔薇が描かれています。

そして、この薔薇は逆五芒星を示しています。逆五芒星は、五芒星が「完成」を表すのに対して、「未完である」ことを意味します。
逆五芒星は、不完全な人間のことを意味するのだそうです。
死神のカードの意味は、神は死神を介して、死ぬことを恐れるのではなく、新しい命として芽吹くことを期待(望徳)するようにと伝えているのでしょう。
つまり不完全な人間に対して神の峻厳(ボアズ)が行われ、それは究極の神の慈悲(ヤキン)でもあるということです。

教皇のこの警告は、これから起きることの予告かもしれません。ファティマ第三の秘密は、うやむやのままです。

春分図の振り返り

西洋占星術では、1年の始まりは元日ではなく春分です。
太陽が牡羊座に入った時間のホロスコープ(春分図)をもとに、その年の4月~翌年3月までの運気を占います。夏至、秋分、冬至のホロスコープがそれを補います。

2022年の春分図の解説は、動画でしかしていませんでした。少し残っていたメモをざっと文章化してみました。

2022年春分図

春分図は、国を表す太陽が3ハウス。国民を表す月は10ハウスでした。
国民は、政府の政策に関心を向けていますが、150度になっている政府とは相容れない感じ。

3ハウスには、政府の政策のメインです。太陽のそばの海王星はウイルスのほか、燃料の問題があるかも。海王星がくっついているので、公式の情報だから・・・と信じたら、えらい目にあったみたいなこともあるかもです。

経済の2ハウスには、冥王星が入り、国民の月とはスクエア。2ハウスの冥王星なので、経済的なことでしょう。月は2ハウスの土星とトラインで、節約という感じです。
2ハウスと対になる8ハウスは、カスプルーラーが月。税金とか国債ということかも。国の借金とかかな。

医療の6ハウスの多く占めているのは双子座なので、ルーラーの水星を見ると3ハウスで木星とコンジャンクションです。気は抜けない感じです。

2022年冬至図

冬至図は、2022年12月後半から2023年の春分までを補うものになります。

ぱっと見た感じ、天体が下半分(北半球)に集まっています。日本国自体は国内問題、個人は自分自身の問題に取り組む感じです。

1ハウスは国民、世論の分野です。1ハウスに4天体入っており(ステリウム)、1ハウスが活性化しています。
太陽は、国、政府を表します。アセンダント(始まり)にくっついている太陽は、新しい夜明けを意味しているように見えます。

ただし、アセンダントにコンジャンクションしている太陽は、ひとりよがりなリーダーを表してもいるようです。

太陽には小惑星ハイジア(ヒュゲイア)がぴったりと重なっています。
ハイジアは医療に関係しているので、例の感染になんらかの結論(新薬?)が出るのかな。

ただ、ネイタルでハイジアと月のコンジャンクションを持っている虚弱体質の私としては、もしかするといい意味ではないかも知れないという不安もあります。

国民を表す月は、12ハウス射手座。12ハウスは隠れる場所なので、社会の
価値観や変化を実感しにくい感じです。

12月22日冬至図

アセンダントは射手座29度。射手座の最終度数です。
サビアンシンボルは「信者を祝福する法王」
そのアセンダントに山羊座0度の太陽がコンジャンクション。
チャートルーラーの木星は牡羊座0度。太陽とスクエア。

【アセンダント】
射手座29度のサビアンシンボルは、「信者を祝福する法王」(考えを広める)
どのサインも最後の度数は、次のサインに行くためにそれまでに完成した資質を手放していくため、ぶっちゃけるような派手さがあるエネルギーです。

チャートルーラーは、射手座の守護星の木星。木星はギフテッドと言われますが、なんでもかんでも増やしてしまう性質があります。

【牡羊座0度の木星】

木星は、20日に牡羊座に入ったばかり。牡羊座0度は春分点ですので、牡羊座の純粋性が強く出ます。牡羊座の木星は、戦士のアーキタイプ。

日本の冬至図では、木星は3ハウスに入っており、3ハウスのテーマを良くも悪くも盛り上げるでしょう。
3ハウスは、情報通信、交通流通、メディア、小旅行、商取引、初等教育などの分野です。

木星は宗教の意味もあるので、例のアレですね。

献金に借金推奨「総額3千億円」 旧統一教会、元幹部が証言:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

【太陽と木星がスクエア】
冬至の太陽(山羊座0度)と春分点の木星(牡羊座0度)のスクエアは、激しいエネルギーです。

1ハウスと3ハウスのスクエアになるので、国内産業、観光業に動きがあるようですが、子どもたちの問題もあると思います。
子供たちの問題とは、最近、話題になっている保育園の幼児虐待により環境の見直し(監視カメラの設置など)や💉接種や非行の低年齢化など。

また防衛省が、AI技術を使った世論工作を計画していることが明らかになりましたが、太陽(国)と木星(SNS)のスクエアにあてはまりますね。
防衛省だけに限らないと思います。

【水星と海王星のセキスタイル】
3ハウスのルーラー海王星は、小惑星ジュノーとコンジャンクション。1ハウス水星とセキスタイル。
セキスタイルは調和の角度ですが、タナボタ的ではない。意識しないと活かせないエネルギーです。

権利を意味するジュノーと、イリュージョニストの海王星がくっつくと、騙す、詐欺という意味が出てきます。
海王星とセキスタイルになっている水星は、金星とコンジャンクション。
水星、金星は、若い人、子どもや女性の意味があります。

若い人や子どもがメインということで、インターネットの仮想空間が盛り上がるのかも。
ちょうどこんな記事がありました。
“メタバース学習塾”が生徒を刺激?アバターが高める積極性 | NHK | WEB特集 | 教育

すでに忘年会、新年会もメタバースでやろうという流れも起きているようで、メタバース学習塾が日本で始まるのも早そうですね。
塾の送迎もいらないし、夜遅く帰宅することもないから安心だ。という利点もあります。

また海王星は、木星とコンジャンクションしているので、たとえば詐欺やフェイクニュースが増えるということも考えられます。暴露系もありそう。

【5ハウス天王星】
1ハウス水星・金星は、5ハウスの天王星とトライン。
5ハウスは、娯楽のほかに投資、投票、穀物生産(人口増減)、スキャンダルの分野です。

エンターテイメント、映画などでヒットがあると読むのが王道でしょう。
北ノードが近くにあるので、多くの人に影響があるようです。

私は、サイバー分野のイメージが浮かびました。サイバースペース、サイバーモール。VR、メタバースを使って旅行とか。県外まで初詣なんてチョチョイノチョイです。宿も取らなくていいしね。
爆発的な流行にはならなくても、若い人たちは結構面白がっていそうです。
「どこでもドア」が欲しかった私世代のほうがカルチャーショックかも。

【2ハウス土星】
天王星は、2ハウス土星とスクエア。2ハウスは経済、金融の分野です。
土星と天王星のオーブが5度になったので、まだ警戒範囲内とは思いますが一時期より危険度は低くなりました。

土星は水瓶座で、水瓶座はインターセプトしています。
来春まで国内経済は振るわない感じです。つまり、私たちの財布も潤いが足りないでしょう。

対極の8ハウスには、天体が入っていません。リリスは除外。
8ハウス獅子座もインターセプトしています。

8ハウスは、国の財源、国債、海外経済の分野。税金も8ハウスです。
カスプルーラーの月は、12ハウス。国民(月)は、税金について無関心か、どうなるのかわからない状態かも。
まるで魔法にかけられているようです。何せ、ワールドカップに夢中になっている間に、寝首かかれたようなものだし。
【速報】岸田首相 所得税除いた形で1兆円増税 防衛費の増額で(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース

【6ハウス火星】
6ハウス双子座に火星が入っています。6ハウスは、軍事、労働、医療衛生、食料問題等の分野です。
火星は、国民の月とオポジション。火星のそばには恒星アルデバラン、月のそばには恒星アンタレス。どちらも軍人の星で、火星と月の緊張感を増し増しにしています。

月と火星は、3ハウス魚座のベスタ(義務を表す)とタイトな柔軟宮のTスクエアを形成しています。
6ハウスルーラーの水星は、1ハウスに入っています。
火星と木星は、直接アスペクトしていませんが、3ハウスの木星を介して繋がります。(火星と木星はクインタイル)

火星と3ハウスカイロンはセキスタイル。ミッドポイント付近にノード軸があり、ブーメランを形成します。南ノードが頂点になるブーメランなので、過去を繰り返すような印象があります。

南ノードは11ハウスカスプにコンジャンクションです。サビアンシンボルは「大使館の舞踏会」。
意味は違うのですが、私の頭に浮かんだのは世界大戦を思い出す「連合国」「枢軸国」という言葉でした。

軍事関連であれば、火星は武器や軍人なので、武器購入や自衛隊関連で何か問題があるかも。
医療衛生であれば、ルーラーの水星は肺や気管支を司るので、呼吸器系の疾患、例の感染症がしぶとく活動している感じですし、月が12ハウスなので、入院患者が増えるということもあるかも

また、義務を表すベスタのTスクエアは、不利益をこうむることを意味しているかもしれません。薬害か?

首相の「国民の責任」発言 松野氏が訂正要求、自民HPを修正 (msn.com)

松野博一官房長官は15日の記者会見で、岸田文雄首相が防衛費増額に伴う財源の一部を増税でまかなう方針を自民党役員会で示した際に「今を生きる国民の責任」と発言したという自民党のホームページ(HP)の記述は「今を生きるわれわれの責任」の誤りだとして、自民党に訂正を求めたと明らかにした。党は政府の訂正要求があった14日のうちにHPの記述を修正したという。

【7ハウス・外交】
アセンダント、ディセンダント、木星でTスクエアになります。
7ハウス(外交)には主要天体が入っていません。しかし、小惑星パラスが入っており、冥王星とスクエア。冥王星は2ハウスに入ろうとしているところです。

外国と何か条約を結ぶとか合意するとか、あるいは巨額の支援をする(何かを買わされるとか💦)かも

日本政府、ウ***ナ越冬支援で250万ドルを無償供与(ロイター) - Yahoo!ニュース
人道的な「無償供与」は素晴らしい考えですが、どうなんだろうなと思わなくもないです。

原子力や環境保護(炭素ガス)問題、また今はまだ平穏を装っているが、外国経済の破綻の影響も出てくるかもしれません。

【12ハウスの月】
国民の月が12ハウスに入っているので、外交、軍事、医療などの変化が国民にわかりにくい、伝わりにくいようです。
知らないうちに、いろいろ決まっていきそう。て言うか進行形ですね。

マンデン読みでは12ハウスは、テロ、密約、病院、隔離施設などの分野です。

※一般的な占星術では、12ハウスはスピリチュアルや精神性の場所になるので、ご自分のホロスコープで12ハウスに天体が入っていても心配なさらないでください。

12ハウスは、もともと魚座のハウスで守護星が海王星。
海王星の守護神はポセイドン。茫洋とした大海のような場所です。また12ハウスは魂の場所でもあります。

そんな12ハウスに入っている射手座の月は、精神的に成長しようとしています。
月のサビアンシンボルは「母親が小さな自分の子を導き、急な階段を一段一段ゆっくりと昇らせる」(一段一段確実に理解しながら成長する)。
その成長は、ゆっくりでもしっかり確実に行きたいところです。

月は、3ハウス木星とはトライン。国民の多くは、楽観ムードです。
Twitterでは、国を憂いている人が多いように感じるんですが、リアルではそうではないように思います。

国がやっと認め始めたコレですが、まだ「大切な人を守るために」キャンペーンは続いているのも不思議ですね。なぜ中止しないのかしら。

翌日23日は新月です。冬至では逆行しているカイロンが順行に戻ります。
新月の星読みはまた別記事をUPします。

2023年春までの過ごし方

日本は、天体が下半分に集っていることや、1ハウスに天体が多く入っていることから、自分自身のことに集中するのがいいと思います。

9ハウス天秤座に入っている小惑星セレスと、太陽、木星がタイトなTスクエア。活動宮のTスクエアなので、慌ただしい3か月になるでしょう。

社会で起きていることは、報道で伝えられていない部分があると思うので(世論操作や誘導されていることも念頭において)、鵜呑みにして一喜一憂するのでなく、俯瞰して見る余裕を持ちたいところです。

2023年の数秘は7。非常に内省的で、かつ精神的な飛躍の可能性があるエネルギーです。
年末年始のお休みを利用して、どんな2023年にしたいのか、どんな自分になっていたいかを考えて、それを書き出してみるといいと思います。
たとえば、来年の手帳や日記の12月31日のページに、1年後の自分を想像して書いておくとか。書き出すこと(自分の脳内から出しておくこと)が肝心です。それが夢の具現化の第一歩です。

愛と赦しを意識して過ごされてください。素敵な冬至になることを祈っています。

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