Sing about everything 感想

もう先週の話になってしまったがCUE! 2nd Party「Sing about everything」を見に行った感想を。

最近ライブの感想書く時毎回これ書いてる気もするけどなにはともあれ無事開催されてよかったなぁと言うのが第一の感想。
CUEに関してはアプリも停止していてラジオは続いているもののここでライブもやれないとなると色々辛かったから久しぶりに各キャラクターを感じることが出来てよかった。

1.朗読劇

今回のライブ間にキャストによるMCはなくて基本的にキャラクターの朗読劇で進められていく1stライブの時と同じスタイルが取られた。
前も書いたけどこのスタイルライブへの没入感が強いのですごく好き。しかも今回は朗読脚本をキャストの一人でもある鶴野有紗さんが書くというかなり挑戦的な方法を採用していてた。
自分は事前にネタバレあるからと言われていたのでパンフレット読まずに今回のライブ参戦したので本当にビックリしました。朗読劇見ていても各キャラクターの性格とかストーリー的な部分で破綻していないのはもちろんだけど、何よりアプリで読んでいたテキストに近いような質感、温度感を感じ取れてこれをキャストの一人が書いているというのは素晴らしいの一言に尽きる。

また1stの時はライブに向けてというストーリーが軸になっていたけど、今回は最初の陽菜の手紙から始まって各チームの日常が描かれている感じで、アプリ停止からの空白の4ヶ月を埋めるような、その間もキャラクターたちがちゃんと生きているんだぞという感じのお話で変にかしこまってなくて良かった。

2.ライブ

今回は昼夜どちらも参加して昼は1階の前の方で夜は3階席だった。
普段のライブだと3階だと遠くて嫌だな~って思うことも少なくはないけどCUEに関しては前回に引き続いて16人のキレイなフォーメーションダンスを上から俯瞰して見られるのでこれはこれで特別感がある。
特に今回は配信見ても天井カメラ無かったようなのであの景色を自分の記憶に刻めたのは本当に良かった。(特にour songの円陣とか)
セットリスト自体は全体曲→ユニット曲→アニメ曲→全体曲という感じの流れでアニメの曲以外は昼夜で曲も変わらず構成も良かったように思う。

1stからすると最初に最高の魔法かなと思っていたのでいきなりさよならレディーメイド→まだ春の流れはいい意味で裏切られてテンションも上がった。
そこからマイサスティナーに繋ぐんだけど、ここの朗読劇打ち上げ放送を見て色んな意味が込められていることを知って鶴野有紗先生天才か!ってなった。この曲来るなら後半かなと思っていたのでこのタイミングで来たこともビックリしたし、今までのCUEのダンス基本的に4×4という感じのフォーメーションが多い中で2×8のフォーメーションになることが多くてちょっと新鮮で楽しかった。(他の新曲も2×8になるの多かった気がする)

次がRadio is a Friend!この曲試聴で聴いた時からアルバムで一番好き!ってなるくらいに好きだったので聴けてよかった。ラジオっぽい机も用意されてまさにラジオの収録が始まると言った朗読も挟まれて、本当にあの世界で16人でラジオ収録するような雰囲気が良かった。
個人的に歌っていない組が後ろのセットでワチャワチャしている様子もあったりして、現地で見ていて目が足りない~ってなったので何とか引きの全体の構図が分かる映像でも特典か何かにつかないだろうかと期待してしまう。
この曲個人的に推し的な莉子がわりとメインで歌うのと、莉子と同じくラジオから声優に興味を持った自分的に何だかすごく刺さってテンション的には高い曲だけど少しジーンとも来た。

ここからCCC→our songの盛り上げ曲の連続でここまでもわりとテンポの早い曲を続けてきてこのブロックは最後まで息をつかせないぞ!という意思のようなもの感じた。どちらも1stから続けての披露で同じ曲だからこそ色々と変化や進化を感じる部分も多かった。個人的にCCCはなんかみんな可愛いポーズをやるのに迷いがないというかやりきる力がついてきたように思う。

ここからはユニット曲とアニメ曲のパートなのでユニットごとに感想を。

・Flower
Field of Flowersはリーディングライブの配信で見て以来だったと思うけどステージを大きく使っていて、それぞれが花びらで4人で一つの花が完成するような感じですごくキレイなパフォーマンスだった。ここだとゆーながすごく楽しそうに歌ってるのが印象的だった。
そしてアニメ曲は打ち上げでも言われてたけどやっぱアニメ映像を背負って歌う姿は本当に特別で好き。Red or BlueもKnocking on My Dreamもちょっとアップテンポ目でカッコイイ曲だけどこういう曲になるとゆりにゃのダンスのキレとかねーねの安定感ある歌声が映えるし、DIALOGUE+で見てても日々進化しているきょんちゃんの成長を一番に感じる。

・Bird
Birdは何と言っても披露されると思ってなかった昼の部のLand"e"scapeが印象的だった。流れ的に2枚目のアニメ曲だからOverride!で締めるのかなと思っていたら突然グレイゼファーのアニメ映像からのこの曲でほんとにビックリした。今までのBirdとは違うちょっと落ち着いていて爽やかさも感じる曲でハチャメチャに元気!というよりしなやかさも感じた。惜しむらくは昼の部なので配信がなくて見直せないこと。
後はにこワクもハミングバードも今まで以上にうるさい感じがしてチームとしてのまとまりが強くなってきたように思う。個人的にライブ中にわーって楽しんでる感じのさっぴが好き。

・Wind
WindはBirdに続いて未音源化曲披露の夜の部のキセキなSummerが良かった。この曲アプリが稼働している時はずっとホーム画面に設定しているくらい好きだったので、今回始まるまでは言うても聴けないかな~と思っていたので昼の部を見てワンチャンあるかな?でもこのご時世だしセトリ変えるのもレッスン的には難しいかな?と考えていたので、夜の部のFlowerのKnocking on My Dreamを見てこれは2曲目にグミグラ来なかったら確定ではと思ったとこでBirdが2曲目に出てきてその時点で内心めっちゃテンションが上ってました。
衣装も色合いも夏という感じで良かったですが出てきた瞬間はきぃちゃんのお腹にビックリして、ダンス中はみんなヒラヒラ動く衣装が印象的でアニメの見つけた最高の脚!はこの事かとなりました。
曲中セリフパートも多くてアニメの曲って感じがして早くフル音源が聴きたくなった。Land"e"scapeも含めて先行配信とかしてくれないかしら。

・Moon
いつ何時もカッコいいMoonは今回もとにかくカッコよかったです。みんな言ってることだけど曲の強さはもちろん、みんなの歌声の安定感振り付けのかっこよさは無二のものを感じる。家に帰って配信で見返すと相変わらずひーちゃんは毎度キレイにウィンクを決めてきていて流石だなと思った。
あといつも思うのはステージで4人で立ってるときの小峯の存在感の強さ。単純に身長高いのもあるんだろうけどなんか立っているだけですごく目が惹かれる。

そしてアニメ曲が終わってここでまさかのアニメ放送時期の発表が差し込まれた。今後の展開の話なにかあるといいなと思ってたけど、こういうのは普通最後の曲の後のお知らせとかに来るものなのでえ!今!?ってなった。
まだ冒頭だけなので詳細はわからないけど今のところアプリのマネージャーにあたる人が出てなかったのでどんな話が展開されるのかは純粋に楽しみ。
アニメ内でも新しいアニメやるみたいなので、このあたりと一緒にアプリ内アニメで未発売のと一緒にCD展開されるのかなぁなんて思った。

アニメ発表の後はアルバム曲の雫の結晶→カレイドスコープ→白い沿線のバラードゾーンに。アニメ発表の流れの後に雫の結晶の後ろの映像がアプリのイラストがエモい感じで流れてるのは単純にズルですね。昼の部はアニメ発表の余韻もあってかみんな座って聴いていたのも印象的。
1stでは涙涙だったカレイドスコープ今回はみんな笑顔で歌い上げていて成長を感じた。特に鶴ちゃんが前回は開幕から涙で大変そうだったけど今回は本当にいい表情をしていた。ソロパートの「吸い込まれそうになっても」が前は絞り出すように歌っていたのが高らかに歌い上げるように何かを掴んだかのような感じで本当に聴いていて気持ちが良い歌声だった。

ここから最高の魔法→beautiful tomorrow→Colorfulの季節ごとのシングル表題曲3連続。個人的にはこの流れ考えた人がこのライブのMVPだと思う。
ちょうど1stライブが秋だったからそこから冬春夏と今の季節に巡ってくるのも演出として美しいし、冬で雪が降って春に桜が散って夏にカラフルな色紙がたくさん落ちてくることで結果的にその後にあるミライキャンバスのMVと近い状態を再現するという手法は完璧だなと思った。
あと後ろにMVが流れる演出も成長を感じられて、さっきの季節の巡りも含めてずっと時間が流れているって事を意識させて良かった。

そして最後にアルバムのリード曲のミライキャンバス。これは多くを語るまでもなく上の通りここに至る流れも完璧でまさにエンディングという感じでキレイにまとまっていたと思う。
ここが終わると実質的なアンコールタイムで初めて役名と自分の名前を言うターン。昼の部はちょっとしたアクシデントもあったけどここで名前を言うときのみんなの表情が本当に良くて、MCで色々思いを語らずとも顔から充実していることが伝わってくるのでこれで十分という気持ちになれる。

締めの曲はいつもどおりのForerver Friends。この曲聞くとCUEのライブに来たなと一番実感できるし、もうみんな歌い、踊りなれたもので本当にみんなが楽しそうにしている様子を見られてこちらも楽しくなる。

少し感想書くつもりが気づいたらめっちゃ長い感想になってた。打ち上げでも色々感想見てると言う話もあったけど、この時代にブログとかで感想書く文化がわりと根づいているCUEというコンテンツ色々楽しいのでこれからもなるべく感想は書くようにしようと思う。
TwitterとかSNSで軽く感想書くより時間はかかるものの書いてる間ずっとライブのこと思い返しているので、なんというかライブから1週間たった今でもライブの余韻に浸れるというかいい意味で日常に戻れない感があって楽しい。またいつか次のライブが開催されて感想書けるようなことになるといいな。

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