なぜデルタもんの声が重要なのか?
現在、デルタもんのボイスを作成するクラウドファンディングを行っています。
この中に、以下のような文言があります。
「『AI学習用ボイス素材』がなぜ必要なの?」「『AI学習用ボイス素材』があると何かいいことがあるの?」等と思った人もいると思います。その理由を解説します。
声の学習は禁止されやすい
Sony Music Group は最近、声のAI学習を禁止しました。今後は許可制となりました。理由は「アーティストの権利を尊重」とされています。
また、声優や歌手の多くは、自らの声をAIに学習されることに危機感を覚えています。
上記の通り、既存の二次創作の考えは通用しないことがわかります。このような状況で、AIによる声の学習をすれば、間違いなく批判の嵐となるでしょう。ひどい場合は誹謗中傷されたり、最悪の場合訴訟されるリスクもあります。これでは、安心・安全に声のAI研究をすることは不可能です。
デルタもんボイスは「学習が許可」されている
上記2つの記事に共通するのは「許可があれば問題ない」と述べていることです。しかし、データ漏洩や意に反した利用に対する恐れが極めて大きいので、ほとんどの場合許可が出されることは無いでしょう。一般企業や個人が声のAI学習の研究開発結果を公開をすることは極めて難しいです。
一方、デルタもんボイスは、はじめから「学習が許可」されています。学習したものを公開することにも制限がありません。許可していることは後悔されているので、批判される理由はないし、訴訟されることももちろんありません。
声優の権利にも充分配慮している
デルタもんボイスは、他のデルタもん二次創作と同様、営利・非営利問わず、無償で許可なく行えます。ボイスも基本的に同様ですが、声優の権利の為にいくつかの規定を設けています。
その中でも特徴的なのは「年間売上100万円までは自由に利用できる」というものです。研究開発の過程で、何らかの売上が発声することがあります。この場合に申請の手間をかけないために、少額の売上の場合は無許可で使えるようにしています。売上100万円を超えてから許可を求める手続きをすればよいので「100万円を超えるか超えないか事前にわからない」場合でも安心です。
売上が大きくなった場合は、許可制となり、支払った許可料の一部が声優に還元されます。これは漫画家の印税収入のような効果が狙えます。この仕組みは今後スタンダードになると考えており、印税により億万長者になる声優も出てくるでしょう。
最後に
理念に共感していただける方はご支援よろしくお願いします。5000円以上のコースの支援が不足しているので、5000円以上入れていただけると幸いです。
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