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株式会社ブリーチ社長のドタバタやばい奮闘記「初めての美容コンテスト」

髪にやさしいブリーチ剤をつくる会社「株式会社ブリーチ」の社長、小林雄大です。今回は、私がまだ若手美容師だったころに経験した、エピソードをご紹介します。

私が美容師としてのキャリアをスタートさせたばかりのころ、初めての美容コンテストに挑戦することになりました。当時は自信満々で、自分の技術を世に知らしめる絶好のチャンスだと思っていました。テーマは「未来のヘアスタイル」で、私は斬新なデザインを考え、完璧なモデルを用意しました。

コンテスト当日、緊張と興奮で眠れぬ夜を過ごし、朝早くから準備を開始しました。しかし、出発直前になって大事件が発生。なんと、愛用のハサミを家に忘れてしまったのです。慌てて家に戻ったものの、電車の時間が迫っており、大急ぎで戻ることに。結果、駅の階段で転んでしまい、スーツのズボンが破れてしまいました。

それでもなんとか会場に到着し、ズボンのことは気にせず、モデルの髪をセットし始めました。ところが、もう一つの問題が発覚。コンテスト用に特別に用意したヘアスプレーを忘れてしまっていたのです。代替品を探しに会場を駆け回り、なんとか他の出場者から借りることに成功。ようやく落ち着いてセットを続けました。

いよいよ審査の時間。審査員たちが私の作品を見に来た瞬間、思わぬアクシデントが発生。借りたヘアスプレーが予想以上に強力で、モデルの髪が固まりすぎてしまい、予定していた動きが全く出なくなってしまったのです。審査員たちの前で必死に説明する私の姿は、今思い出しても滑稽でした。

結局、そのコンテストでは入賞することはできませんでしたが、この経験が私に多くの教訓を与えてくれました。準備の大切さや、柔軟な対応力、そして何よりもお客様や仲間との信頼関係の重要性を痛感しました。この出来事があったからこそ、私は一層成長し、現在の「株式会社ブリーチ」を立ち上げることができたのだと思います。

笑い話のようなこの経験が、私のキャリアを形作る一部となりました。これからも、お客様のために最善を尽くし、髪にやさしい製品を提供し続けていきたいと思います。皆さんも何か挑戦する際には、準備を怠らず、そして何があっても笑顔で乗り切ってくださいね。

株式会社ブリーチ代表:小林雄大

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