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#11 未来のバルサ 〜補強箇所〜

個人的な補強箇所は以下の★

★9番
エストレーモは質と量ともに揃っていて、アレニャやコジャドもプレー可能な為トリンカオの中央化なんかも考えられる。0トップ気味にリキやモリバを配置するのも面白そうだが、やはり新たの攻撃の軸が欲しいところ。相手に引かれた時にサイズでも勝負できる選手にするのか?上手い選手で二次元的に崩すことを徹底するのか?0トップ的なシステムを敷くのか?純粋な9番を置くのか?メッシという歴代最高の選手を失って、同じサッカーで勝ち星を重ねるのは当然無理だと考える。まず9番を決めてから、そこにチーム全体をアジャストしていく工程でもいいと思う。現有戦力のアタッカーはスコアラータイプではないのでとにかく点を取れる選手がいい。推しはハーランド笑

①エーリング・ハーランド(ドルトムント)

何も説明の要らない20歳の超万能ストライカー。デカイ。強い。上手い。速い。トップでポイントになれる選手で、ポストプレーでペドリ、ファティら2列目のタレントを活かすことも、DFラインとの駆け引きでライン間にスペースを提供することもできる。彼のプレーで1番目を惹くのはボールから離れるセンス。DFの死角をとることでマークを外し、得点を量産している。現在バルサにいない純粋な9番タイプで、ハイプレスの逃げどころになる。

②ファビオ・シウバ(ウルブズ)

ウルブズがクラブレコードで今季獲得した18歳。ヒメネスの負傷により出場機会を得始めている。純粋な1トップではないという意見もある通り、ポルトでは2トップの一角に入ったり、ウルブズではウイングにも配置されている。まだ身体も出来ていない印象でポストプレー、長いクロスへの入り方もあまり嫌らしさが無い。185cmと恵まれた身長と彼の特徴のシュートセンスをより活かすボールへの入り方、死角の取り方を取得すれば一気にストライカーとして化ける可能性は高い。先日のWBA戦で点を取ったシーン、身体をぶつけて時間と空間を作るところにはセンスを感じた。伸びしろの塊。

③ガブリエル・ジェズス(マンシティ)

彼の最大の長所は戦術理解。味方の配置を見極め、前後の動きだけではなく、レーンを移動して顔を出せるのが最大の特徴。かなり小柄な選手だが、敏捷性と死角から出て行く動きでポストプレーもこなせる。ブラジルらしいドリブルに加え、シティのボールを保持するサッカーで、様々な戦術を経験し、ボールを持たなくても味方を助けられる選手。

④パトリック・バンフォード(リーズ)

バルサほどのビッククラブでどれ程得点を獲れるかは正直疑問だが、今理にかなった働きを見せているストライカーのひとり。チェルシー時代やボロ時代は単なるひ弱なチャンスメイカーという印象だったが、今季はプレミア17試合で10得点とビエルサのもと才能が開花した。彼は裏への動き出しの回数が多く、それも相手のCBとSBの間を狙うことが多い(リーズはWGがサイドに張り出す)DFラインを下げることのできる選手である。それに加えて線は細いものの長い手足でこなすポストプレーにも成長を感じる。守備ではビックリするほど走る。パブリックスクール出身でハーバード大からのオファーを蹴ってサッカーを続けていることは有名。

⑥ネイマール(PSG)

王様。メッシの後継者という意味では彼以外はいないだろう。間違いなくサッカー選手としてはスーパーだ。彼の場合偽9番というオプションになるが、攻撃でより力を発揮してもらうにはある程度守備に目を瞑れるオプションなのでは無いかと考える。このシステムを敷くにはWGに突破力があって、タイミングよく斜めに動き出せる選手が必要になるが、ファティやトリンカオがそれらの動きを得意としている為問題ない。ネイマールはヘディングも強いが、コンタクトプレーや裏抜けを好まないので、相手にバスを止められたときにどうなるかは不透明。

その他候補:マレン(PSV)、ジョアン・フェリックス(アトレティコ)、ジョナサン・デイビット(リール)、オシメン(ナポリ)、グリーンウッド(ユナイテッド)、イサク(ソシエダ)、アベル・ルイス(ブラガ/元バルサB)

★ピボーテ
理想はブスケツのようなボールテクニックがあり、相手の1stラインと2ndラインの間でボールを引き出せて、DFラインに落ちての組み立てもでき、守備での回収力も高い選手。求める要素が多すぎるが、ブスケツの後継者は現れるのか?デヨングが割と自由に動くので、どっしり中央にいられる選手がいい。期待されているオリオルはイマイチ伸び悩んでいる印象。言い方は良くないが、カンテじゃダメでヴァイグルじゃダメという表現がしっくりくる。推しはカルビンとギマラエス。

①カルビン・フィリップス(リーズ)

“ヨークシャーのピルロ”こと長いパスが特徴のアンカー。リーズの攻撃の起点となっていて、最近の試合では、相手が彼に1枚DFを裂いてくることも多々見受けられる。もともとトップ下の選手だけに反転も速い。CBでも起用されるほど守備面でも激しさがあるハードタックラーでもある。

②ブルーノ・ギマラエス(リヨン)

コースを切るだけでは無く、ボールを奪い切ることができる選手。サイズもアンカープレーヤーとしては十分で、ブラジル人らしくテクニカルレベルも高く、時折また抜きなども魅せる。個人的にリヨンの試合はフルで観ないのでわからないが、裏を狙ったパス精度もいいように感じるが、近距離でのセッションがどれほどかは不明。まだ23歳なのでティキタカという特異な環境に慣れれば大化けする可能性は1番あると思う。

③ロドリ(マンシティ)

ペップに出会って引き出しが増えた選手の1人だろう。現在はシティのアンカーのレギュラーとして君臨していて、CBからの楔を邪魔しない位置に常にポジションを取れる選手。

その他候補:ルベン・ネベス(ウルブズ)、ベンタンクール(ユベントス)、ファビーニョ(リバプール/元レアル)、ホイビュア(スパーズ)、トナーリ(ミラン)、デンドンケル(ウルブズ)、ザカリア(ボルシアMG)、ヌディディ(レスター)、ロカテッリ(サッスオーロ)、メリノ(ソシエダ)

★右CB
まず第一に広範囲を単独で守り切れる選手。それに加えてボールの扱いが上手く、ビルドアップを考えられる選手がいい。アラウホ、ミンゲサ、トディボも素晴らしい可能性を見せるが、マークを意識し過ぎて危険なエリアを空けてしまうなど、全体的に経験不足は否めず、ポジションを与えるには時期尚早。エリック・ガルシアであれば単独の馬力はアラウホのが上か?推しはウパメカノ。

①ダヨ・ウパメカノ

速い。強い。デカイ。上手い。理不尽な守備については説明不要。多少の判断ミスは身体能力でカバーできるは魅力だが、ナーゲルスマンになってからはミスもほぼ無くなった印象。3バックの中央に入る時は、低い位置のビルドアップで中盤に上がって、プレスを剥がす起用さも兼ね備える。

②ロビン・コッホ(リーズ)

イケメン。フライブルクで名を挙げたCB。ドイツ代表では中盤もこなすなど、中心選手になりかけている。スピードもあって広いスペースで対応ができる。シュートブロックには必ず後ろで手を組んで寄せるなど男気も感じる選手。テアシュテーゲンとの連携◎

③ベン・ホワイト(ブライトン)

ビエルサが惚れたCB。182cmとさほど上背はないが、クレバーな守備と、チャンピオンシップで成長したフィジカル(体幹というイメージ)を持っている。いずれスリーライオンズの砦となる逸材。攻撃では視野も広く、長短のパスが出せ、持ち上がりにも安定感がある。中盤で起用できるのも魅力。

その他候補:フォファナ(レスター)、クロスターマン(ライプツィヒ)、ジエゴ・カルロス(セビージャ)、クンデ(セビージャ)、ミレンコビッチ(フィオレンティーナ)、オザン・カバック(シャルケ)、コナテ(ライプツィヒ)、デリフト(ユベントス)

LB
フィルポはWBでウイングレーンを担当した時の推進力は素晴らしいが、LBで内側に入った時は、プレー精度が落ちたり、抜け方が悪くに味方の邪魔をしたりする場面が目立つ。守備面ではCBのカバー意識も薄い。ミランダも未知数。アルバの後継者はメディアでも補強箇所として挙がっているようだが、アンヘリーニョは正直ない。ナーゲルスマンにタスクをかなり整理された上でプレーできていて、クロッサーとしては良い働きを見せているがプレス耐性は低い。推しはククレジャ。

①マルク・ククレジャ(ヘタフェ)



カンテラの出身で、現在はヘタフェのLMで結果を残している。「戦術に合わない」という理由ばバルサから放出されたのだが、ボールテクニックと推進力に優れている選手で絶対そんなことはない。確かにLBに置いたときの守備力は未知数だが、ボルダラスのもとでハードワークを身につけている。彼はインサイドも取れるので、ファティとの相性も期待でき、デヨングが彼の空けたスペースでビルドアップに参加することもできる。ベスト11にアレニャを入れる良い奴なので是非帰還してもらいたい。アルバの後継者は彼しかいないと思っている。もし本当にLBが無理であれば、インテリオールで起用しても面白そうな選手。

②レギロン(スパーズ)

レアルの選手の獲得はリーサルウェポンだが、正直めちゃめちゃ欲しい。内外走り分けられる選手。この中では1番アルバに近い。

その他候補:ティアニー(アーセナル)、グリマルド(ベンフィカ)、エイト=ヌリ(ウルブズ)、ヌーノ・タバレス(ベンフィカ)、ガヤ(バレンシア)

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