NPB開幕への展望と、今思う事

まずは今回報じられた選手の皆さんが1日でも早く復帰出来ることを心より願い、これ以上広がらないよう尽力されている関係者の方々の努力に敬意を表します。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200327-00000104-dal-base

正直なところ、最近の情勢を見てそういう話が12球団のどこかから出るのは時間の問題かもなぁとは思っていました。特に東名阪の球団のどこかで。たまたま最初に確認されたのが阪神の3選手だっただけで、中日の選手、球団職員の誰かだった可能性も当然にあっただろうと感じずには居られません。

本人の責任でないとはいえ、球界の中の"第1号"となってしまうことをほとんどの関係者は恐れていただろうと推測します。その中で、自ら名乗り出て、それも当初から名前の公表を含めて動いた藤浪選手の姿勢は立派の一言。

とはいえ、終息が見えてきたと世間が錯覚し始めた先週末からの各方面での激動は、球界のみならず全国に再度の引き締めと警戒を伝えたものと思います。私自身、日本国内についてはそろそろ大丈夫ではないかと楽観を求める気分がありました。

現段階では4月24日開幕を目指してとのことですが、私見では速くとも五月中旬、あるいは末くらいまで再度日程の引き直しもあるかな、と。


一度止めた流れをもう一度動かす判断の方が難しくなるだろうと、今月の上旬に私は書きました。その時点では、9年前の大自粛ほどのおおごとだろうかとも書いていますが、現時点においてその楽観は誤りであったかもしれません。

とはいえ、いつまでも緊縮・我慢を続けるのは経済的にも精神的にも厳しく、短期的対策としての自粛強化は限界が近いようにも思います。必然、かなりの長期戦を覚悟する必要がありそうです。

1000m走のつもりでペース配分をして走り出したが、実はフルマラソンの距離を走らなければならないことに気付いたとき、どうやって方針を修正していくか。足を止める時間は与えられていない、走りながら1人1人が自分事として考えなければなと、思います。

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