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中日ドラゴンズ2020試合結果10/29

エースにも止められぬ悪循環

https://baseball.yahoo.co.jp/npb/game/2020102902/top

先発は試合前まで45イニング連続無失点だった大野雄大。前回の試合後、次の試合1回に点取られても構わないと思うくらいプレッシャーがというコメントをしていたのですが、これが言霊となってしまったのか初回に連打で失点。ただ2点目は京田の送球が逸れなければ防げたのではという印象もあり、記録に残らないミスが試合の流れを決めてしまったようにも感じます。

最終的には6回110球で被安打9与死球2ながら3失点のQSにまとめたのは流石エースといったところ。これまでの大奮闘を考えればよくやってくれたと思います。終わったことではありますし1ファンの小さな思いではありますが、登板をずらして明日のナゴヤドームで登板だったらどうだったのか、とは思わずにはいられませんでした。その場合ならじゃあ今日の先発誰なんだよというところもありますけれども。

エースの力投に応えて、谷元と藤嶋がそれぞれ1イニングをパーフェクトで投げてくれたのはよかったですね。

問題はとにもかくにも打線。前日のプレーの影響で打点王を争っていた主砲ビシエドが登録抹消となり今季出場はほぼ絶望的。代役で4番に据えられる選手もおらず繰り上げで周平が4番に座るも、ただでさえ少ない得点力がさらに期待出来ないオーダーになってしまうなぁというのが正直なところ。

1回に京田のソロで先制し、周平が相手守備のミスもあって3塁打で追加点のチャンスを作るもあとは続かず。阪神のエース西に114球6安打1失点の完投勝利を献上という厳しい結果。シーズン最初から最後まで、各球団のエースクラス相手に打線が全く機能してない状況は変えられないまま。

Aクラス固め、2位フィニッシュに向けて重要だったこの甲子園で今季3度目となるよもやの3タテ。阪神とはゲーム差無し、4位DeNAともわずか1ゲーム差。次カードが阪神vsDeNAで星の取り合いになるとはいえ、ガタガタと連敗をしてしまったらあっという間に借金生活逆戻りのBクラスになってしまいます。

この3連戦で1点ずつ計3点しか取れていない打線に大きな課題があるのは明白。主砲を失った状況でどう戦うのか、しっかり整理して残り試合を勝ち越しでクリアして欲しいですね。


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