いわゆる底辺校の仕事

底辺校で働いて気づいたこと


教育困難校に着任してあと少しで1年。
いままでの生活ではできない体験・経験をしてきた。

校内暴力

今は、校内暴力というものはない。
「ウチではない。」になるのかもしれないが、おとなしく座っていれば卒業して、「高卒の学位」を得ることができるという考えなのかもしれない。

教師も昔のような体罰はしない。
やんわりと注意をする。

ただし、昔から底辺校のみ、底辺校一本で来ている人は、体罰にならない程度で大きな声を出す。

学習

生徒の学力は、想像以上に低かった。
・簡単な漢字が書けない。
・字幕の映画の字幕の把握が追いつかない。
など…
学校意外での学習習慣は0
通塾などをしていれば、それなりに…

それでも、学習指導要領沿って進める矛盾が生じる。
思い切って、小学校の5,6年生からやり直せるようになれば良いのではと思うのだが…

ちゃんとやる子はやるが…

とにかく要領が悪い。
言われたところを全部丸暗記してくる。
前後の内容を理解していないのに、丸暗記は自分なら正直、キツい。

結局、勉強のしかたがわからないいまま、単位の取得を目標に気合で暗記をしているのである。

要は、短期記憶。

課題を出しなさい文化

「とにかく単位を出すから、〇〇までに課題をやってきなさい。」というのがある。
すると、丸写しという作業を行なって、提出をする。

学力というより社会に順応するための訓練

結果、「言われたことをやる」ということが学びになっている。
何をすることが生徒の成長につながるのか?

日々、悩み続けている。

意外と…

身近なところでそのようなことが起きている。
家庭の環境や方針で、学ぶ習慣や必要性を感じることがなかったり、そもそも学べる環境でない人もいる。

最後に校則問題

校則。自由で良いかと思う。
ただ、あの服装ちは怖い。

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