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メール配信のブラックリスト登録の原因と確認・解除方法

メール配信におけるブラックリストとは

メール配信のブラックリストとは、「迷惑メールの送信元IPアドレスリスト」のことを指します。

自身のIPアドレスが登録されてしまうと、送信メールはほとんどの宛先に届かなくなってしまいます。

ここで言う「届かない」というのは、「迷惑メールフォルダに入る」という意味ではありません。

文字通り、どのメールフォルダにも入らず、届かなくなるのです。

まずはブラックリスト診断

一言でブラックリストといっても、いくつか種類が存在します。

ご自身に起きている現象を踏まえて、まずはどの種類のブラックリストに当てはまるのか診断してみましょう。

1.どのドメイン宛てに送信してもほぼ届かない
2. 特定のドメインにのみほぼ届かない

1.どのドメイン宛てに送信してもほぼ届かない ⇒ 迷惑メール対策団体ブラックリスト登録1.どのドメイン宛てに送信してもほぼ届かない ⇒ 迷惑メール対策団体ブラックリスト登録

大抵の場合、「ブラックリスト」とはこの迷惑メール対策団体ブラックリストを指します。このブラックリストは迷惑メール対策団体が各々で運営しており、迷惑メールを撲滅する目的で各々が活動しています。

このリストの多くはWEB上で誰でも利用可能です。

それぞれ特徴は異なりますが、どのブラックリストに登録されてもメール配信時の到達率は激減します。

なかでも「Spamhaus」というブラックリストは非常に強力で、これに登録されたらほぼメールが届かなくなるとまで言われています。

・Spamhaus
・Invaluement
・MXToolBox
・Spamcop

2.特定のドメインにのみほぼ届かない ⇒ 大手メールプロバイダのブラックリスト登録

Gmailなどをはじめとしたメールプロバイダ企業も、ユーザーに迷惑メール被害が発生しないように各々でブラックリストを運用していると言われています。

メールプロバイダ企業のブラックリストに登録されたとしても、その企業のサービスのメールアドレスへ配信しなければ関係ありませんが、頻繁に利用している事業者はメール到達率において大きな悪影響を受けることになります。

・ Office365でメールが届かなくなってしまった方向けのサービスhttps://licensecounter.jp/office365/tech10/tech07.html


・Outlook.comをご利用の方向けのトラブルシューティングhttps://sendersupport.olc.protection.outlook.com/pm/Troubleshooting.aspx

メール配信元IPアドレスがブラックリストに登録される6つの原因

ブラックリストに登録されてしまうと、販促メールどころか重要なお知らせメールなども送信できなくなるため、ビジネスに大きな支障が発生します。

しかし、中には身に覚えのない方もいるかと思います。実際、「真っ当に運用してきたつもりなのに気づいたら登録されていた」というケースもあるのです。

なぜブラックリストに登録されてしまうのでしょうか?

その原因は主に6つ存在します。

続きはこちらで詳しく解説しています。

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