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初めまして、長野県の山。

山岳県(?)長野に来たからには山に登りたい!と雪山のガイドツアーを探していたら、仕事が休みの水曜日に催行される『雪山入門 鉢伏山スノーハイク』というのを見つけました。良いではないか!今持っている装備で大丈夫か問い合わせて、さっそく申し込みました。

しかしながら豪雪地帯の野沢温泉村でも雪がない状況なので、雪は期待できないな〜・・と思っていたところ2日前にやってきた南岸低気圧!

♫こんこん こんこん ふれふれ雪
 ずんずん ずんずん つもれよ雪

脳内でリフレインしながら、前日の午後集合場所の松本に向けて出発しました。

そして当日松本駅でガイドさん、他の参加者と合流して登山口に到着すると白銀の世界、しかも快晴!なんというタイミング!!

まっさらな雪に伸びる木の影が美しい

アイゼンを付けて登り始めましたが、すぐにスノーシューに履き替えることに。レンタルしたスノーシューで、新雪に先行者が付けたトレースの上をサクサク歩きます。これが非常に気持ちいい!時折り樹々に積もった雪が舞い落ちてキラキラ輝くのも美しい!もう楽しくてしょうがない!!

空はどこまでも青くて

半分くらい来たところで先行者の足跡が謎のUターン。ここから先は完全なる新雪の道になりました。ガイドさんが先頭を歩いてくれるのでずいぶん助かりますが、明日か明後日の筋肉痛は必至です。

思うように進めない雪道と格闘しながら5時間ちょっとで山頂に到着!

山頂にポツンと鳥居

午後から曇りの予報通り、昼ごろから多くなってきた雲に隠れてアルプスの山々は見えませんでしたが、登りの途中では雲の上に顔を出した富士山を見ることができました。思わず手を合わせたくなる姿には、霊峰と呼ばれるだけの何かがあるのだな・・と実感。(トップ画像の中央奥にうっすらと写っています)

さて、下りは雪の上を時々ショートカットしながら快調に歩きます。安全な場所ではほとんど滑るように進むことができて、これがまた楽しい!登りの半分くらいの時間であっけなく駐車場に到着しました。

いや〜4ヶ月ぶりの登山でしたが、やっぱり山は楽しい!来てよかったな〜という思いを抱えながら7分間で切符と駅弁とビールを購入し、特急しなのに飛び乗ったのでした。

鉢伏山、楽しい1日をありがとう〜!


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