日本がcovid-19襲来以前からすでにしていた感染症対策覚書(202.05.20-
気づけば、かれこれ14年も海外(ドイツ、ベルリン)に住んでいることになる。今までも日本との生活習慣の違いを如実に感じる瞬間が度々あったのだが、2020年の春、この新型コロナウイルスによる感染症が世界で蔓延している中、日本の生活習慣やすでに生活の中に馴染んでいる衛生管理(感染症対策になっていた!)が沢山ある事に改めて気付かされたので驚いている。
これは過去の歴史や、私たちの子孫が経験した感染症から学びそして生活習慣になっていったのか、はわからないこともあるが興味深い。覚書として残しておきたいと思う。(今後もこの覚書は、思い出したら追加されていく予定)
● 外履きの靴を玄関で脱いでから家に入る
海外では:
自宅内も土足の家も
● 挨拶は一礼 それ以上したとしても握手?
海外では;
握手 <知り合い、初対面、仕事相手的な>
→ ハグ/抱擁 <ほんのり少し親しいだけの関係でも>
→ ハグ/抱擁+ ビズ/頬と頬で挨拶 <知り合い、友達>
→ ハグ/抱擁+ 頬にキス <友達、家族>
→ ハグ/抱擁+ 唇キス!<友達、恋人、家族>
● 外から帰ったら”うがい” ”手洗い” 石鹸文化
● 食事の前の手洗い
● かなり昔から、外食(レストラン、カフェ)などでおしぼりやお手ふきが出てくる。
● トイレの後の手洗い(古い屋敷にもある軒先手水鉢)
● 手水(神社、仏閣)
↑ 手洗い文化が古くからあり、人にもよるがまぁまぁ浸透しているのではないか。
● 風呂やシャワーなども併せて入浴が好き
ドイツの人はよほど綺麗好きな人でもシャワーか、洗髪を毎日する人は稀なのではないか。
● すでにマスク装着が日常化されている
普段からマスクをつけることに抵抗があまりない文化、
(初期風邪からすでに装着、花粉症、ノーメイク対策)
● スーパーや店の入り口に除菌用のボトルが置かれている
● 除菌グッズや、除菌用ウェットティッシュなどがかなり前から充実
私の住むドイツでは、10年前に除菌用ウェットティッシュは売られておらず、日本に帰国した際にまとめ買いをしてきた。近年子供用のウェットティッシュなども増え、携帯用の小さい除菌用ウェットティッシュが2年前くらいから出回るようになってきた。
● トイレや洗面所など公衆衛生がまぁまぁ整っている
少し話しがズレるのだが、スポーツの国際大会などに出かけて感じたこと:ドイツのトイレも結構綺麗ではあるが、ヨーロッパ各国から遠征でやってきている人(選手)はトイレの個室の中を更衣室のように使っている人が多い事に最初驚いた。更衣室もあるのにだ。リュックサックや水のボトルもポンポントイレの床に直置きしたり、着替えたりしている風景にいつも驚いていた。
● 割烹着やエプロンなど料理の時に着用するし、掃除の時にもそれら着用する。作業時に各々の作業着、それぞれの防護服的なものが、日本には割と多い気がする。
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