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ICL(眼内コンタクトレンズ)をやって1年半経った感想

私は大学4年の頃、目の中にコンタクトを入れる手術(ICL)を行った。今回はICLから1年半経ってどうなのかといったことをレビューしていこうと思う。

ICLってなに?

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ICLを一言で言うと目の中にコンタクトレンズを埋め込む手術のことだ。通常のコンタクトは目の表面に置くだけだが、ICLの場合目を切って埋め込むため、簡単に取り外すことはできず、つけたまま生活する。視力回復の手術といえばレーシックが有名だが、それにとって代わる新しい視力回復術である。

実生活でのICLの3つのメリット

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・精神的にかなり楽!
もうこれが一番と言っても過言ではない。日々コンタクトをつけ外しする手間、コンタクトを洗浄する手間、メガネが汚れたときに取り外す手間、視力の変化で度数を変える手間、これらが一気に解消される。実感したのは、これらにどれだけ時間と精神的負荷をかけていたのか、解放感がすごい。

・ドライアイだったり、違和感がゼロである
通常のコンタクトをつけていた頃に感じていたドライアイ、違和感、疲れ目といった負担がゼロになった。誇張でもなんでもなく、本当にゼロ、裸眼であることと何ら変わりない。

・手入れの必要がない
手術後は半永久的にコンタクトをつける形になる。その間の手入れはゼロ、面倒なことはない。手術後1ヶ月間は定期的に診断を受ける必要があるが、それ以降はもう何も必要ない。

6つのデメリット

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・手術費用が高い
保険が効かない手術のため、通常40万円かかる。さらに私の場合、乱視も入っていた。乱視が入るとレンズ一つにつき10万円がプラスされる。そのため、計60万円かかってしまった。

・手術が怖い
やっぱり手術は怖かった。目を開けたまま手術するのだが、切る瞬間だったり、目の中にコンタクトがニュルッと入る瞬間がわかる。局所麻酔で目の痛みはないが、何とも言えない気持ち悪い感触はある。

・手術後1週間はお風呂に入れず、外出時にはゴーグルのようなものを付ける
手術後1週間はデリケートの期間だ。目を切っているため、雑菌が入らないように徹底する必要がある。まず、1週間はプールや海水浴はおろか、お風呂にすら入れない。私の場合、ドライシャンプーを使うか、美容室でシャンプーをしてもらった。ゴーグルは非常にダサく、恥ずかしいので極力外出は控えていた。

・夜中の光の見え方が変わる
手術後は夜の街頭だったり、車のヘッドライトといった強い光の見え方が変わる。どのように変わるのかというと、ぼやーっとぼやけ、光の輪のような輪郭が見えるのだ。イメージとしてはこちら↓のような感じだ。

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手術後、1ヶ月経つとほとんどの人はこのぼやけ消える。ただ、一部網膜が通常の人よりも広い場合、このぼやけは消えない場合がある。ちなみに私もこのぼやけは最初よりだいぶマシになったが未だ消えない。このぼやけの現象と網膜の大きさについては事前に眼科医から説明があるから、参考にして欲しい。

・手術が失敗しても責任は誰もとってくれない
前述した通り、保険適用外のため失敗しても誰も責任はとってくれない。手術前にしっかりと誓約書も書かされるため、法的措置もできないだろう。ICLの手術をするかはここがかなりの関門だと思う。手術をすると決めているならば、腕の良い病院を選ぼう。私の場合、新宿の湘南美容クリニックで瀬術を受けた。

まとめ

結論、私はICLを強くオススメする。初期費用は高いが、これから一生コンタクトを買うのと比べると全然安い。もちろん、リスクもあるがそれは回避可能なものが多いのでしっかりと情報を見据えることが重要だ。施術を受けた後のリターンは驚くほど大きいので若い人に特に受けて欲しいと思う。

最後にアドバイスするのであれば、絶対に冬に手術したほうが良いことだ。頭を洗えないのは辛く、夏の場合匂いがひどくなってしまうと思う。人と会うことが前提のお仕事をしている方であれば、冬に長期の休暇もしくはフルリモートで手術した方がいいだろう。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また、未完成の記事が多く大変申し訳ございません。時間がある時に追記しておりますので、気が向いた時にでも確認していただけると幸いです。

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