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可否館@鹿児島天文館と幸せの3ヶ条

人生に偶然はない@喫茶A


今から20数年前。
内勤の仕事から外にも出る仕事に変わった。

気が進まなかったが、その部署の上司が退職者の後任として私に白羽の矢を立てた。

この上司により私の会社人生は大きく変わることになったがその時はやはり知る由もない。

当時は外に行く仕事と中の仕事を両方するハイブリッドだった。
その中で1つ大きなお客様を担当することになり、その場所は今でも繋がりがある。

そこにAさんがいらした。

応接セットがあり、毎回そこで飲み物やお菓子を出してくださり最長30分ほどお話をして、そこから担当の皆様と仕事をして、という感じ。

引き継ぎで週2回行くことと言われていたがとても厳しいので半年ほど通った後、仕事はちゃんとするので週1回にしてもらった。

その応接を私は喫茶Aと呼び、仕事も含めいろんな話を伺った。

ある時、そのAさんが『人生に偶然はないんだよ。すべて必然。』とおっしゃった。

その時どう感じたかあまり覚えていないけれど、今はやはり『出会う人は偶然ではないのだ』と何となく思う。

この方とも今もお付き合いはあり、昨夏は梅干しをいただいた。

可否館@鹿児島天文館

仕事で鹿児島に住んだことがある。

彼の地への転勤もまた必然だったんだと今は思う。

その地でまた大切な友人が増えた。

その一つの場所が可否館。
よく通っていたお鮨屋さんの向かいの地下にあり、鹿児島にいた時の私の癒しの場だった。

大好きな空間だった
また必ず行く
そしてみんなに再会する

オーナーさんが引き合わせてくれた方とのご縁は今も続いている。
オーナーさんともやりとりしている。

ここでもいろんな話を伺った。

誰に聞いたわけでもない。
北海道の友達が『ワインショップがあるよ』と教えてくれて行ってみたらその地下のお店の手前にこの可否館という喫茶店があったのだ。

紅茶党の私は、最初一度入ろうとしてやめた記憶がある。
そして2度目に顔を出した時に入ることにした。
コロナ禍でもあり、その時は私一人。

次に行った時にカウンター席に座り、それから定期的に通うようになり、常連のAさんやUさん、たまにお見えになりお手製のお菓子をくださる(これがまた美味しい)Sさんなど、ここで会えばお話しする人達との出会いがあった。

そのうち私もカウンターに座ったらここ、という席がなんとなく決まり、ここで過ごした時間は今でも大切な思い出となっている。

オーナーさんからのLINE

私が送った『最近、ありがとうが遠ざかり反省の日々』というLINE。

そのあと写真を送ったりしたのだが、お返事をいただいた。

それがここでつぶたいたペンキ画家ショーゲンさんの動画だった。
『お暇な時に見てみてね。』
とリンクをつけてくださった。


幸せの3ヶ条


こちらの動画でも話されている。

ショーゲンさんがアフリカに行くきっかけも動画で聞いてもらえたらと思うが(それは先のリンク動画の方が詳しい)、

その行ったアフリカのブンジュ村は古の日本人の教えを実践している村だった。

その村に入るにあたりショーゲンさんが言われたのが『幸せの3ヶ条』。

動画をスクショしました


毎日ご飯を食べられることを幸せに感じられるか。

おかえり、を言ってくれる人は家族でなくてもいい。

この幸せの3ヶ条ができるなら村に入っていいと言われて受け入れてもらうことになる。

またある時10歳くらいの子供たちの話の輪に入れてもらいたくて、声をかけたら断られる。
『ショーゲンの話は面白くない。』
面白くない理由は、
『話が作業の話ばかりだから。
心の会話ができるようになったら話してあげる。』と言われる!

10歳の子達に言われるのだ。

ブンジュ村の人達から、

『日本人がいかに素晴らしいか』をアフリカの地で伝えられたことをシェアしている動画。
(それも理由がある。)

ブンジュ村の村長のお祖父様がシャーマンで、夢の中で日本人からあらゆることを教わったということらしい。

不思議な話だけれど、その村に初めて入った外国人がショーゲンさん。
だから日本人が過去に来て伝授したわけではない。

そもそもその教え自体、今の日本人も知らないことばかりだと思う。

一つ目の動画の中で、
古の日本人は、小さな虫に伝言を頼めたというのだ。

だからブンジュ村の子供達がショーゲンさんのところに小さな虫を手の中に入れて、『この虫で◯◯さんにこういうことを伝えて(伝えるためにその人に飛ばして)』とお願いに来るという話も驚いた。

そんなことができたの?日本人?

とにかく百聞は一聞(動画だから一見でもよいか)にしかず。

聞いてみて欲しい。

きっとこの動画との出会いも必然だったんだろう。

幸せの3ヶ条、忘れない努力をする。

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