見出し画像

要介護5の母が利用しているサービス(在宅介護)

母の状態

一昨日書いたnote。

私の母は、要介護5で難病指定を受けている。
父と私も共に家で暮らしている。

2018年頃に、癌を患ったが近所の名医の先生がかなり早く見つけて初期も初期だった。執刀医も大学病院の腕の良い先生で問題なく良かったのだが、癌は問題ないのに床に伏せていたことが多かった(記憶)。

この頃私は仕事で地元にはいなかったので休みを取って父を助けていた。

何だかおかしいと思っていたが、
その後パーキンソン病になっていたことが判明。

私は仕事で忙しく、なぜ分かったのかそう言えばあまり覚えていない。
今度父に聞いてみよう。

ともあれ、母の不調は癌ではなくパーキンソン病だということが分かった。

父が一人で介護

私はたまにしか戻れなかった。
地元から遠いところにいたからだ。

弟もたまに戻って見てくれていた。

この時はまだ今より動けていたから要介護は3か4だったと思う。

父が何回言い聞かせても、動こうとして、転倒。
その骨折のせいで、要介護4となり、
やっと治って、私が転勤族を返上し、実家に戻ることになった直前の3月にまた転倒し、その骨折から要介護5になってしまった。

2度目の骨折がなかったらもう少し動けていたかもしれない。

この期間が約3年くらい。

小規模多機能(しょうたき)

利用している施設が昨年9月から小規模多機能に変わったことでだいぶ楽になった。

小規模多機能型居宅介護では、
「通い」「訪問」「宿泊」を組み合わせて、自立生活が実現できる。


食事だけ、時間単位の利用、必要な時に宿泊、といった臨機応変なケアができる。

とはいえ、我が家の場合は、
食事だけというわけにはいかないので入浴など身の回りの世話もお願いしている。

空きがなかなかないと思っていて、2年経たずに入れたのはラッキーだった。
(しかも本当に偶然、気になっていた所に入れたのだった。)

母の場合は、「通い」=デイサービスと「泊まり」を併用。
「訪問」は今利用していない。

母の1週間

月曜日 デイサービス

朝食は自宅で食べる。

その後施設からお迎えが来る。

入浴
昼食
レクリエーション
夕食
歯磨き

までして、帰宅する。
帰宅は早いから、寝るまでの間に、父がまたおやつなどあげると歯磨きが。
私としてはそのまま寝てもらいたいのだが💦

火曜日 在宅

午前中 訪問看護(医療保険)

爪切り
足湯
排便コントロール

などなど看護師さんがいろいろケアしてくださる。

午後 訪問リハビリ

理学療法士さんによるリハビリ。
手足を動かしたり、たまに歩かせたりいろいろ。

本当は外で歩いてもらいたいが、夏や冬は外に出ていないことも多い。
前より歩けなくなっている。

食事は3食とも自宅。
入浴は無理。
歯磨き、トイレも父と私で対応。

水曜日 在宅

午前中は何もなし。

午後、訪問リハビリ。
この日だけリハビリは男性の方。

食事は3食とも自宅。
入浴は無理。

木曜日 デイサービス

月曜日と同じ。

金曜日 在宅

火曜日と同じ。
看護師さんは火曜日と変わる。
リハビリの人も変わる。

土曜日 デイサービス

月、木と同じ。

日曜日 在宅

サービスの利用なし。
3食全て自宅だし、誰も訪問しないから、基本は父と私で母を見る。

上記以外のサービス

泊まり

ケアマネさんが、泊まりの予定を、早めに聞いてくださるから、要望を伝えて利用。

昨年夏までは私がいない時しか使っていなかった。

今は基本月2回。
コロナが落ち着いたから利用している。
最初、母が嫌がるし、かわいそうだと思ったがやっぱり利用できると全く違う。

父も最近ようやく利用の抵抗が薄れてきたようにも見える。

私は最近心配というか寂しく思ったりする。

2泊を2回すると6〜7万円くらいだろうか。
父が管理しているので詳細不明。
今度ケアマネさんに聞いてみよう。
(聞くと、怒るのだ。ちゃんとやってるから心配ない!と。)

福祉用具

福祉用具を借りている。

手すりと柱を廊下とトイレに設置した。

家を建てるならば、

廊下は広め
トイレも広め

がいいと思う。

可能ならばトイレの扉も引き戸にしたい。

医療保険と介護保険


最初にケアマネさんと話して、よく分からなかったのが、医療保険と、介護保険のこと。

在宅で訪問サービスを受けるのに、
医療保険と介護保険とで違っているということを知らず、ケアマネさんに何回も聞いてしまった。

母は難病指定があるから、月の医療費も一定額以上かからない。

小さな手帳を持っており、
病院に行く時
薬をもらう時
訪問看護を受ける時
にそこに記録しておき、通算して幾らかを把握しているのだと理解している。

確か月10,000円以上はかからない。

ケアマネージャー

母のケアマネさんは、小規模多機能にいるケアマネさんになる。

これも知らなかったが、それまでのケアマネさんから小規模多機能のケアマネさんに変わらないといけない。

なので、今我が家は、
元々母のケアマネさんで、今は父のケアマネさん、

母のケアマネさんの2人体制だ。

おまけ 父

母のケアマネさんが変わった際、
新しい方のケアマネさんから、
「お父さんが心配。ちょっと認知とか大丈夫?」
と言われたのをきっかけに、
社会と関わりを持ってもらうべく、

週一、運動に出かけてもらっている。
これは父のケアマネさんに手配してもらった。

本人は面倒がっているが、何とか行かせている。(が、たまに休む。土曜日に母がデイサービスに行っている時に利用。)

+++++++++++++

以上が、母の1週間。

デイサービスや、お泊まりの日の荷物や薬のチェックとか適度にやることはあるが、だんだんと慣れてきた。

一年一年、母の能力?が落ちている気はする。

先月の通院では主治医の、
『ここがどこだか分かりますか?』の質問に答えられなかった。

ショック。。。

でも、介助しないと身の回りのことはできないが、寝たきりではないので、今の状態が長く続くと良いなと思う。

なかなか話をしてくれず、
物静かな母。

もう少し話をしたいんだけれど。。

いつも遠くを見ていて、母の世界にいる。

私はもう必要ないのだろうか、。。

いろんなサービスをたくさん使って、家をベースとした介護生活をしている。

3回目の春を迎えた。

1日でも長く親が生きてくれますように。。。


鹿児島の友達からもらった霞む桜島。
幻想的。






お読みいただき、ありがとうございます。 いいなと思ってくださったら、サポートいただけたら嬉しいです。 いただいたサポートは美術館巡りの活動費に使わせていただきます。