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仕事と介護の両立

朝から雨。
久しぶりの雨な気がする。

昨日はドッと疲れたのと、ちょっと先のことが心配なのか、夜は何回も目が覚めてしまった。

ぐっすり眠れないのが回復しないんだと思う。

関係各者と打ち合わせして、母の退院の目処がたった。

施設難民にならないように、何とか早く退院したいとお願いして。

ただ今すぐ家に戻れないから、戻す準備をしながら、しばらくは施設にいてもらう。

骨折前の暮らしとは変わるから、また施設と自宅を併用する場合、私も父も諸々慣らしが必要。
家のトイレや玄関のアプローチ対応もしないといけない。

だから、介護休業をとりたいと思う。
遠距離介護の時、介護が本格化した時も忙しく、また私の知識不足もあり取れず大変な負担が父にかかり、ケアマネさんからはいつ地元に戻れるか聞かれた。

今回は私のせいでもあるし、ちゃんと制度を活用して安定化したい。
同僚には申し訳ないけれど、
会社に私の代替はいても、母に私の代わりはいない。


東京商工リサーチ(TSR)は企業を対象に、介護離職についてアンケート調査を実施した。厚生労働省は、育児・介護休業法の改正に向けて動き出したが、企業の約4割(38.0%)が「仕事」と「介護」の両立支援が十分でないと回答した。介護だけでなく、「休暇がとりにくい」との回答も15.6%あり、支援制度の周知と同時に、休暇取得に対する周囲の理解が進まないと、ますます介護離職が増える可能性が高い。

 東京商工リサーチは10月、介護離職に関するアンケート調査を実施した。それによると今年8月までの1年間に介護離職者が発生した企業は10.1%で、このうち正社員が65.3%を占めた。仕事と介護の両立支援をマニュアルなどで明文化している企業は50.2%と半数だった。だが、介護離職者の54.5%は、過去1年間に介護休業や休暇などの制度を利用していなかった。

 企業の約4割(38.0%)は、両立支援の取り組みが十分と考えていないが、代替要員の確保が難しいこともネックになっている。また、支援制度の浸透だけでなく、周囲への配慮からか休暇が取りにくいなどの回答も目立った。将来、介護離職者が増えると考える企業は64.5%に達した。

https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1198090_1527.html

分かる。

社員も会社も、

代替要因の確保

が難しいのだと思う。

育産休暇はもう当たり前になった。

私が若い頃は、転勤したら女性が辞めるのがディフォルトだった。
転勤先に女性が着いていって、勤務するということは叶わなかった。
制度がなかったから。
今は可能になっている。

介護はなかなかしている人がいなかったり、その程度も人により異なる。
通院のフォローで単発で済む人もいれば、在宅も含む介護もあるだろうし、専業主婦の奥様がいたら平日は任せてしまう人もいるだろう。

通院のフォローも、歩ける人に付き添うのと、家みたいに車椅子がないと無理な場合とでも異なる。

育児もそうだとは思う。

ただ、
子供の人数、祖父母や配偶者の支援度合いによっても異なるものの、
・保育園に入れたら基本は毎日行ける
・できることが増えていく

のは介護との違いだと思う。

施設の要員によっては、デイサービスの空きがないから毎日使えなかったり、できることは基本的には減っていき、できないことが増えていく。

あと子供より大人は大きいから、排泄の介助の負担も異なる。

どちらが大変かということではなく、育児はしている人が増えて、(20年前の職場にはほとんどいなかった)ある意味、当たり前の存在になった。

介護もそうなる日は来るのだろうか。

とにかく、いろんな方々のおかげで、母は小規模多機能に戻れそう。
ありがたい。

使える制度は使わせてもらって、対応していきたい。

身体が痛い。
レスパイトしたいな。

レスパイト入院という制度もあるらしい。

まだまだ知らないことが多い。
仕事と両立するためにも、調べたり学んだりが必要だ。

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