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存在を忘れない


人の死は悲しい。

人の死は2つあるという。

1つは肉体の死。
もう1つはその人を覚えている人が世の中から誰もいなくなった時。

これは聞いたことがあることだとは思う。

この小林正観さんの『22世紀への伝言』の中にも記述があり、

正観さんのお話に涙がじんわりと出てきた。

以前、noteに、こんな記事を書いた。

私の大事な人が、亡くなった。
自分の半分をもぎとられたような、
これからどうしよう、
信じられない、
絶望感しかなかった。

立ち直るなんて無理、と思い、ただただ泣き暮らしたけれど、
まだ私は生きている。

そして、冒頭の話で言えば、その人はまだ生きているのだ。

絶対に、存在を忘れない。

忘れるなんてできないほど、たくさんの幸せな気持ちを私や周りの人に与え続けてくれたから。

今もまだ与えていると思う。
そんな人と出会えた私は幸せなのだ。

タイトル画像に湖を選んだのは、その人のイメージが、青色、物静か、穏やかだから。
北海道の美しい青く静かな湖面を選んだ。
安心感もあって山のようでもある。
とにかくいつも私を守ってくれた大きな大きな存在だった。

存在を忘れない。

また今月お墓に逢いに行く。

本当にありがとう。
私は幸せだったと、もう少しの時間差でまた会えるから待っていてね。

そう、伝えるために。

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