特別展『やまと絵』受け継がれる王朝の美
東京国立博物館
久しぶりに、本当に久しぶりに訪れた。
JR上野駅の公園口から徒歩10分弱。
駅前の銀杏は葉を落とさず、美しく黄金色に輝いて迎えてくれた。
やっぱり空が美しく、空気が澄んだ冬が好き。
やまと絵〜受け継がれる王朝の美
明日までの特別展。
かなり前から今日を予約していた。
大学時代の友達と見に行った。
素晴らしかったのだが、たくさんあって咀嚼しきれていない。
そして本当なら会期中何回か行きたかった。
(展示作品が入れ替わるから)
一言で言うと大満足。
そして、もう一度ゆっくり見たい。
が、悲しいかな明日まで。
国宝の数も多く、展示作品は216!
とても見応えのある特別展。
これは複数回、平日に行きたかった。
和漢朗詠集
どうでもいいことだが、『わかんろうえいしゅう』と打つと、朗詠が漏洩に変換される。
時代を感じるわ。
さて。
『和漢朗詠集』てどんなものだった?
記憶を辿る。
歴史で習ったはずなのに。
情けない。
国宝の名筆も素晴らしくて、読めないながらも、時折分かる文字をたどりながら、鑑賞してきた。
絵を見るより時間を要する。
病草子(やまいのそうし)
国宝。
こちらのリンクにあるものの実物を見てきた。
そもそも、この『病草子』なるものを初めて知った。
故に見るにとどまる。
まだまだ勉強しないといけないことが多々あるわ。
日本絵巻史上の最高傑作〜四大絵巻
『源氏物語絵巻』
『信貴山縁起絵巻』
『伴大納言絵巻』(これは今日は展示なし)
『鳥獣戯画』
いずれも国宝。
『源氏物語絵巻』は夕霧の場面が展示されていたが、こちらも時期により展示場面は変わる。
なかなかこのような国宝を見る機会がないからとても楽しくてあっという間に時間が過ぎた。
『伴大納言絵巻』が見られなかったのは残念だけれど、私の好きな出光美術館(再来週行くつもり)に所蔵されているから、いつかまた見る機会があればと思う。
三大装飾経
それぞれ、特色があってこれもじっくり見てしまった。
見られる箇所は一部。
でも巻かれた長さを見ると、これを作る根気はいかほどのものだろうと、おかしなところが気になったりして。
そして、こんな昔のものを今見ることが出来るのもすごいことだ。
古文書を読みたい
もっと若い頃から学べば良かった。
今の私には英語よりニーズがあるわ。
こんなサイトを見つけた。
展示作品の中には、日記もある。
まさか書いた本人は、1000年くらいあとに自分の書いたものがこんな大勢の人の目にさらされるとは思ってもいないことだろう。
ともあれ、読めるようになったら楽しいだろうなあ。
出品目録
これを見ていると、本当にいろんなところの所属品が一堂に介していることが分かる。
国(皇居三の丸尚蔵館)の所属品もあった。
これも今行きたい展覧会。
『皇室のみやび』
会期が長いから、今回の反省を踏まえ、複数回行きたい。
他にも静嘉堂文庫、三重で行った、神宮徴古館や愛知の徳川美術館、九州国立博物館や京都や各地のお寺所蔵まで多岐に渡り、まだまだ全国行きたい美術館、博物館がある。
時間が足りない、とため息。
おまけ
最後ミュージアムショップで買い物をした。
缶が欲しくて買ったのはこちら。
常時買えるもの。
訪問看護と訪問リハビリの方にも出そうと思う。
中身より外の缶目当て。
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作品点数が多く、ちょっとくたびれたが行ってよかった。
やはり行きたいのは早く行かないと、もう一度見たい時に間に合わないので次からはなるべく早めに行きたいと思う。
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