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旅先でアート🎨(リサ・ラーソン展@帯広)

旅先でアート

旅行先で美術館に行くことはあるだろうか?

私の場合、美術館が目的の旅もあるし、旅先でふらっと行くこともある。


今回は温泉メインだったので、あまり何にも決めずにとにかく飛行機に乗った。

人によっては、せっかくの旅なのに美術館?てこともあるかもしれないが、私は結構好き。

観光名所だけ巡るのが旅ということでもないし。

当たり前だけれど美術館はいろんなところにあるから、もしそこで気になるものがあったら見るのもおすすめ。

リサ・ラーソン展@帯広美術館

トムラウシ温泉で、この展覧会の案内を見つけた。
割引券もあった。
もしかしたら行くかもと、もらっておいた。

知られざる創造の世界
リサ・ラーソン展

熱烈なファンでもなく、現代アートは今年になって見始めたくらいで今も積極的にというよりは、機会があれば行く程度。

今回もトムラウシ温泉の温泉がメインでそもそも街中に出てくると往復だけで時間を取られるから、あまり何にも決めていなかった。

強いて言えばランチを予約したくらい。あとはノープラン。

このランチのレストランのオーナーもこれを見てきて良かったとおっしゃるので、それならばと行ってきた。

赤と白のシマシマのネコみたいなのは
見たことがあった
マイキーというらしい
北海道立帯広美術館

知らなかったが今年の3月の鹿児島市立美術館からこの展覧会はスタートしているらしい。

リサ・ラーソン

リサ・ラーソンは、スウェーデンの陶芸家。
若くして、スティグ・リンドベリという人に見出され、スウェーデン最大の陶芸製作会社Gustavsberg(グスタフスベリ)社で活躍。
その後独立して、芸術活動を継続し、90歳を超えた今でも精力的に創作をしているとのこと。

配偶者も芸術家。
子供を産みながらも、陶芸家として活躍し続けた働く女性の先駆けでもある。

そのリサ・ラーソンの初期から近年までの代表作が展示される他、ユニークピース(一点物の作品)、初公開となるガラスやブロンズ作品、スケッチ画などがかなりの点数展示されていて、私が行った日は最終日だった。

展示室は撮影禁止
これはグッズ売り場にいたネコたち

そもそも動物にさほど興味はないので気になっていなかったのかもしれない。

でも、最近興味がなくても幅を広げようと思うところもあり踏み入れてみた。

彫刻自体もまだあまり見たことがないからよく分からないものの、やはり評価を得ている人の良い作品を見ていくことは見る目を養うのに必要だと思って。

感想

動物にあまり魅かれない私ではあるが、彼女の動物のシリーズはちょっと可愛らしいと思ってしまった。

動物は苦手なのに北海道に来るとつい蝦夷鹿とかキツネに遭遇すると喜んでしまう。
今回の旅は最近ずっとご無沙汰だったキツネに何回か遭遇して嬉しかった。(キツネはすぐ逃げてしまうからなかなか写真が撮れない。)

可愛さを残しデフォルメされた動物たち。
人気があるのも分かる気がする。

実写的な作品ではない。
彼女というフィルターを通すと動物はこんな風に変化するんだなぁと。

カバとかライオンとかいろんな動物がリサ・ラーソン風になっている。

動物の作品は、泥漿鋳物と書いてあったから泥を型にはめて焼いているのだろうか。

展示メインで作り方の工程をもう少し知りたかった。

あとは『家』の作品も良かった。
展示品ではないが、こんな作品。
正面だけ。


昔の作品があり、リスとゾウとカバが可愛らしかった。
友達といいね、なんて話していたものの現代アート超初心者🔰。

先月万華鏡に手を出したばかり。
踏みとどまる。

ちなみにいいなと思ったリスは、13万円ちょっと。
まだ存命の方だし手頃なのかもしれない。

特段動物好きでもなく、どうせ買うならいくつか買ってZOOっぽくしないとつまらないかなと思って。

我が家は北欧テイストではないから調和も難しい。

北欧テイストのカフェの窓辺などに、さりげな〜く置いてあったら良さそう。

山の上ホテルには、リサ・ラーソンのライオンがいたような気がする。

食事は行くものの都内だから泊まったことがなく、いつか泊まりたいところ。

話が逸れた。

また開催した時行くかは分からない。

でも見に行って良かった。とは思う。

次は滋賀県で開催。

2023年9月9日~11月19日
北海道立帯広美術館

2024年3月2日~5月28日
滋賀県陶芸の森陶芸美術館

2024年6月~8月予定
岐阜県現代陶芸美術館


少なくとも、『何を作っているか』は分かる作品だから☺️

現代アートデビューには、良さそう。

やはりまだまだ現代アートは難しい。
見ていないから、比較の対象も私の中になく好みか否かの基準がない。

少しずつ見る機会を増やしていきたい。

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