ミニストップの完全無人店
日本の小売業で無人店が広がり始めた。
日本の小売業の無人店展開は海外より遅れている。
例えば中国ではビンゴボックス、アメリカではamazon goという無人店が出ている。
今回ミニストップは企業オフィスに入っている店舗に限定して11月から無人店をオープンさせる予定だ。
ミニストップが始める無人店舗は商品棚を2~3つ程度並べた小型店で、広さは3~10平方メートルとオフィスの一画に設置できる。店員は置かずにセルフレジで客が商品のバーコードをスキャンし、ICカードなどキャッシュレスで決済する。
確かに現在のサラリーマンはICカードなど使ってそう。
商品は飲料や菓子、カップ麺といった賞味期限の長い食品や雑貨類の100品程度に絞る。通常のコンビニにあるおにぎりや弁当は補充や廃棄の手間がかかるため扱わない。出店費用は数十万円と5000万~1億円とされる通常のコンビニより大幅に抑えられる。
生物などは置かないことから完全に間食に限定する予定だ。
また驚くべきは出典費用が500倍以上に抑えられるということ。
従来1店舗出すお金があれば、今回は50店舗も出せる。
新型コロナを受け、本社でなくシェアオフィスや郊外のサテライトオフィスで働く人が増えている。仕事の合間に気軽に軽食などを買える窓口として需要が高まるとみて、早期に首都圏で1000店体制に広げる。
ライフスタイルの変化
本社ではなくシャアオフィスや郊外のサテライトオフィスで働く人が増える
デロイトトーマツグループの藤井剛パートナーは「コロナ禍でも無人店舗を含めた非接触経済は飛躍的に成長する。25年までにアジア太平洋での市場規模は現在の3倍の300兆円超になる」と指摘する。
小売業などを含む非接触経済はこれからどんどん進むらしい。
出典:ミニストップが完全無人店:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO65415020T21C20A0MM8000/
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