子育て感謝ー思春期救うベビーマッサージ・ふれあいの習慣

順調にいけば来春子どもが巣立ちます。毎日濃く目まぐるしく過ぎ去りました。あっという間です。自分も大きく変わりました。たくさんの宝物でいっぱいです。振り返って、子育てでよかったなと感じていることを書き出してみます。
思春期になると親子の距離感が難しくなりがちです。今回はそんな時期に役立ったベビーマッサージやお灸といったふれあいの習慣について書いていきます。

◼️ベビーマッサージが流行っていた
子どもが生まれた頃ちょうどベビーマッサージが流行っていました。育児といえば母親メインの時代でもあったので、先輩ママが教えてくれるような会がいろいろありました。
保育園でも子どもの育ちに大切と、いろいろ体操したりマッサージしたり。お灸や整体など含め、丈夫に育つように、しなやかに育つようにと、毎日子どもに触れていました。
子どもも気持ちいいのは好きですから、ママお灸して〜モミモミして〜と、寝る前にマッサージすることも多かったです。
本を読みながら揉んだこともありますが、心もほぐれる時間なので、今日何したの〜とか、いろいろ子どもの話を聞く時間になることが多かったです。

◼️調子が悪いと声をかけてくる
そんな育ちもあり、何だか身体の調子がおかしいぞという自分の変化に敏感な子に育ちました。
口内炎ができた、筋肉痛だ、なんかだるい…
これはマッサージだな、お灸だな、と訴えてきます。

◼️調子の悪さは身体も心も
疲れているのはきっと身体だけじゃなく、心もなんでしょうね。
思春期バリバリの時は、私の座っているソファの隣に乱暴に横たわり「いかにもモミモミして欲しそうな背中」を見せてきたり、さらにぐいっと押し付けてきたり。笑いを堪えるのに必死でしたよ。「おや!揉みがいのありそうな背中!」とか言いつつ、「ちょっと揉んであげようか?」とマッサージしました。
思春期なんかほぼほぼ部屋にこもりっきりです。だからこそマッサージの時間の貴重なこと!子どもが唯一「急がずもっと長くこうしていたい」という母親との時間ですね。
昔からそうだったように、マッサージの時間は子どもが徒然に自分のことを話してくれる時間。別の記事で書きますが、親業だったり、パラダイムシフトコミュニケーションだったりでかじったものを細々思い出しながら、聞き下手なママなりに子どものお話楽しんできました。

◼️話したいからマッサージやお灸と言ってくる
思春期も超えた今は、身体の方でなく、何か話したいんだな、話しながら整理したいんだなというタイミングで声をかけてくることの方が多いです。
高校生になると進路や将来など、結構難しいことを考える機会も多くなります。うちの子は「全くノーアイデアです」というタイミングより、「ちょっと考えたので報告」だったり、「ひとにぶつけてみる1打目」というタイミングで話したいタイプなんだなぁと思いました。
見ていると、においというのも結構大事なファクターですね。お灸の匂いにつられて、うちの子は思い出話や古い経験に頭が向くようです。

◼️こっちこそモミモミしてほしい疲れた私が受け入れてあげられたのは…
昔先輩ママが、目の前の子どもの姿に関してこんなことをおっしゃっていました。子どもだって学校社会や子ども社会でがんばって帰ってくる。家でダラダラしてるところだけ見えると気になってしょうがないけど、学校含めたその子の世界の一部の断面しか見えてない…と思うと「そうね、学校でがんばってるのね、お家がリラックスできるところになっていて良かったわ」と思えてくる…。これをうかがって私は随分気持ちが落ち着いた覚えがあります。実際はどうかわかんないけど、リラックスしている家でママがガミガミ言わないだけでも子どもにはいいですよね。夫婦も同じ気がしますね。会社でもそうですね(お客様との会議の後チーム会議でリラックスしている上司とか…)
そして別に子どもにしたことを子どもから返してもらわなくてもいいので、私は夫に疲れた〜とマッサージしてもらいます!そして夫がちょっと疲れてそうな時、寝る前やテレビ見てる時に、マッサージしてあげています。

◼️やってあげてやってもらってでの学び
やってもらう側もやる側も、どっちも経験する事って大事だなと思います。お願いする前に、やろうか?と言われると嬉しいんですよね。お、わかってくれてるというだけで気持ちが上がります。
そうすると子どもにも夫にも、察して無言で揉んであげたり、誘ったりしてあげられるようになりますね

今回は、親子の距離感が難しくなる思春期以降、対話の時間を作ってくれたベビーマッサージやお灸といったふれあいの習慣について書きました。
ベビーマッサージの狙っていた世界壮大だわ〜恩恵までの時間長いですが、オススメです!

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