下垂体腺腫の退院と退院後の生活に向けた準備

2023年3月に浸潤性下垂体腺腫の内視鏡手術・2週間の入院をしました。振り返ってこんなことがあったな、ということを書いておきます。人それぞれだと思いますが、困っている方があれば参考にしてください。
今回は退院と退院後の生活に向けた準備です。

入院するぞと病院に来た時の元気な状態とは打って変わり、退院する時には物は増えているし、身体の状態も心配だし…どうやって退院して帰宅するか、そこからの暮らしに持っていくかシミレーション大事だなと思いました。

◼️診断書取得
今回入院前に会社に申請していた休職期間に変更がなかったのですが、変更がある場合は退院時に診断書をもらうための手配が必要でした。

◼️保険請求
今回私は私の入っている保険請求の対象外でした。悪性ではないので。人によっては保険請求ができるかも。チェックして退院前に必要な書類を書いておいてもらうと便利です。

◼️調剤薬局の確認とお薬アプリダウンロード
薬局によって案外品揃えは違うもので、病院近くの調剤薬局が一番安心です。下垂体腺腫ではなく整形外科でしたが、5箇所ほどたらい回しになって、結局病院の隣の調剤薬局に戻ってきたという経験があります。
調剤薬局のお薬手帳アプリによっては、処方箋を事前に写メで送ると、薬局に到着する頃には準備終えているところもあります。万が一薬がないと電話やメールが来るので無駄足踏まずに済むしオススメです。
アプリはお薬手帳と服薬管理両方できるものが便利でした。調剤薬局を複数から選べる状況だったら、アプリの使い心地結構違うので、いろいろ入れて試してみて、アプリでどこの薬局使うか決めるのも良いです。
家の近くと病院の近くと両方に同じ系列の調剤薬局があると一番いいです。

◼️退院時の荷物の運搬
絶対無理しないほうがいいです。家族に頼むか自宅に送りましょう。
スーツケースを持って入院して、病院のコンビニから家に荷物を送ると便利です。クロネコの「スマホから荷物を送る」を使えば送付状書いたりも省けます。
病院かその近くのコンビニが対応していないか、サイトで調べました。

◼️帰宅ルート
絶対無理しないほうがいいです。家族がどうしても同行できなかったので、荷物を送ってほぼ手ぶらの状態で1人で帰りました。入院中低ナトリウム血症で2回瞑想神経反射で失神したので、ナトリウム値戻ったとはいえ、とても怖かったです。
私の入院先は、どの駅からも10分くらいで、家からの行き方も複数。いつもは早くて安いルートで通院していました。退院時は家までのタクシーが捕まえやすく、乗り換えが最小のルートにしました。
2週間の入院でしたが合併症もあったしふらふら。こんなに体調悪く帰ると思わなかったな…と駅で電車を待ちながら思ったことを思い出します。
こういう時は乗り間違ったりもしやすいもの。可能なら入院前にルート試しておいた方が安心でした。

◼️退院後の生活
退院したものの数日間は家事の戦力外といった状態でした。
家族に甘えて無理しないで暮らしましょう。
服薬管理!
そして鼻うがい!!継続、継続
調子が悪かったら、まずは外来に相談
私は様子がおかしくて退院後あまり間を置かずに通院したのですが、脳出血痕があってびっくりしました

体調変化はメモをしておくと便利です
におい、味、視界、視力など、感覚的なものの回復具合は分かりにくいので、気がついたことをメモしておくのも励みになりました

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